お母さんをヤキモキさせる“自分で決められなくて動けない”キッズがやる気を出す2つの対応ポイント

本で読んだ方法を実践しても「うちの子、全然やる気を出す様子がみられない…」なんてことありませんか?実は子どものタイプによって「やる気スイッチ」の入りかたが違うんです!今回は、決断力が弱くてやらないキッズをやる気にさせる対応をお伝えします!

1.子どものやる気スイッチまだ探していますか?

家のお手伝いもしてもらいたい!
宿題も早く済ませてほしい!
ダラダラしないで動いてほしい!

など、子どもに「やる気になってほしい」と思っているお母さんも多いと思います。

子どものやる気が起こらないとき
〜しなさい
やる気がないの?
動いたら?

と言っても、やる気スイッチが入らない…のは、もう、子育ての経験上よくお分かりだと思います。

実は、子どもの脳の得意不得意によって「やる気スイッチ」の入りかたが違うんです!

だから、一般的に言われてる声かけや本に載ってることを実践しても「うちの子には全然効果がなくて、やる気を出す様子がみられない」という原因はここにあります。

今回は
決められない
判断できない
めんどくさいことを後回しにしてしまう

こんな『やるの?やらないの?』『一体いつになったら動くの?』とお母さんをヤキモキさせてしまう「決断力が弱くてやらないタイプの子どものやる気スイッチの入れ方」について今回はお伝えします!

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2.「決断力が弱くて、やらない」キッズは◯◯の脳が弱い!

子どもに合った対応を知るために、まず子どもの苦手を把握しておきましょう!

「決断力が弱くて、やらない」キッズは、実行する力が苦手な場合が多い
です。

思考の脳は、見たり・聞いたり・覚えていることなどからいろんな情報を集めて、そこから指令を出して、「動いて」というアクションを起こすように命令を出す働きをするところ、というイメージしてもらうとわかりやすいです。

考えるだけでなく、実行するときの脳というのは

・判断する
・意欲を出す
・意志を生み出す
・ブレーキをかける
・忍耐力を持つ
・集中力を持つ

など状況に合わせて行動するという高度な働きをするところなんだなと理解してくださいね。

この実行する脳が弱くて、やる気を出すのが難しい凸凹キッズが多いのです。

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3.自分で決められない子どもがやる気を出すための対応ポイント2つ

「決断力が弱くてやらない」キッズがやる気を出すための、対応ポイントを2つお伝えします!

まず自分で決められない子ども達は、情報が少ないと自分で判断することが余計に難しくなり動けません。

そのため、日頃からあらゆる情報を与えてあげることが大事です。

子どもが集めた情報の中から
・優先順位を決める
・段取りを立てる
・ゴール(目的)を決める
ことができるようになります。

なので
やりなさい!
何時までにやりなさい!
と指示を出すより、具体的にやるべきことを分解して伝えると動きやすくなります。

例えば、『宿題やりなさーい』よりも

でこの国語の2問を解こう!
2分でどの問題まで解ける?
など明確な数字でゴールを見せるなど、イメージしやすいように情報を与えることポイントです。

あともう1つは、声かけの仕方についてです。

ちょっと思春期キッズの自尊心をくすぐる言い方をしてみてください。

例えば、『こんな難しい問題解けるの!お母さんは、忘れちゃっててできないわ…。すごいね!』という感じで、言われた子どもが思わず得意げになってしまうような声かけを工夫してみましょう! 

まずは
ゴールがイメージしやすくなる情報を与えてみる!
子どもの自尊心をくすぐる声かけをする!
これが、「決断力が弱くてやらない」キッズの脳のやる気スイッチを入れるコツです!

執筆者:山南あや
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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