学校に馴染めない、論理派・個性派凸凹キッズの才能が輝く道を見つける母の視点

発達凸凹の子の中には、賢いけれど学校に馴染めないで、不登校になってしまう子もいます。たくさん漢字を書いたり計算をひたすら繰り返す従来の学び方が合わない、論理派・個性派凸凹キッズ。子ども達の個性を潰さずに才能を伸ばしていく視点をご紹介します!

1.賢いけれど、学校に馴染めない凸凹キッズ

発達凸凹の子の中には、とっても賢いけれど、学校での教えや従来の勉強法にうまく馴染めないで不登校になってしまう子もいます。

もし、お子さんにこんなことを質問されたら答えられますか?

「1たす1は、なんで2なんですか?」
「なんで歴史で、天皇とか将軍の名前を覚えなきゃいけないんですか?」
「みんなと同じ勉強をどうしてしなくちゃいけないんですか?」

なんて聞かれたら、思わず答えにつまってしまいますよね!

だからつい、「大人になったら必要だから」とか「今これをやらないと中学、高校、大学に行けないから」なんて言いそうになりますが…

論理派・個性派タイプの凸凹さんは、なかなか納得できず、学校という学びの場所にうまく馴染めないこともあります。

今回は、そんな凸凹キッズの特性と上手に向き合って受験勉強をすすめられた家庭教師さんの「視点」をご紹介します!

2.“論理派・個性派”凸凹キッズをサポートしたプロの視点

家庭教師さんが担当したお子さんは、暗記系は大嫌い
でも論理的な話は大好き

数学でも基本の計算はそれだけをやってもつまらないから、あまりやりたがらない。

そのわりに物事の概念を考えるのは大好きだから、微分積分にハマったり…。

こんな学校に馴染めない論理派・個性派パステルキッズにとってはただ繰り返し計算するだけの授業、沢山書かせるだけの宿題は面白くありません

その家庭教師さんは、お子さんの考え方を否定することなく「それはどうしてだろう?」と一緒に考えながら受験勉強をすすめてくださったそうです。

3.学校が合わなくても、わが子が才能を発揮できる道は創れる!

その家庭教師さんがやったのは、個性的な発想を全面的に受け止めてお子さんの発想にフィットした学習ステップで受験をサポートする、ということ。

子どもの脳の「好き」「嫌い」を大人がうまく理解してあげて、納得する順番で”学び”と向き合っていったのです。

嫌いなことや不得意なことからやらせようとすると、子どもの意欲はどんどん低下していってしまいます。

子どもの疑問に向き合って、関心のあることに一緒に取り組んであげると、子どもは自分のことを受け入れてもらえたと感じ、苦手なことにも徐々に取り組むことができます。

発達凸凹は凹んでいる部分(苦手な部分)に注目されがちですが、凹んでいる部分があるということは
得意な部分もあるということ。

その得意を知れば、伸ばし方も見えてきます

学校に馴染めない子に
ただ「とにかくやればいい!」と言い続けたり、
ただ「学校に行け」と言い続けるのでは、
お子さんの自己肯定感が下がり、せっかくの得意な所も伸びていきません。

お子さんの個性的な感性をつぶさずに、生きやすい道や環境をチョイスしてあげられる視点が持てると、得意な部分も伸びてきますよ!

お母さんも従来の価値観にとらわれすぎず、広い視点でお子さんが輝く場所を探してあげてください。

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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