ぼくなんて生きてない方がいいという子にやってほしいこと
ぼくなんて生きていない方がいい!
と言ってきたらやって欲しいことについて書きます。
というのも、相談に来られる方の中で、 思春期だけでなく、幼児さんなのに
「ぼくなんて生きていない方がいい!」
「ぼくなんていない方がよかったんでしょ!」
と言ってくるお子さんが増えています。
そんなお子さんに対して今すぐやって欲しいことは自分はできるんだ!
自分はできる子なんだ!という未来の自分に対する自信や期待感を育てること!
今の自信をつけてあげようとするママさんがとても多いですが、
「ぼくなんていない方がいい!」と言っているお子さんに必要なのは今の自信じゃない! 未来のへの自信なんです!
「すごいね!」評価の褒め方は逆効果?
その時にやって欲しいことはたった1つ。
評価の褒め方をやめること!
〇〇できたね〜! すごいじゃん!
というお子さんを評価する褒め方していませんか?
これが絶対に悪い!とかやっちゃダメ!というわけではありませんが、
この褒め方は 「ぼくなんていない方がいい!」 と言っている子には
〇〇できていない僕はすごくない!
いつもできているわけじゃないし・・
ぼくてやっぱりダメな子なんだ・・
と逆効果になってしまいます。
「〜ができてすごいねー」のように、評価の褒め方だけでは脳は発達しないのです。
褒めない肯定をはじめると…
だからシンプルに 「〇〇できたね!」 のみにしていきましょう!
褒めない肯定には色々ありますが、一番シンプルでやりやすい方法は、子どもがやっていることをそのまま言ってあげること。
評価の褒め方に慣れているママは初めはちょっと物足りないかもしれませんが 私は生徒さんには評価の褒め方になる「すごい!」は封印してもらう事が多いです。
未来への自信が育ってきているお子さんにはOKな褒めでも、 そうでないお子さんには刃になってしまう事があります。
というように『褒める』って実は奥が深いんです。
私はそんなことは何も知らずに、 たくさんたくさん評価の褒め方をして、子どもを潰しかけてしまいました^^
なので、幼児期からのアンガーマネジメントのレクチャーでは、 「褒めない肯定」をメインでお教えしています!
「褒めない肯定」を始めると、 1週目からお子さんの行動にはグッと変化が現れてきます。
変化が見えると、ママたちも楽しくなって、がんばろう!という気力が湧いてきますよ!
もう、辛い子育ては終わりにして、毎日、今日もいい日だった! とベッドに入れる毎日を手に入れていきましょうね!
一度しかない人生なのは子どもだけじゃない!
私たちもおんなじ!
私だって初めから上手になんかできませんでした。 だけど、私にもできたから自分だって大丈夫だって信じてみてください!
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
幼児さんへの「褒めない肯定」でどんどん脳が育っていきます!
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