発達障害の不器用な子どもの困りごと2「両手を上手に使えない」

昨日から
発達障害の不器用な子の困りごとを
改善する方法についてお伝えしています。

今日は2回目です。

今日のテーマは
「両手を上手に使えない」です。

たとえば、両手を上手に使えない子は
こんなことがあります。

・食事の時に
 左手がお椀に添えられていない

・茶碗をうまく支えられない

・はさみを使うとき
 紙をしっかり固定できない

・バットを振ったり、
 ほうきを使うのが下手

・リボン結びができない

手先の不器用な子は
手先の動きだけでなく
両手を上手に使えないことが多いのです。

つまり、右手と左手の役割が
確立できないから不器用になります。

利き手ではない方の手を
利き手の動きをサポートするように
上手に使えないとできません。

これが上手になるためには
利き手じゃない方をたくさん使える
あそびを一緒にすることがいいですね。

ボールあそびやアスレチックなどの
外遊びもいいですね。

おりがみあやとりなどの
昔からある遊びは両手を使うのに
うってつけです。

手を使うのが苦手な子は
こういった遊びを
一人でやるのはハードルが高いのですが
お母さんと一緒に褒められながら
であれば楽しく出来ます。

両手を使う機会をたくさん作ることが
大事なので
「もっとやりたい」と思えるように
楽しくできるようにしてみてください。

一つ、何も道具がなくても
両手を使える遊びをご紹介します。

「右手と左手でじゃんけんぽん」です。

自分の右手と左手で
右手が勝つようにじゃんけんをします。

利き手じゃない方をグーチョキパーに
動かすのも結構むずかしいです。

これ瞬時に頭で考えて
勝つようにするのが

とてもむずかしいので、
すごく頭を使っているのがわかると思います。

段々スピードを上げて
リズミカルにじゃんけんできるように
してみてください。

できるようになったら
今度は左手が右手に勝つように
右と左を交代します。

列に並んでいる時の
ヒマつぶしのときにも楽しくできます。

やってみると大人でも難しいので、
良い脳トレになります。

子どもができたら「すごいねー!」って
素直に褒めてあげてくださいね^-^
盛り上がりますよ。

ではまた明日!

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