伝え方を変えたら、夫も子どもも変わった|非常識なゲームから始まる家庭の信頼回復ストーリー

前編でご紹介した「夜中のゲームをめぐる夫婦の対立」。

その後、Mさんから届いたメールには、驚くほど温かな変化が綴られていました。

 

「私がやってきたことを認めてもらえて、正直ほっとしました」

 

かなこ先生、先日は、アドバイスありがとうございました。

私が今までやってきたことを認めていただき、正直ほっとしました。

 

 

いただいたメールを何度も何度も読み返し、

冷静に主人と話をしました。ひとつずつ、ゆっくりと。

 

 

ゲーム依存をやめさせることしか考えていなかった主人には、「没頭」という言葉が驚きだったようです。

親として何としても力ずくでゲームをやめさせる、息子は力も強くなってきたし、刃物で刺されたら死ぬかもしれないから遺言を書かなくては、とまで思っていたようです(^^;

 

 

「今の息子を見てほしい」

 

今後起こるかもしれないことを心配するより、今の息子を見て向き合ってほしいこと。

 

息子の心配ばかりして、主人が最近不機嫌と負のオーラにあふれていること(本音を言っちゃいました)。

 

息子のことは息子のこと、自分のことを大切にして、あなたの人生を生きてほしいこと。

 

 

私の思いを正直に伝えました。子どもは親の姿を見て育つからと。

 

 

素直な主人は、私の言葉をそのまま受け入れてくれました。

 

 

Mさんは、静かに切り出しました。

 

 

「今後のことを心配してくれるのはありがたいけど、今の息子を見てほしい。

夜中に起きても、昼間は学校へ行けてる。

睡眠もとれてるし、終わったあとに穏やかに話してるよ。

 

夫婦関係にも変化が

 

ここ数日は、主人も少し明るい雰囲気になり、夫婦関係もよくなったかなと思います。

 

 

息子にも少し変化がありました。

私の対応は何も変えていませんが、21時には自分からゲームをやめて、早く寝るようになりました。

 

 

今朝も5時に起きてゲームの配信を見ていましたが、何をゲットしたのかを教えてくれて、時間になったら学校へ行きました

 

 

今まで息子も、なんとなく夫婦間のギスギスを感じ取っていたのかもしれませんね。

 

 

「伝えなきゃ伝わらない」と気づけた

 

私もどうせ話を聞いてくれないだろうと思って、主人に伝えることを諦めていたところがありました。

特に主人の場合は、言わないと伝わらないことに改めて気づかされました。

 

どうしようか途方に暮れていた週末から、少しずつ明るい方向に変わってきています。

 

主人は今日は友達と飲みに行っています。

私は明後日、大好きなミュージカルを観に行くので、

自分のご褒美時間を楽しんでこようと思います!

 

アドバイスをいただき、いろいろなことを見直すきっかけになりました。

ありがとうございました!

 

 

伝え方を変えるだけで、家族全体が変わる

 

Mさんの報告から伝わるのは、「お母さんが伝え方を変えるだけで、家族全体が変わる」ということ。

 

 

ご主人の不安を“構造”で理解し感情でなく、落ち着いた言葉で伝えたこと。

 

 

そして、「息子の今を見てほしい」と願いを正直に伝えたこと。

 

 

お母さんがブレずに「安心」を軸に立てたことで、家庭全体の安心が整いました

 

 

家庭が落ち着くたった一つの視点

 

それは、「正しいかどうか」ではなく「安心できているか」。

 

 

息子くんの“没頭”は、依存ではなく、脳が安心して成長している証

 

 

お母さんが冷静でいることが、家庭の一番の安全基地になります。

 

脳が育つのは楽しく行動する時
だからこそ、禁止・制限で、やめさせる関わりよりも
うまく付き合う方法が断然おすすめです^^

 

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