1 ギフテッド(2E)男子が学校に行きたくないのは居場所がないって感じてるから⁉︎
こんな子いませんか?
友達が好きで友達もいるのに学校が苦手!な子、授業についていけていないわけでもないのに学校に行きたくないと言っている・・・。
お母さんがなんで学校に行きたくないの?と聞いても授業がつまらないから、なんで5分でわかることを45分かけて学ぶの?いく意味無いじゃんって、言ってる子。
授業がつまらないなら、無理に行かせてもしょうがないと思って、休ませても家にいてもつまらないとゲームやYouTubeばかりやっている。
このままでいいのかな?と悩んでいるお母さんはいませんか?
もちろん、無理やり学校に行かせてくださいとは言いません。
けれども、本当はお友達と一緒にいたいのに、学校にいるのが辛くて学校に行けていない子もたくさんいます。
では、なぜ、友達といたいのに学校に行かないのでしょうか?
授業がつまらないから?
それ、本当ですか?
ギフテッド男子は、大人が思っている以上に周囲のことに気がついています。
学校は行くところだと知っています。
授業がつまらないくらいなら、つまらないように空想の世界で遊ぶ、他のことをすることで時間を潰すことだってできますよね。
じゃあ、なぜ、学校に行くことが嫌なのか?
それは、授業中は立ち歩いては行けない、宿題は全てこなさなければいけない、〇〇すべきを理解して、できて当たり前だと思っています。
けれども、発達の凸凹があるとそれがうまくできなくて、授業中、落ち着きがなくて注意される僕はダメな子だ、忘れ物をする僕はダメな子だ・・・。
ネガティブな記憶がたくさん溜まっていき、自分はダメな人間だ、必要ない人間なのではないか?
そんな風に思ってしまうことがあります。
そして、ダメな人間だから、頑張らないとと言うプレッシャーを感じて、ストレスが多くかかるようになるのです。
2 居場所がないから自分で創ろう!
では、お子さんが自分のことをダメな子だと思ってしまうのは、お母さんの接し方が悪いのではなく、お子さんに『前向きな気持ち(自己有用感)』が育っていない。ただそれだけです!
つまり「前を向く力(自己有用感)」未来を見る力とも言えます。
前を向く力(自己有用感)、僕は役に立てる人間なんだと言う感覚が育っていないと未来に希望や楽しみを見出すことができないため、いつまでも自己肯定感が育たない、すぐに諦める、居場所がないと感じてしまい、孤独を感じてしまうのです。
それでは人として強く生きていくのが難しいんです!
自分に才能があるとは思えずに、才能を伸ばすための行動が起きていかないのです。
なので、前向きな力を育てて、自分の居場所を作れるようになりましょう。
3 どうしたら、居場所ができるの?
では、どうしたら、前を向く力(自己有用感)が育つのでしょうか?
それは、一番近くにいるお母さんが感謝を示してあげることです。
いつもの行動に対して、ありがとうを伝えることです。
その時のポイントは、何をしてくれたのが嬉しかったのか?してもらって、どう思ったのかを伝えることです。
例えば、「ゴミを拾ってくれて、ありがとう。綺麗になって、ママ嬉しいよ。」
できることが当たり前だと感じやすいギフテッドの子にとって、ゴミを拾うことは当たり前です。
普通のことをできただけ。そう思ってしまい、感謝の気持ちは伝わりません。
けれども、「綺麗になって、ママ嬉しいよ。」と言う言葉が加わることによって、ママを喜ばせることができたことに子どもは気が付きます。
役に立てたことを実感できるようになります。
ぜひ、お子さんに『感謝する』声かけをしてくださいね^^