返事もしない思春期でこぼこ息子の温かい表情と会話を取り戻す、無敵の褒めトレ作戦!!

会話どころか、返事もしてくれない思春期でこぼこ中学生にお困りではありませんか? お母さんの無敵の肯定の声かけで、まずは返事を取り戻しましょう。返事は親子の大切な会話の第一歩です。穏やかなコミュニケーションで親子の信頼関係に自信が持てますよ。

子離れには程遠い…会話どころか返事すらできない思春期でこぼこ中学生

息子は周囲に話を合わせることができないASD(自閉症スペクトラム)です。

相手が誰であろうと自分が大切にしていることは譲らず、態度や意見をあまり変えません。

せめて世間体だけでもと思っても、気にしてくれる息子ではありません。

我が家の息子は中学生になると、表情がどんどん暗くなり、家でも口数が減っていきました。心配して話を聞き出そうとしても、拒否され、次第に返事すらしてくれなくなりました。

中学生になると、そろそろ子離れが大切といわれますが、返事も返すことができない状況では、親としてどうすべきか迷いますよね。

私は、こんな状況で離れていいわけがない、息子が最低限のコミュニケーションをとれるようにしなくてはと思っていました。

やはり学校でも…家で注意しても注意しても信じられないほど繰り返すトラブル

先生に対してうるさいと言い、注意をしても意見も態度も変わらないと、学校から電話がありました。

やはり、家で家族に接する態度のままだったのです。

話し合おうとしますが、私に返ってくるのは、無視や、にらみつけ「わかった!!」と私に最後まで話をさせない態度です。

私も対抗し、「それでは、話を聞いているかどうかもわからない!」 「返事やあいづちはとても大切」であり「その態度が相手に対して失礼である」ことを、そのときの私は、会話のたびに時間をかけて注意していました。

これはどんどん否定の言葉を浴びせ、脳の動きを止め、考える力を失わせる行動です。さらに時間をかけることも、逆効果となるものです。

そのため、息子は私と会話をするどころか、返事をする気も失せていったのです。

必要なのは、注意することではなく、褒める!感謝する!の肯定の声かけだった!

肯定の声かけこそが、脳を育てます。

息子の脳は、まだやってほしいことや、話が届く状態ではなかったのです!

私は「しつけだから」とか「私がやらなくちゃ 」と思いこみ、 息子の言い分もわからぬまま、一方的にどんどん注意をしていました。

できないことを指摘することで、子どもはできるようになると私は思っていました。

子どもに直してほしいことを注意するということは、私の中では疑うことのない当たり前の子育て方法でしたが、これがまさかの、子どもに逆効果の対応だったのです。

注意をすることが、子どもの脳の発達に逆効果という事実!怖いことですよね。

このような時に必要なのは、子どもができているほんの小さなことを見つけ、 「〇〇ができたね!」と話しかけ、「ありがとう!」を増やすことです。

たくさん「ありがとう!」を伝えると、息子は翌日には変化がありました。

声を荒げて「わかった!!」とは言わなくなり、話しかけると穏やかな表情で「なに?」と返事をしてくれるようになったのです!

「返事をして!!」と何度お願いしても、あいづちすらもめんどくさがっていた息子が!です。

これが、肯定の声かけで お母さんの声が届くように脳を育てた結果です。 しかも、この方法は時間もかかりません。

肯定の声かけのタイミングとは!?そこで「ありがとう!」の積み重ねを!

最初は、褒めるところが見つかりません。むしろ注意が次から次へと浮かび、気になることやできていないことばかりが目についてしまうと思います。

そんなとき、兄妹げんかは一つのチャンスです! ヒートアップしている子どもたちに、腹を立てている理由を聞きます。

「嫌だったね。どちらも言い分があるね。」と
共感

そこで、落ち着いてくれたら、「落ち着けたね!」と実況中継で褒める

さらに最後に「落ち着いてくれて、ありがとう!」と感謝で終わります!

その後のお子さんの様子は、今までと少し違います。お互いが謝ることができるようになり、
優しい態度で接することができるように変わるでしょう。

本当に小さなことでも「ありがとう!」の積み重ねは、お子さんの素直な返事を引き出します。そして返事は、親子の大切なコミュニケーションの第一歩です!

知識を増やし、もっともっと家族の笑顔を増やしたい!

今の息子は「先生に対して『うるさい』はダメだよな、わかってなかったよな、俺」と言えるようになり、返事をすることの大切さを理解できるようになりました!

お子さんが返事をするようになってくると、親子で敵対していた雰囲気が消え、穏やかな会話、そして子どもの本音まで引き出せるようになっていきます!

お子さんの悩みに「大変だったね」と声をかけることもできるようになり、親子の信頼関係に自信が持てるようになれますよ!

息子が「家が一番落ちつくなぁ」とつぶやいたとき、私は発コミュを始めて本当によかった、と心から思いました。

子育ての正しい知識を持って、子どもの脳を育てること! 家族の笑顔をもっともっと増やしていけるお母さんを、一緒にめざしませんか?

執筆者:原田しず
(New Mammyアンバサダー★)

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