しつけを卒業して子育てのイライラをなくす!発達障害の特性がある子どもも2週間で変わる秘密のテクニック!

休みのない育児、イライラせずに楽しみたいですよね。まずは、昔ながらのしつけを卒業してみませんか。発達障害の子どもと楽しく過ごすための秘密のテクニックをご紹介します。
 

1.子どもを変えるために、まず変わるべきなのは

 
 
育児のストレスは、イライラしたりぐったりしたり、身体的にも体力的にも大変ですよね。
 
 
育児からは逃れられないので365日毎日育児と向き合わなくてはいけません。育児ストレスがかかると辛くなり本当にしんどいです。
 
 
しかも、発達障害の特性を持つ子どもとなれば、なおさら大変なことが想像できます。
 
 
しつけをしっかりしなくてはと、ついガミガミしてはいないでしょうか?
 
 
子どもの行動が変わってくれたら、こんなに怒ることもないのに…
そうしたら、ニコニコの理想のママになれるのに…
と、思ったことはありませんか。
 
 
その考え方は、間違ってはないのですが、子どもの行動を変えるためにはまずお母さんやお父さんが変わることが1番です。
 
 
 
 
1歩先にお母さんやお父さんが変わることが、子どもを変えるための1番の近道なのです。
 
 

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2.子どもの行動を変えるには?しつけを卒業し親がするべき3つのこと!

 
 
ここからは、子どもとの関係ががらりと変わる具体的な方法をご紹介していきますね。
 
 

◆①できていることに注目する

 
 
みなさんは、いつもお子さんのどこに注目していますか?
 
 
以前の私は、できてないことに注目していました。できていることは、スルーして、できてないことを見つけるとしつけのつもりで注意してしまいました。
 
 
みなさんもそんな方が多いのではないでしょうか?
 
 
それが当たり前なのです。
 
 
なぜなら、日本は昔からそういう教育です。私たち親も、そのようなしつけで育ってきました。
 
 
子どものできてないところを叱る。この方法が、子どもをしつけるというイメージが強いですよね。
 
 
子どもができてないことは、親のしつけが悪いとして世間から評価を受ける。だから、親もプレッシャーを感じ刷り込まれたしつけをしてしまう。
 
 
でも、このしつけでは、あまり学習効果がないのです。
 
 
何度言っても、子どもは変わらないなど見覚えがありませんか。特に、発達障害の子どもには、このしつけは全く合っていないのです。
 
 
これからは、今できていることに注目してください。
 
 
どんな些細なこと、当たり前のことでもいいのです。子どもの注目すべきところは、できてないところではなく、今できているところです。
 
 

◆②肯定的な声かけをする

 
 
肯定的な声かけとは、ほめることはもちろんですが、他にも方法があります。
 
 
・今できている事を実況中継のように伝える
 
・子どもの行動に関心を示す
 
・励ます
 
・感謝する
 
 
などいろいろ方法があります。
 
 
例えば、着替えを例にしてお話しますね。
 
 
子どもは、なかなかさっと着替えてくれませんよね。そこで多くの場合、「早く着替えなさい!」と言っていませんか?
 
 
言いたくなります。分かりますよ。でも、そこをぐっと我慢します。
 
 
ズボンだけしか脱いでなくても、
例えそれに5分かかったとしても、
 
 
「まだ、ズボンしか脱いでないの!?」とは言わず「もう、ズボン脱いだの!」と言ってあげてください。
 
 
そうすると、不思議なことにどんどん着替えが進んでいきます!
 
 
宿題も同じです!
 
 
宿題をやり始めたら「ちゃんとやり始めたね!」と最初にほめます!
 
 
着替えと同様に、
ぼっーとしている時間があったり、
1問しか進んでなくても、
 
 
「1問解けたんだね!」と、できていることに注目して声をかけてあげてください。
 
 
そうすると、2問目に挑戦します。
 
 
そして、ダラダラして時間がどんなにかかってやっと半分進んだとしても、「もう半分も進んだの!?」など言ってあげれば、すんなり宿題が終わったりします
 
 
もし、全部終わらなくても、取り組んだことやそれまで終わらせたところまでを「がんばったね!」と褒めてあげてください。
 
 
すると、「明日も頑張ってみようかな」とお子さんは感じます。
 
 
ここで注意点です!「明日もこうあって欲しい」と願う気持ちは、痛いほどわかるのですが、ぐっとこらえます。
 
 
つまり「明日も頑張ろうね!」や「明日もこうしてね!」などの声かけはNGなのです。
 
 
これらの声かけは、結局お説教になってしまうからです。ここまで頑張って声かけしてきたのにそれが帳消しになってしまうのです。
 
 
なぜかと言うと、発達障害の特性を持つ子どもはワーキングメモリの関係もあり、後に言われた言葉が残ってしまいます。しかも、ネガティブな言葉が強く残ってしまうのです。
 
 
声かけのポイントをまとめると、
 
 
●始めにほめる
 
●始まって25%あたりで、またほめる
 
●半分くらいで、またほめる
 
●あともう少し75%のところでほめる(または、「あと少しだね!」と励ます)
 
●100%終わったら頑張ったことをほめる
 
 
このように、小刻みにほめたり励ましたりして肯定的な声かけをしてあげてください。
 
 
「ほめるところなんて全然ない!!」と感じている方も多いと思います。しかし、今日書いたような例の状況でも、見方を変えれば肯定的な声かけができます
 
 
普段、お子さんがやっていることの中には、ほめる要素が実はたくさんあるのですよ!
 
 
 
 

◆③やめてほしいことは、スルーする

 
 
なかなか難しいのですが、やめてほしいことはスルーします。
 
 
今まで、やってほしくないことをしつけのつもりで注意してきたので、慣れるまでこちらも気をつけなくてはいけませんね。
 
 
やってほしくないこと、続けてほしくないことが始まったら、気がつかないふりをしてスルーしてください。
 
 
ただ、自分自身や人を傷つけること、怪我をするような危険な行動、人として許せない行動などは、しっかり注意します。それ以外のことは、スルーします。
 
 
スルーしながらも、その行動をやめたときを逃さずに観察していましょう。そして、やめたらおもいっきり褒めてあげましょう
 
 
慣れないうちは、難しいかもしれませんが、まとめると
 
 
①子どもへの注目ポイントを変える
 
②肯定的な声かけをする
 
③やめてほしいことは、スルーする
 
 
これを2週間続けると、お子さんが変わってくるはずです。変化を楽しみながら、ぜひやってみてください。
 
 

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3.絶対怒ってはいけない発達障害の子どもの困った行動!どうするべき?

 
 
発達障害の特性がある子どもが、人の嫌がることばかりやってくるときは、ありませんか?
 
 
わざと人が嫌なことをやったり言ったりして、さすがにイラっとなってしまいますよね。
 
 
子どもの行動を正すためにしつけと思って怒ってしまいがちです。
 
 
しかし、このとき怒ると逆効果なのです。なぜならこれは、子どもからのSOSの可能性があるからなのです!
 
 
私も、爆発してしまいそうになるときもありますが、子どものSOSを受け止めるためにぐっとこらえます。
 
 
怒らず抱きしめたり、膝に乗せて話をしたり、スキンシップを多めにとり、子どもの立場で考え寄り添います。
 
 
そして、観たいテレビ番組や映画を一緒に観たり、好きなおやつをだしたり、一緒にゲームをしたり、子どもが好きなことで気持ちを切り替えできるようにします。
 
 
お子さんが、嫌なことばかりする。
 
 
そんな形でSOSを出してきたとき、褒めやスルー、スキンシップや好きなことで気持ちの切り替えるための行動をサポートする方法をぜひ試してみてください。
 
 
 
 
大人が怒りたくなる子どもの行動は、実は子どもからのSOSの可能性があるのです。
 
 
いかがだったでしょうか。
 
 
難しいことではないですよね。今までのしつけを卒業して、ぜひご紹介したテクニックをやってみてください。
 
 
2週間経った頃には、お子さんが変わってくると思います!イライラせずに育児を楽しみましょう。
 
 

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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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