ワガママじゃない!衝動性の強い3歳が次々に興味に惹かれるのは発達特性です。
興味あることに気を惹かれ、寄り道をしてなかなか進まないお子さんを前に、
「もう、時間ないのに〜!」
「早くしてよ!遅刻する〜!」
とイライラしてしまうこと、ありませんか?
これは、ただのわがままではなく、発達上の特性が大きく関わっています。
3歳になると、感覚器官が大きく発達し、
珍しい色合いや柄
新しい音
匂い
手触り
など、いろんなことや、いろんなものに夢中になる年齢です。
そこに衝動性の強さが加わると、脳はより強く興味があるものに惹きつけられてしまいます。
さらに、衝動性の強いお子さんには、先の見通しをもつことが苦手という特性もあります。
だから、衝動性の強い3歳は自分で行動を切り替えることは難しく、大人からの声かけや誘導が必要不可欠です。
衝動性の強いお子さんは「自分の興味・関心」によって動かされやすいので、その興味への行動を止めることより、興味への行動力を利用して誘導する方が無理がなく、効果的。
お子さんに、このあと起こるできごとの見通しを持たせておくこと、そしてその中にお子さんが興味を持って反応しやすいワードをプラスしていくから、スムーズに登園できる日が増えていくんです!
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息子の寄り道にイライラが止まらず、どうにかして思い通りに動かそうとしていた過去の私。
実は、私、息子との登園時、いつもイライラしていたんです。
時間がないことに加え、衝動的に寄り道をしてしまう息子…。
「なんで寄り道するの?」
「時間ないんだけど。まじでやめて!」
「ほら、早く!!保育園にいくよ!」
怖い顔で何度も伝えていました。
子どもにとっては、朝の時間のなさは関係ない。
私の気持ちの焦りをよそに、やっぱり気になるものに惹かれては 立ち止まり、座り込みます。
「これはどうなってるんだろう!」
「ママ!みて!これ見つけたよ!」
たくさんのいい発見をしているのに… 。
時間に追われている私は、
「そんなことどうでもいい!早くいくよ!」
子どもの好奇心をバッサリ切り捨ててしまっていました。
気になるものをもっと観察していたくて、泣いてしまっている息子を無理矢理引っ張って登園させたことが何度もあります。
そんな私が、息子の特性を知って、息子の興味あるワードを使いながら、見通しを持たせていくことで、息子はスムーズに登園できる日が増えていきました。
そして、私もイライラすることが激減していったんです!
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興味・関心への「行動力」をうまく使うことでスムーズな登園が可能に!
スムーズな登園を可能にするためには?
「興味・関心」によって脳が動いてしまう、その特性を利用してしまいましょう!
衝動性の強いお子さんは「自分の興味・関心」によって動かされやすいので、行動を止めることより、行動力を利用して誘導する方が無理がなく、効果的。
お子さんに、このあと起こるできごとの見通しを持たせておくこと、
そしてその中にお子さんが興味を持って反応しやすいワードをプラスしていくから、
スムーズに登園できる日が増えていくんです!
まず、”保育園にいく”ということについて見通しを持たせます。
その時のポイントは
お子さんが好きそうな、興味を持ちそうなキーワードを使うこと!
衝動性のある3歳は自分の興味があるワードには脳が反応しやすく、
ママの言葉もより入っていきやすいんです。
興味のない話は聞いているようで、
実は伝わっていない、理解できていないということが少なくありません。
見通しを持ってもらうために、
お子さんがどれだけ興味を持って聞いてくれるかが鍵になります。
例えば…わが家の息子は生き物が大好きなので、
「生き物」をキーワードにします。
今から保育園にいきます。
ママと弟と三人で歩いていくよ。
保育園についたら、あかぐみさんにいるアカハラヤモリを見にいこう♪
今日はお水の中にいるかな?枝にのぼってるかな?
道中もそれに関する話題で話をしながらいくと、興味が他にそれにくいのでオススメですよ!
私たち親子はこの、息子が好きなキーワードを使った見通しの持たせ方で、
スムーズに登園できる日々が増えました。
何より、笑顔の時間が増えたことが嬉しいです。
登園場面以外にも、お散歩中やお買い物中など様々な場面で使えるテクニックです。
ぜひ、お試しくださいね!
執筆者:山田 こはる
(発達科学コミュニケーショントレーナー)


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