自分なんていない方がいいという子どもにやってほしいこと
「自分なんていない方がいい!」なんてわが子から言われたら…
ママとしてはどうしたらいいかわからなくなってしまいますよね。
どう対応したらいいんだろう?と悩まれていると思います。
実は、相談に来られる方の中で、 思春期だけでなく、幼児さんなのに
「自分なんて生きていない方がいい!」
「自分なんていない方がよかったんでしょ!」
と言ってくるお子さんが増えています。
そんなお子さんに対して今すぐやって欲しいことは
”自分はできるんだ!”
”自分はできる子なんだ!”
という未来の自分に対する自信や期待感を育てることです!
今の自信をつけてあげようとするママさんがとても多いですが、
「自分なんていない方がいい!」と言っているお子さんに必要なのは今の自信じゃない! 未来への自信なんです!
「なんでママばっかり!?」は卒業!
思いどおりにならないと人のせいにして怒る
子どもに必要な対応がわかります!
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「すごいね!」の褒め方は逆効果?
まずママにやって欲しいことはたった1つ。
評価の褒め方をやめること!
自信をつけるならたくさん褒めなくちゃ!と、
「〇〇できたね〜! すごいじゃん!」
こんな風に頑張って「すごいね!」を連発していませんか?
実はこの「すごいね!」は評価の褒め方なんです。
評価の褒め方が絶対に悪い!とかやっちゃダメ!というわけではありませんが、
この褒め方は 「自分なんていない方がいい!」 と言っている子どもには
「〇〇できていない僕はすごくない!」
「いつもできているわけじゃないし・・」
「自分ってやっぱりダメな子なんだ・・」
と逆効果になってしまいます。
発達障害の特性には、見たり聞いたり感じたりしたことを通常よりマイナスに受け取ってしまうことも多くあります。
それがネガティブな感情を強くしてしまい、このような逆な思考になってしまうのです。
「〜ができてすごいね!」のように、評価の褒め方だけでは脳は発達しません。
怒らない脳を育てる
脳科学的アンガーマネジメント
でイライラがうまれなくなる方法がわかります
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褒めない肯定の声かけとは?
じゃあどうやって褒めたらいいの?と不安になっているママさん。
まずはシンプルに 「〇〇できたね!」 のみにしていきましょう!
褒めない肯定には色々ありますが、一番シンプルでやりやすい方法は、子どもがやっていることをそのまま言ってあげること。
「歯磨きできたね」
「顔洗ったね」
「お着がえしたんだね」
子供ができていること、やっていることをそのまま言うだけです。
「え?それだけ?」と思われるかもしれません。
それに、評価の褒め方に慣れているママには初めはちょっと物足りないかもしれませんよね。
ですが、ちょっと頑張って評価の褒め方になる「すごい!」は封印してしまいましょう!
未来への自信が育ってきているお子さんにはOKな褒めでも、 そうでないお子さんには刃になってしまう事があります。
『褒める』って実は奥が深いんです。
行動を肯定してあげることも大事な「褒め」なんですよ。
「褒めない肯定」を始めると、 1週目からお子さんの行動にはグッと変化が現れてきます。
変化が見えると、ママたちも楽しくなって、がんばろう!という気力が湧いてきますよ!
もう、「自分なんていない方がいい」なんて子どもの口からききたくないですよね。
もう、辛い子育ては終わりにして、毎日、今日もいい日だった! とベッドに入れる毎日を手に入れていきましょう!
一度しかない人生なのは子どもだけじゃない!
私たちもおんなじです!
褒めない肯定の声かけで、お子さんに未来の自信をつけてあげましょう。
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
幼児さんへの「褒めない肯定」でどんどん脳が育っていきます!
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