子どもが学校に行きたくない時の親の対応と信頼関係の築き方!

子どもが学校に行きたくない!と言った時、私たち親は、対応に戸惑いますが、こんな時こそ親子の信頼関係を立て直すチャンスです。この記事では、佐々木正美先生の名言とともに、学校に行きたくない時の親の対応と信頼関係の築き方をご紹介しますね。

 

”人生のどこかで、親は子どもにたっぷり手をかける必要がある”

 
”人生のどこかで、親は子どもにたっぷり手をかける必要がある”
 
 
そう、児童精神科医の佐々木正美先生はおっしゃっています。
 
 
子どもを「親の望むような子」にしようと思うのではなく、「子どもが望むような親」に自分自身がなるといいのだとおっしゃっています。
 
 
以前、「休みたい」は子どもとじっくり向き合うチャンスとお伝えしました。
 
 
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まさに、「学校へ行きたくない」という子はお母さんにとって、本音を言えば、手のかかる子と感じますよね。
 
 
辛そうな小学生の男の子とその母親25622460_s.jpg
 
 
ですが、このときこそ、もう一度、子育てで大切な信頼関係を立て直すきっかけにしてみませんか?
 
 
ここで大事なのは、学校へ行く・行かないが問題ではありません。
 
 
表面的なことだけにとらわれてたら、子どものSOSは無視されたも同然。
 
 
今こそ、しっかりと向き合うチャンスです。
 
 

学校に行きたくないときこそ、1対1の愛着関係を!

 
 
子どもが学校に行きたくないと言った時は、すでに、限界までがんばってきたけれども、もう動けない!そんなギリギリの状態です。
 
 
本当はもっとその前に何かサインがあったのかもしれませんが、気づかなかったかもしれませんし、見て見ぬふりをしてきたかもしれませんが、それでも頑張ってきたのには間違いないはずです。
 
 
こんなときに、無条件で「あなたはそのままでいいよ」と認められた子どもは安心します。
 
 
「1対1の愛着関係」を大事にするつもりで過ごして見ましょう。
 
 

両思い23695516_s.jpg

 
 
きょうだいがいると、他の子ばかりひいきしているとひがんでしまう子がいます。
 
 
不登校になった子もそうでない子にも、1対1の関係をいつも以上に意識して対応することが必要です。
 
 
自分は大切にされているという自信が持てて初めて、1人でやってみようという気持ちが湧いてきます。
 
 
自分が価値ある存在だ!と自覚できてはじめて行動しようとすのです。
 
 
具体的には、当たり前だと思うこと、些細なことを、丁寧にしてみるのをお勧めします。
 
 
どんなに日頃忙しくても、ごはん、お風呂、寝る場面などで丁寧に関わることができます。
 
 
「あなたの好きな、〇〇だよ。」と言って一緒に食べる、
 
 
お風呂の場面では、子どもに好きな入浴剤を選んでもらうのもいいですね。
 
 
お風呂の後にマッサージ、髪の毛を乾かすなどしながら今日あった楽しかった出来事をお話をすることもおすすめです。
 
 
お子さんと一緒に添い寝するお母さんには、寝る前によかったこと3つを教えてと一緒に語り合うのも成功体験の記憶として上書きしてあげられるので、効果的です。
 
 
思春期の子は特に、要件を伝える、最低限の会話しかないという方が多いですが、それでも、ご飯を食べない子はいないので、好きなおかずを用意するなど、子どもが喜ぶメニューを意識的に取り入れると嬉しいはずです。
 
 
昼夜逆転でなかなか寝ない子には、お母さんは先に寝るね、おやすみといって、挨拶をして寝る!
 
 
くれぐれも、早く寝なさいよ!とは言わないであげて。そんなことは言われなくても子どもはわかっていて罪悪感を感じているからです。
 
 

親子の信頼関係は信じて待つことで築かれる!

 
 
親子の信頼関係を作る上で大事なことは「待つ」ことです。
 
 
親にとって、見守ることは、とても、もどかしいですが、本人が気づいて行動するのを信じて待つのです!
 
 
なぜなら、何事も急かされると、せっかくやろうとしていたのにやらない!と、やる気を損ねるからです。 
 
 
「待つ」って一番難しいです。
 
 
私たちは日頃から「こうした方がいいよ」「ああした方がいいよ」と、子どもにアドバイスをしてしまいます。
 
 
その方が楽だからです。ですが、言えばいうほど、子どもは萎縮し自信を失うのです。
 
 
不登校になってしまう子の多くは日頃から、良かれと思って言ってしまう、過干渉子育てになっています。
 
 
過干渉とは、子どもが求めないことまでやり過ぎること
 
 
よく似た言葉で過保護がありますよね。
 
 
過保護とは子どもが求めることやり過ぎること。
 
 
求めることはやりすぎていいのです。
 
 
なぜなら、子どもが学校を休みたいといった時は、、子どもが求めていることをたっぷりとしてあげることで、十分と心が満たされることが大事だからです。
 
 
ハートのオブジェクトを持った女性の手元26485590_s.jpg
 
 
人生のどこかで、親は子どもにたっぷり手をかける!まさにがその時なのかもしれませんね。
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