学校が苦手なギフテッド(2E)男子が学校に通いやすくなる先生とのコミュニケーションの取り方~先生を味方につけるコツ~

ギフテッド(2E)男子は、学校に通うには先生の協力が必要です。けれども、問題児になりがちなギフテッド(2E)男子が先生を味方につけるのには、ちょっと工夫が必要なんです。その工夫をこの記事では、紹介します。
 

1 ギフテッド(2E)男子の学校が苦手な理由

 
 

ギフテッド男子は、学校が苦手です…

 

 

なぜ、ギフテッド男子が学校が苦手になってしまうのか?

 

 

ずばり、できないことを指摘されることが多いからです。できていないことを自分で理解していて、上手にできるようになりたいのに、うまくできない。

 

 

だから、できないことを指摘されるのがつらいのです。。。

 

 

では、なぜ、先生はできないことを指摘するのでしょう?

 

 

先生が生意気なギフテッド(2E)男子のことを嫌いだから?

 

では、ありません。

 

先生は、できないところを指摘して、できるようにしてあげようとしてくれているのです。

 

 

このできないところを指摘して、できるようにするという教育の方法が、従来の日本の学校教育の『しつけの形』です。

 

 

しかし、従来のしつけは、ギフテッド男子には通用しません。

 

 

できないところを指摘するとギフテッド男子は、『僕は、できない子なんだ。』とうつうつとしたり、『先生は、僕を攻撃する敵だ!』と攻撃的になることがあります。

 

 

『僕は、ダメな子だ…』

『先生は、敵だ!』

どちらになっても不登校やうつ病など問題がドンドン大きくなっていってしまいます。

 

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だから、先生には、できないところを指摘しないで欲しいですよね。

 

2 ギフテッド(2E)男子が学校の先生に協力してもらえない理由

 

じゃあ、先生にできないところを指摘してください。ってお願いできますか?

 

 

お願いするの難しくないできますか?

 

 

難しいですよね。先生も子どものためを思って指摘してくれているんですから。

 

 

そんなこと言えないっていうお母さんも多いのではないでしょうか?

 

 

私も、なかなか言えませんでした^^

 

 

だって、相手は教育のプロ。私は、当時、発達科学コミュニケーション(発コミュ)を知っただけの専業主婦。。。

 

 

教育のプロである先生にそんなこと言えない!と思った私は、考えました。

 

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どんな風に考えたかというと、先生にお願いしなくても、先生の注目が息子のできた!に注目しちゃう方法はないかと…

 

 

そこで、私、思いついちゃいました♪

 

 

先生が息子のできないところに注目するのではなく、息子のできた!に注目してくれるようになる方法^^

 

 

3 学校の先生を味方につけるコツ

 

その方法とは、先生とお話しするときは、先生が子どものできた部分に注目するように会話するということです。

 

 

どういうことかと言うと、先生との会話の中にほんの小さなことでいいので、

 

 

息子ができるようになってきたこと

もしくは、

できたこと

を伝えて、それができるようになったお礼を先生に伝えたのです。

 

 

そうすると、だんだん先生が息子のできるようになったことに注目してくれるようになり、私に『今日は、○○できたんですよ。』とできたことに注目して、話をしてくれるようになりました^^

 

 

息子のできたを報告しあう関係♡が先生とできるようになってくると、先生との会話が楽しいものになり、二人で協力しあえることが増えていきましたよ♪

 

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もし、今、先生と協力し合えず、一人で奮闘しているお母さんがいたら、先生とお子さんのできたを報告しあえる関係性を作ってくださいね♪

 

執筆者:発達科学コミュニケーショントレーナー 神山彰子

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