1.「学校行きたくない」と言われたらなんて声かける?
「学校に行きたくない…」
この言葉を子どもから聞いたとき、お母さん方の多くは焦ってしまいますよね。登校しぶりのお悩みは、春の新学期がスタートする頃からとても多いもの。
「なーに言ってるの。いいから行っておいで!」
と送り出したものの、次の日も次の日も行きたがらない…
子どもの朝の表情はどんよりしていて、見ているお母さんも胸がギュッと締め付けられるように不安になりますね。
「こんなに辛そうなら休ませたほうがいいのかな?」
「一回休ませてしまったらこの先ずっと行けなくなるんじゃないかな?」
「学校休ませるなんて甘やかしなのかな?」
「みんな楽しそうに学校行けるのになんで我が子だけ?」
「うちの子って発達障害?何か特別な性格なの?」
登校しぶりをする子どもに対してどんな風に接していいのか、子どもがなぜ登校しぶりをするのか、最初はわからなくてお母さんも悩んでいませんか?
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2.繊細・敏感タイプの子の登校しぶりには対応のコツがある!
新学期、進学や進級で新しい環境となった子どもたちの中で、とりわけ学校が苦手に感じるのは繊細・敏感タイプの子どもたちです。
HSC(Highly Sensitive Child:人一倍敏感な子)や、ASD(自閉症スペクトラム障害)の子どもたちは、感覚過敏があったり周囲に気を使いすぎるために、新しい環境に馴染むのにとても時間がかりとても疲れてしまいます。
新学期早々学校に行けない子、新学期はぎりぎりの力で頑張りなんとか登校できていたけど限界になりゴールデンウィーク明けから行けなくなる子。春の登校しぶりのパターンは子どもによってそれぞれ。
繊細な子どもたちは、親や先生の「学校に来てほしい、行ってほしい」という気持ちを汲み取り、学校を休みたいと言うことさえ気を使っています。「いいから行っておいで!」と無理に学校へ行かせてしまうと自分の気持を否定されたと受け取りどんどん自信がなくなってしまうことも…
登校しぶりの対応で大事なのは、
子どもの心を傷つけないこと。
安心できる場所で休んでもいいとわかってもらうこと。
子どもの得意や苦手がわかる親子のコミュニケーションをすること。
学校行く行かないに関わらず子どもが「楽しい!」ことを伸ばしてあげること。
特に繊細でお母さんの気持も読み取ってしまうような子ども達への対応は難しく、お母さんは本当に不安な気持ちだと思います。
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いかがでしたか?
学校という学ぶ場所が合う子、合わない子、色々な子どもがいます。
子どもが「本当は学校に行きたい」と思っている場合は、子どもがしっかりエネルギーをためて学校への一歩を踏み出せるよう背中を押してあげたいですね!
繊細さや敏感さは、学校ではネックに感じることも多いかもしれません。けれども、その繊細さをお母さんが大事にしてあげることで、自分らしく前に進めるようになりますよ!
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