育児中、ママの体調不良を放置してしまってることはないですか?特にワンオペ育児中のママや仕事と育児を両立しているママは、日々の忙しさの中、自分の体調不良なんて後回しになってしまいますよね。しかし、育児中の体調不良を放置していると、取り返しのつかないことになる場合も…。本記事では忙しいワンオペママやワーママでも叶うマインドフルネス習慣をご紹介します!
1.ママの体調不良、放置していませんか?
世の中のママさんたち、ご自身の体調管理はちゃんとされていますか?
40代になると女性ホルモンが大幅に減少し、ホルモンバランスの崩れにより様々な不調が現れてきます。
・月経不順
・だるさ、疲れやすさ
・頭痛
・急激な体重増加 など
このような体調不良に最近悩まされているママはいませんか?
これらの体調不良を放っておくと、命に関わる病気にまで悪化してしまうことも…。
しかし、子育て真っ只中のママは毎日忙しく、病院に行く時間も、休養をとる時間もなかなか取れませんよね。
特に、お仕事をされているママやワンオペ育児中のママは、自分の体調不良なんて後回しになっていませんか?
2.体調不良を放置した結果、育児ができなくなってしまいました…。
私は、10年間で3人の子どもを出産し、仕事に子育てに忙しい毎日を過ごしてきました。
末っ子を産んだのは38歳の時。
高齢出産一歩手前の出産でしたが、体力には自信があったので、3人目の育児もなんとかこなせると思っていました。
出産後、6ヶ月で職場復帰し、3人の子どもたちの育児と仕事をワンオペで必死に頑張りました。
ワーママがワンオペで3人の子育てをするのは、想像を絶するほど大変で、1日1日を生きるのに本当に必死でした。
寝る時間も少なく、休む時間も少ない…。
生理不順や貧血、気分の浮き沈みなどの体調不良を自覚はしていたのですが、病院に行く時間なんて、当時の私には全くありませんでした。
そんな毎日を過ごしていたある日、突然、私は朝起きれなくなってしまいました。
・起きるとめまいがする
・動悸がする
そのまま、入院することになったのです。
これまで病気も怪我もほとんどしたことがなく、健康だった私がまさか入院することになるとは…。
思いがけない出来事でした。
入院することで、子どもたちは祖父母たちの世話になることになったり、夫は仕事を休まなければならなかったり。
周りの人たちにいっぱい迷惑をかけてしまいましたし、何より子どもたちにたくさん心配をかけてしまいました。
3.体調不良は体からのSOS!
幸い、検査の結果、大きな病気は見つからず、自律神経の乱れと過労からくる貧血ということでした。
10年間、必死で頑張ってきた仕事と育児の両立。
その疲れと40代から訪れるホルモンバランスの乱れが重なって、動けなくなってしまったのです。
女性の更年期障害は女性ホルモンの1つ「エストロゲン」が加齢により減少することによって現れる不調です。
「エストロゲン」の分泌は、自律神経と同じ脳の視床下部というところでコントロールされています。
そのため、女性ホルモンと自律神経はお互いに強く影響し合っているのです。
私の場合、立ちくらみや疲れやすさ、生理不順や月経過多など、ずっと「そろそろ休んだほうがいいよ!」と体がSOSを出してくれていたのに…。
「仕事と育児が忙しい」と無視し続けた結果、ホルモンバランス・自律神経が乱れてしまい、最悪な事態を招いたのです。
4.忙しい育児中でも叶う『マインドフルネス』
このことをきっかけに、私は自分を大切にする生活を心がけるようにしていきました。
自立神経を整える方法として、薬の服用や運動、食事など…様々な方法がありましたが、私に一番合ったのは『マインドフルネス』という考え方でした。
毎日、数分程度、マインドフルネス瞑想の時間を作り、自分自身の声に耳を傾ける時間を作ることで、今感じていることに気づけるようになりました。
マインドフルネスとは、『今、この瞬間』を大切にする生き方のこと。
マインドフルネスの実践により、ストレス軽減や集中力の強化などの効果が得られるとされることから、世界中で大きな注目を集めています。
マインドフルな状態になるための方法が「マインドフルネス瞑想」です。
本記事では、私が毎日実践しているマインドフルネス瞑想とその応用についてご紹介したいと思います。
◆①朝の瞑想
起床後・・・3分
朝の起床後の瞑想は、まだ子どもたちが起きていない時間に、布団の上でもできるので、継続がしやすい習慣です。
すっきりとした気持ちで、今日1日をスタートしたい方におすすめです。
◆②昼の瞑想
仕事の休憩時間・・・5分
昼の休憩時間の瞑想は、仕事と仕事の合間に行うことで、リフレッシュができます。
休憩時間に瞑想を行うことで、午後からの仕事へ集中力を高める効果があります。
◆③夜の瞑想
就寝前の時間・・・5分
夜寝る前の瞑想は、寝た状態でできる瞑想です。寝つきがよくなり、睡眠の質を高めます。
5.育児中のママに実践してほしい!マインドフルネス応用
育児中のママは、自分のできていないことに目を向けがちになり、自己肯定感が低くなりがちと言われています。
ワーママはそれに加え
「自分は仕事と育児の両立ができない」
「私は怒ってばかりのダメな母親だ」
「仕事ばかりで子どもに寂しい思いをさせてしまっている」
このような自責の念が常に湧き上がってくることもあり、さらに自己肯定感が低くなってしまいます。
そんな時は、ぜひ自分自身で自分の思いを労わってあげましょう。
例えば…
・当たり前にしている洗濯も
「みんなが清潔な服を着れるのは、私が洗濯しているおかげ!私、えらい!」
・ちょっと仕事をがんばった時は
「今日は、めちゃくちゃ頑張った!頑張ったご褒美に、ちょっと上等なチョコレート買っちゃおう!」
・頑張れなかった時も
「頑張れない日だって、あるさ!今日は体が疲れているから、自分をいたわる日にしよう!」
今の自分が必要としている言葉を、自分自身にかけてあげましょう。
私は、この習慣を毎日継続することで、蓋をしていた自分の気持ちと向き合うことができるようになりました。
そして、自分を労わることができるようになったことで、夫や子どもたちにも穏やかに接することができるようになりました。
また、ライフワークバランスを上手にとれるようにもなり、仕事と家庭の両立に難しさを感じることがなくなりました。
「マインドフルネス瞑想」は、1回の実践でも一時的なストレス軽減効果やリラックス効果が期待できるとされていますが、基本的には毎日の実践を継続して行うことで効果が継続します。
本格的に「マインドフルネス瞑想」を実践するのにはハードルが高いなぁと感じているママも、1日数分『今、この瞬間』を感じる時間を作るだけでも効果はあるはずです。
まずは、気負わず、頑張りすぎず…
1日数分だけでいいので『今、この瞬間』を感じる習慣を身につけていきましょう。