癇癪に悩まされながらも様子を見続けた小学校時代
子どもの癇癪に振り回され、育てにくさをずっと感じていながらも、おうちの外では大きな問題を起こすことがないために、結果的に「様子見」になってしまっているというご家庭、実はとっても多いです。
中学1年生の女の子のママさんのKさんもそんなお一人です。
Kさんの娘さんは、小さい頃からよく動く・よく喋る女の子でした。
気が散りやすく、また自分だけのこだわりもあり、思った通りにならないと癇癪を起こしたり、ママに酷い暴言を言ったりしていましたが、誰かにものすごく迷惑をかけるわけではないので、様子を見ましょう!と言われ小学校を卒業しました。
Kさんは、
子どものことは大好きなのに、子育てが楽しいとずっと感じられない…
子どもに振り回されている今の状況をやっぱり変えたい!
と相談に来られました。
そんなKさんは、幼児のママさんと一緒に\幼児期から/のアンガーマネジメントペアレントトレーニングのスタンダードコースを受講されています。
癇癪を起こす中学生への対応
子どもが大きくなっていても、幼児期からのアンガーマネジメントに効果があり、Kさんのように一緒に学んでいるのかというと…
幼児期も思春期も実はママが抱えている困りごとは同じだからなんです。
考えてみてください^ ^
あなたがイライラするのはどんな時ですか?
きっと子どもが
言った通りにやってくれない!
思った通りに動いてくれない!
言わなきゃやらない!
言ってもやらない〜!!
こんなことでイライラしていませんか?
これは、幼児期も思春期もおんなじ。
なんなら、旦那さんへのお悩みも同じだったりしませんか^^
そして、子ども達が怒っているときってどんなときですか?
同じように
言った通りにならない!
思った通りにやってくれない!
なんで、なんで
なんで〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
となっていませんか^^
もう気がついちゃいましたか?
つまり、人が成長していく上で、自分の怒り、子どもの怒りが全てのお悩みの前にはあるということ!
だからこそこの怒りをなくすコミュニケーションをママが徹底的に習得すると、我が子の困り事はするすると解決するし、自分自身も怒らなくていい毎日を手に入れることができるようになります!
成長していく上での問題は発達障害があるかないかではなく、
その子の持っている力を、いかに最大限に引き出していけるか
引き出した上で、磨いて輝かせてあげられるかが最大のテーマになっていくんです。
中学生への発達支援の現状とは?
育てにくいお子さんを育てていると、幼少期は様々なサポートを受けていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
検診でちょっと気になると言われ、月に1回でも相談する時間があったり、子どもも一緒に行き、療育とまではいかずとも遊びながら様子を見てもらったり…というように、家族以外の誰かが気にかけてくれるということがあります。
しかし、成長とともに、問題は深刻化していくのに、サポートは手厚くなるわけではなく、むしろなくなっていくという現状があります。
また「思春期だから」「反抗期だから」という言葉で片づけられがちですが、それでは問題が深刻になっているのに家庭への負担が大きすぎるのです。
中学生は義務教育を終える時期となり、受験を含め、人生を決めていく岐路に立つこともあるのです。
親子のコミュニケーションをスムーズにし、これからの人生を親子ともに楽しみに思えるような、そんな関係性を築きたいですし、親としても快くサポートをしていきたいですよね。
先の項でその子の持っている力をいかに最大限に引き出していけるか。
そして、引き出した上で、磨いて輝かせてあげられるかが大事だとお伝えしました。
だからこそ、いつ、この怒りの問題、癇癪を解決するかが、どれだけの時間をお子さんを伸ばす時間に変えられるかにかかってきます。
癇癪を起こさない方法は非常識な脳の育て方にアリ!
お子さんを伸ばす時間に没頭したいので、まずは何より怒りの問題を早急に解決していきましょう!
そのために、幼児期からのアンガーマネジメントのスタンダードコースのレクチャーの1回目では
徹底的に「褒めない肯定の声かけ」をお教えしています。
なぜ「褒めない声かけ」をまず習得してもらうかというと、
「すごいね〜できたね〜!」
「かっこいいね!」
だけでは脳は発達しないからです!
今、目の前で起こっている困りごと、例えば、
「癇癪どうしよう」とか、
「不安で動けなくなる子をどうやって動かそうか」とか、
「お友達とのコミュニケーションをどうやって習得させようか」
ということだけを考えていても、根本的な問題は解決されません。
根本的な問題は脳の発達の中にあります。
なので素直に脳を育てていくと、たった1ヶ月で、困りごとを解消しようとしていないのに、困り事が次々に消えていく!ということが起こってきます!
その初めにやってほしいことが今回Kさんに取り組んでもらった「褒めない肯定」になります。
思春期のお子さんに「すごいね〜」とおだてるように褒めても反発してくることもあります。
幼児さんでも「すごくないし…」と褒めを受け取ってくれないこともあります。
そんなときには「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える「褒めない肯定」がオススメです!
「おしょうゆ取って〜」「ありがとう!」と日常生活の中で感謝を伝えるチャンスはありますよね!
もし、あまり言うチャンスがないかも…という方は、「ありがとう」と言うチャンスを作っていきましょう!
手を伸ばせば届くけど「おしょうゆ取って〜」「ありがとう!」と、無理矢理にでもチャンスを作っていきます!
「ありがとう」に言いすぎなんてことはないですよね!
「ありがとう」で溢れる家族なんて、とっても素敵ですよね^ ^
脳は育てる順番が大事です!
まずはママの言葉を受け止める脳を育てる!です!
詳しい順番は小冊子でも解説しましたので、まだお読みでない方はご覧ください!
ダウンロードはコチラから!
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執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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