NOが言える子どもは素晴らしい!

 

あなたはこれまでの人生、NOをどれだけ伝えてきましたか?

 
 
癇癪・暴力・二次障害症状の
ある
子どもをもつ親御さんは
 
 
子どもが反抗的な様子、
何を言っても突っぱねる態度に
随分と疲弊しています。
 
 
我が子であっても
もうこれ以上愛せない
思うくらい。
 
 
そして、
そんなことを思ってしまう
自分を自分で責めています。
 
 
それくらい親御さんも
傷ついています。
 
 
では、
そのような親御さん自身は
これまでの人生、
どのように過ごしてきたか
振り返ってみると、
 
 
大多数の方は、
なるべく、争いごとには
首は突っ込まず、穏便に、
他人に迷惑をかけずに
真面目に過ごしています。
 
 
なるべくNOを言わずに
生きていた
と思うのです。
 
 
別の言い方をすると
いい子だったと思うのです。
 
 
だからこそ、
我が子が言いたい放題、
わがままな態度が
許せないのです。
 
 
NOが堂々と言える子が
羨ましい。
NOが堂々と言える子が
憎らしい。
 
 
自分はこれまで、
我慢をして生きてきたのに!
どうして我が子は
こんなに、わがままなの?

このギャップ

許せなく思う、原因です。
 
 

NOが言える子は自分の心を守れる子!

 
 
学校に行くのは当然だった
子ども時代をすごしてきた
私たちですが、
 
 
子どもが学校に
行かないといったり、
サボったり、
行き渋ったりすると
 
 
どうしても、
道から外れてしまうような
不安に陥ります。
 
 
ですが、
ここで、NOが言える子は
自分の心を
守る行動に出ている
と考えてみると
どうでしょうか?
 
 
ちょっと考え方も
変わりませんか?
 
 
ここでNOを言わずに
心を壊してしまったら
どうなるか、
想像できるでしょうか?
 
 
鬱々したり、攻撃的になった
その後の結末は、
自ら命を絶ってしまう・・・
 
 
たった一度の人生なのに
こんな終わり方は
してはならないと思うのです。
 
 

心を壊してまですることは何一つない

 
 
私はこの言葉に
どれだけ救われたでしょうか?
 
 
長男が、
受験生だった中3の夏、
勉強よりも、
スケボーをやりたい!
と言い始めた時、
 
 
次男が、
学校のない国に生まれたかったといい、
行かない選択をした時、
 
 
当たり前の常識に囚われた
周囲の大人達から
一体、どうするつもりなんだと
責められても、
 
 
私が、前を向いていれたのは
この言葉があったからです。
 
 
私もかつては
真面目一筋の
イエスマンでした。
 
 
イエスマンとは、
調べると、
信念がなく、何を言われても
はいはいと人の言いなりに
なる人のこと。
 
 
言い換えれば他人軸です。
いつも周囲に
振り回されてばかり・・・
 
 
ですが、それでは、
いつか心が壊れてしまう
ことに気づいたのです。
 
 
そう思うと、
NOが言える子って
素晴らしいと思いませんか?
 
 
私にはないものを持った、
才能だな!とさえ、
思えるようになったのです。
 
 
今は、癇癪や、暴力や、
二次障害症状かも
しれないけれど、
 
 
この子達は、
NOを言いながら、
自分の心を守っている
のです!
 
 

価値観の違いを受け止めはじめて親子関係が変わり始めました

 
 
私が最悪の親子関係から
抜け出すために
まず、はじめにしたことは
 
 
NOを主張する
子どもの言い分を聴くこと
でした。
 
 
これは、
言いなりになることでは
ありません。
 
 
NOを主張する子の
状態をよく観察をすれば、
どうすればいいか
わかるようになるのです。
 
 
私たち大人の常識が
必ずしも正しいとは限らず、
子どもは何かしらの
不満や疑問があって、
NOを言ってきているのかも
しれないし、
 
 
私たち大人のイタイところを
ついてくるように、
NOが言える子の
ものの見方は鋭いです。
 
 
簡単には、
イエスマンにはならない
信念を持っているといっても
過言ではないくらい。
 
 
あまりにも
親子関係が悪いならば、
ほんの少しでもいいから
子どもの話に耳を傾けてみては
いかがでしょうか?
 
 
価値観の違いを受け止める
それだけでいいんです。

ジャッジはしなくて、

ただただ、受け止める。
 
 
受け入れるは、
承諾するですが、

受け止めるだと、

賛成するのでもなく
反対するのでもなく、
 
 
あなたはそう考えてるのね、と
理解するだけでいい
のです。
 
 
まずはじめに、
受け止めることが
できるかどうか
親子関係の修復の鍵
となるのです。
 
 
 
脳の仕組みを理解すると、
もう少しわかると思います。
 
 
こちらの記事を
参考にしてみてくださいね。
 
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