ゲームをするほど子どもの考える力を育てることができる⁉ゲームの会話のコツはこれ!【パステルジャンプ勉強会】

子どもの好きなことを褒めてあげようと思っているお母さんは多いのでは?でも、ゲームのことがわからないお母さんにとって子どもとゲームの話をするのは難しいと感じませんか?お母さんの質問力をアップして子どもの考える力を育てる会話術をお教えします!
 
 

こんにちは!パステルジャンプ編集部です。
12月10日に、上級講座生でオンライン勉強会を開催しました。今回は、子どもの考える力を育てるためにゲームを使った会話の仕方を学びましたので、皆さんにシェアしますね!

子どもの好きなゲーム、ママにわからないのは誰のせい⁉

皆さんは、子どものゲームについてどう考えますか?

・子どもの好きなゲームは脳の活性化に役立つ
・好きなことからたくさんのことを学べる
・オンラインゲームで友達作りもできる

等々、最近ではゲームのメリットも明らかになってきて、「ゲームもいい面があるんだな。私も子どもとゲーム一緒にしてみようかな」と思う方もいるのではないでしょうか?

ちょうど、この季節はクリスマスプレゼントやお年玉で、子ども達がゲームを新しいゲームをゲットする機会も多いですよね!

けれど、お母さんにとって全然興味がわかない‼
子どもにも、「お母さん、下手すぎる、触らないで!」と拒否される…

ということはありませんか?

会話をしようと思っても、

「ゲームやってるんだ〜」と声をかけたら、「うん、まあね」と会話が終わってしまう…

もしくは、「このゲームね、〇〇で〜、△△で、〜だから、□□なんだよー!」と、解釈不可能なマニアックなよくわからない説明が返ってきて、さっぱりわからない…ということも。

ゲームを楽しめない私が悪いの?
いやいや、この子の説明の仕方が悪いからじゃない⁉

と、自分を責めたり子どもを責めたりしてしまいますよね。

お母さんが、ちょっとしたコツを意識するだけで、子どもの考える力や説明する力が育ち、ゲームの話題も親子で楽しくできるようになります!

この冬休み、皆さんにぜひ活用していただきたいです!


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これからの子ども達に必要な考えるチカラ

現代は、大量に流れている情報の中から、新たな価値や知識を生み出すための「自分で考える力」が必要なのはご存知ですか?

You Tubeや様々なSNSでは大量の情報が流れ、文章やイラストを作ってくれるAIも登場してきた今。

何が正しいか正しくないか、自分は何を知っていて何を知らないのか、何をやりたいのか、何をしたら成長できるのか、そんな風に論理的に考えることが大事になるのです。

だから、子どもには、「そんなことがあるんだ!もっと知りたい!やりたい!」と思えるようなことで、考える力をつけてあげるのがいいんです。

好奇心は、集中力や記憶力をアップさせることがわかっていますし、幸福感も与えてくれます。

だから、ゲームで考える力を育てることは、これからの未来を生きる子ども達にとって絶対に役立ちます!

そして、それを可能とするのは、毎日のお母さんの質問スキルにかかってくるのです!

考えるチカラを伸ばす親子の会話は、伝えるチカラも成長させてくれます。わけのわからないゲームも、親子の思考力を伸ばす良いツールになっちゃいますよ!

勉強会の中では、ロジカルシンキングやメタ認知トレーニングなど、考える力についての専門的な研究をしていきました。
ここでは、その中から考える力をつける子どもへの質問の仕方についてご紹介します!

 

 

 

 

ゲームで子どもの考える力が伸びる!質問5か条 

子どもとママがゲームの会話で盛り上がる質問の仕方をお教えします!

まず、意識してほしいのは、5W1Hです。

WHAT(何を?)
WHAY(なぜ?)
WHO(誰が?)
WHEN(いつ?)
WHERE(どこで?)
HOW(どうやって?)

です!

具体的にどんな風に質問するのかというと…

何を?
「なんのゲームやってるの?」
「それなんていうゲーム?」
「今日やりたいゲームは何?」

と、ゲームの名前を具体的に聞き出せるような質問をしていきます。

なぜ?
「なんでそのゲーム面白いの?」
「なんでそのゲーム欲しかったの?」
「どういうところが好きなの?」

等、子どもがそのゲームを好きになった、興味を持った理由を語ってくれるような質問です。

誰が?
「ゲームの中で好きなキャラいるの?」
「主人公はどんな人?」
「一番強いキャラは?(面白いキャラは?等もOK!)

と、ゲームの具体的な登場人物について聞いていきます。

いつ?
「そのゲームの世界観っていつ頃なの?」
「今の時代設定のゲームなの?」
「ゲームって過去とか未来とか出てくるけどいつ頃?」

たくさんのゲームの中には、架空の時代設定や、激動の時代だった過去、未来的な時代設定など、様々な世界観があります。「いつ」を意識した質問で好きなゲームの世界について話してもらいましょう。

どこで?
「ゲームの舞台はどこ?」
「なんていう場所なの?」

いつ?の質問と同様に、ゲームごとに様々な場面設定があります。パッとゲーム画面を見ただけではよくわかりませんが、実は外国だったり、宇宙だったり、現実にはない世界だったりと、子どもが話してくれていない情報はたくさんありますよ。

最後に、どうやって?です。
「どうやったら強くなれるの?」
「ポイント制なの?」
「どうやって戦うの?」
「負けちゃったらどうやって復活できるの?」
「今日はどんな感じで攻略しようと思ってる?」

どうやって?の質問は、子どもがゲームをどう攻略していこうか考えていることを聞き出せるとっても重要なポイントです。そして、「なんとなくゲームが楽しいからやってるだけ」と考えている子どもの考えるチカラを伸ばしてあげることができます。

『まだ経験値が足りないから経験値を上げるために〜やって上げるんだ』
『ガチャを引いて、強いアイテムをゲットしたいんだ』

等と、ゲームをどのように攻略していこうか論理的に考える。そしてそれを人に説明する。このやりとりをお母さんとするだけで、子どもの考えるチカラ、伝えるチカラも伸びていきますよ!

そして、「子どもがこんなに考えてゲームしているんだな」とわかると、お母さんもゲームをさせることへの罪悪感や嫌悪感が減り、ゲームも楽しく親子のコミュニケーションをとるための一つのきっかけと考えることができるようになります。

年末年始はオウチでダラダラしやすい時期ですが、しっかり言葉でアウトプットする機会を作ってあげましょう。子どもは次第に、お母さんが質問しなくても、5W1Hを意識してわかりやすい説明をしてくれるようになりますよ!

執筆者:パステルジャンプ編集部

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