起こしても起きない子どもにどう対応すればよいか悩んでいませんか?課題の分離と”共同の課題”で考える親子の関係を見直すヒントご紹介。起きられないことを本人が自覚をし、親を頼っていることは信頼の証です。本人の自立に向けた対応を紹介しますね。
毎朝のバトルに、もう疲れてしまったあなたへ
「起こしてって言うから起こしてるのに、起きてこない」「結局不機嫌になって、私に当たってくる…」
そんな毎朝を繰り返していませんか?
このご相談、とても多いんです。
「これって甘え?」「どう関わるべき?」と悩み続けています。
実はこのやりとり、私も以前、数えきれないくらいしていました。
起こしているのに起きない、そして、起こし方が悪い「お前のせいだ」と殴られるなんて理不尽すぎますよね。
ですが、今ではよっぽどのことがない限り、起こしてとは、言われなくなりました。
どのように、考えていったらいいでしょうか?
起きられないのは“なまけ”ではないかもしれない
朝起きられない背景には、
● 起立性調節障害
● 睡眠リズムの乱れ
● 情緒の不安定さ
など、脳と自律神経の未成熟が関わっている場合もあります。
大事なのは、「気合い」で変えようとせず、まずは本人も困っている可能性を疑うこと。
起立性調節障害と診断が降りなくても、昼夜逆転が続いている場合、自律神経の乱れは起きていると考えることができます。
▼過干渉ってどうやって手放す?
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