反抗期の暴言じゃないの? うるせー ダマレ 死ねに正論が届かない本当の理由

 

中学生の反抗期、

子どもの暴言に正論が届かなくなって

悩んでいませんか。

 

「うるせー」「黙れ」「死ね」の奥で起きていることと、

親子関係を立て直す3つのPOINTを、

現場の視点からお伝えします。

 

 

「うるせー」「黙れ」「死ね」

そんな言葉をわが子から向けられた時、

お母さんの心は一瞬で固まります。

 

 

親に向かって、そんな言い方をしていいはずがない。

今、注意しなければいけない。

このまま放っておいたら、もっとひどくなるのではないか。

そう思って、正しいことを伝えようとすると思います。

 

 

「そんな言い方はしないで」

「人を傷つける言葉は言ってはダメ」

「ちゃんと話しなさい」

 

 

親として言っていることは、間違っていないはずです。

けれど、言えば言うほど子どもは荒れてしまう

説明すればするほど「うるせー」と返ってくるようになる。

最後には、お母さんの方が次に何を言うか迷って、黙ってしまう

私も、息子の暴言に苦しんだ時期がありました。

 

 

「うるせー」「黙れ」と返ってくる日々のなかで、

私は、自分が何か言わなければ子どもは動かない

と信じ込んでいました。

 

 

このまま続いたらどうなるんだろう。

立ち止まり方を知らないまま、

ただただ必死に、家族を守ろうとしていました。

 

 

その頃の私は、これを反抗期だと思っていました。

中学生だから。思春期だから。親に反発する時期だから。

そう思って、何とか耐えようとしていました。

けれど、あとから気づいたのです。

 

 

私は、見ている場所を間違えていました。

 

 

見ていたのは、暴言の言葉そのもの

 

 

本当に見るべきだったのは、

その暴言が出る前に、

子どもの脳がどんな状態になっていたのかでした。

 

 

私が見ていたのは、暴言の言葉だけでした

 

当時の私は、息子の言葉と態度ばかり見ていました。

 

 

ひどい言い方。
荒い態度。
無視。
反発。
物に当たる。
何度言っても動かない。

 

 

目に見える行動だけを見ると、親としては直したくなります

親にそんな口をきいてはいけない。
ルールは守らなければいけない。
ゲームばかりでは困る。
学校のことも考えなければいけない。

言っている内容は、親として大事なことでした。

 

 

けれど、問題はそこだけではありませんでした。

私の言葉が正しいかどうかではなく、
今この子は、その言葉を受け取れる状態だったのか。

ここを見ていなかったのです。

 

 

どれだけ正しい言葉でも、

子どもが受け取れる状態でなければ入りません。

 

 

入りにくいだけではなく、

責められた。
否定された。
また言われた。
どうせわかってもらえない。

そんな感覚だけが強く残ることがあります。

 

 

そして、その防御反応として暴言が出ることがあります。

 

 

つまり、暴言は性格の悪さや反抗心だけで

片づけられないことがあるのです。

 

 

正論が届かない子は、聞く気がないのではありません

 

子どもが暴言を言うと、親はこう感じます。

 

 

聞く気がない。
わざと反発している。
親をなめている。
性格がきつくなった。

そう見える場面もあります。

 

 

私が多くの親子を見てきて感じるのは、

正論が届かない子は「聞く気がない」のではなく、

「聞ける状態ではない」ことです。

 

 

学校で頑張っている。
友達関係で緊張している。
家で正されることが増えている。
好きなことまで否定されている。
失敗体験が重なっている。
自分で選ぶ余白がなくなっている。

 

 

こういう状態が続くと、

子どもは親の言葉を落ち着いて受け取る前に、自分を守ろうとします。

 

 

親は「大事なことを伝えている」つもりです。

子どもは「また責められた」と感じている

ここにズレが生まれます。

 

 

このズレに気づかないまま言い続けると、

親子の負のループは強くなります

 

 

親が言う。⇨子どもが荒れる。⇨親がさらに説明する。⇨
子どもがさらに拒否する。⇨親が傷つく。⇨子どもも心を閉ざす。

 

 

このループを止めるには、言い方を変えるだけでは足りません

見る順番を変える必要があります。

 

 

暴言を見る前に、状態を見る。
言葉を正す前に、受け取れる状態かを見る。

ここが、親子関係立て直しの入口です。

 

 

中学生の暴言は「わかってほしい」の裏返しとして出ることがある

 

ここは誤解してほしくないところです。

暴言を許す話ではありません。

人を傷つける言葉は、望ましいものではありません。
家族だから何を言ってもいい、という話でもありません。

 

 

けれど、暴言の言葉だけに反応していると、

その奥にある子どもの状態を見失います

 

 

外ではいい子なのに、家では荒れる子がいます。

学校では頑張っている。
塾では問題ない。

 

 

先生からは

「特に困っている様子はありません」と言われる。

 

 

それなのに家では、

ゲームをやめる声かけひとつで爆発する。
ドアを蹴る。
物に当たる。
お母さんにだけ強い言葉をぶつけてくる。

 

 

この時、お母さんは思います。

なぜ私にだけこんな態度なの?
私が甘いから?
なめられているの?

そう感じるのは自然です。

 

 

別の見方をすると、家でしか崩れられない子もいます。

外で頑張って、家で感情があふれる。
言葉にできない不安や疲れが、暴言として出る。
本当はわかってほしいのに、うまく言えない。

そんな状態の子どもに、さらに正論を重ねると何が起きるか。

 

 

「わかってほしい」が、
「もうわかってもらえない」に変わっていきます。

 

 

見るべき問いは、

この子は反抗しているのか。

だけではありません。

 

 

この子は今、受け取れないくらい、いっぱいいっぱいなのかもしれない。

この問いを持つだけで、親の反応は変わります。

 

 

親が最初にやめることは、説明・反省・勝ち負けの3つです

 

ここで誤解してほしくないのは、
お母さんが伝えようとしてきたことが全部間違いだった、

という話ではないことです。

 

 

ズレていたのは、内容ではなく順番です。

 

 

子どもが受け取れない状態の時に正論を重ねると、
正しさではなく「責められた感じ」だけが残ることがあります。

 

 

だから最初に整えるのは、
言葉の中身より、届ける順番です。

 

 

暴言が出た時、親が最初にやめることは3つです。

 

 

その場で反省させようとすること。

 

「何が悪いかわかっているの?」
「謝りなさい」
「親に向かってその言い方は何?」

そう言いたくなる場面ほど、子どもは受け取れる状態ではないことが多いです。

 

 

説明し続けること。

 

わかってほしい。
伝えないともっと悪くなる。
このままでは困る。

そう思うから、親は説明します。

けれど、受け取れない状態の子どもに説明を重ねると、内容よりも圧だけが残ることがあります。

 

 

言い負かそうとすること。

 

親が勝とうとすると、子どもも負けまいとします。

親子の会話が、いつの間にか勝ち負けになります。

ここで大事なのは、親が負けることではありません。

勝負から降りることです。

 

 

たとえば、

「そうなんだね」
「今はそのくらい嫌なんだね」
「話せる時でいいよ」

このくらいで止める。

短く切る。

その場で決着をつけない。

 

 

これは何もしないことではありません。
順番を変えているのです。

 

 

そして、ここでもうひとつ、

私自身が振り返って気づいたことをお伝えします。

 

 

なぜ私たちは、

こんなにも子どもを正そうとしてしまうのか。

 

 

それは、「親の不安」を減らそう

とする関わりだったのだと思います。

 

 

子どもの不安を減らそうとする関わりが「過保護」だとしたら、

親の不安を減らそうとする関わりは「過干渉」

 

 

どちらが悪いという話ではなく、

後者は、子ども思いのお母さんほど陥りやすい関わり方なのです。

 

 

私自身、子どもが心配と言いながら、

実は子どものことを信じきれていませんでした

 

 

だから、正そうとし続けていたのです。

関わり方の順番がちがうだけでした

 

 

正す前に、状態を見る。

説明する前に、受け取れる状態かを見る

動かす前に、親の反応を整える。

ここから、親子関係は変わり始めます

 

 

親子関係立て直しは「悪化しなかった」から始まります

 

関わりを変えたからといって、

次の日から暴言がゼロになるわけではありません。

 

 

ここで多くのお母さんが焦ります。

また言われた。
やっぱり変わらない。
私のやり方が違うのかな。

そう感じる日もあります。

 

 

けれど、私が現場でずっと見てきて思うのは、

どのご家庭も、いきなりバトルがゼロになることはないということです。

ないんですけれど、よく見ていくと、ちゃんと変わっています。

 

 

前は2時間続いていたバトルが、30分で終わっている。
先週は3日続いていたのが、今週は2日空いている。
お母さんが、最後まで言い返さずに止まれている。
子どもが、自分の部屋に行って落ち着けるようになっている。
翌朝、何事もなかったように話しかけてくる。

 

 

ご本人は気づいていないことが多いです。

「まだ暴言があるんです」とおっしゃることもあります。

 

 

けれど、よく見ると、長さが短くなっているんです。

間隔が空いている。お母さん自身の止まり方も変わっている。

私はこれを「悪化しなかった成功体験」として見ています。

 

 

大きく良くなることだけが前進ではありません。

負のループを強めなかった。
親が言い返さずに止まれた。
子どもが戻ってくる余白が残った。

そこに大きな意味があります。

 

 

悪化しなかった日に気づけるようになると、

子どもを見る目が変わります

 

 

「まだ暴言がある」ではなく、
「前より短く終われた」
「今日は私が言い返さずに止まれた」
「この子は戻ってくる力を残していた」

そう見えるようになります。

 

 

反抗期だから仕方ない。
そのうち落ち着く。

そう思って耐えるだけでは、

親子関係がさらにこじれていくことがあります。

 

 

暴言を止めることだけを最初のゴールにしないでください。

まず見るのは、言葉のひどさではなく、

今この子が受け取れる状態なのかどうかです。

 

 

正す前に、状態を見る。
説明する前に、親の反応を整える。

この順番に変えることが、親子関係立て直しの最初の一歩です。

 

 

完璧にできなくていいんです。

迷う日があっても、立ち戻る場所さえあれば、

親子関係はゆっくり変わっていきます。

 

 

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私の講座を受講されたあるお母さんは、

最初、こうおっしゃっていました。

 

 

「褒めても逆ギレされるんです」

「ペアレントトレーニングに行ってもよくならないんです」

 

 

「うるせー 黙れ 死ね」が口癖だった中学生の息子さん。

家のものは壊れ、繊細な弟への攻撃も止まらない。

家庭の雰囲気は、最悪だったそうです。

 

 

それが、2ヶ月後、息子さんは雨の日に傘を持って

駅まで迎えに来てくれるようになりました。

 

 

仕事から帰ると、お風呂の用意と自分の洗濯物をたたんでおいてくれていたのです。

そのお母さんは、嬉しくて涙を流して喜んだそうです。

急にうまくいったわけではありません。

 

 

迷いながら、立ち戻る練習を重ねた結果です。

無料小冊子『反抗期をこじらせるお母さんの余計な一言』では、

親子関係を立て直すための3つのPOINTを、

私自身の体験と受講生さんの変化と一緒にお伝えしています。

 

 

もし今、何を言っても届かないと感じているなら、

次に探すのは新しい声かけではないかもしれません。

 

 

言いすぎていた一言。

正そうとして重ねていた一言。

不安から出ていた余計な一言。

そこを減らすことが、親子関係立て直しの入口になります。

 

 

何を言っても届かないと感じている方は、

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