会社から「いらない人」通告!私に訪れた試練とは?

今日は
私のストーリー第2回です。

育休から復帰してシゴトを再開した私は
古巣から違う部門に異動になりました。

このころから、
社内は不穏な空気に包まれました。

会社の業績が悪いため
会社が大リストラを決行することになり
私も対象者になってしまったのです!

人事部門に呼ばれて

「海外赴任ができなければ
 もうあなたの仕事はない

と言われ、退職の条件が示されました。

夫は別の会社で働いており
子育ての中心を担っている私が

単身で海外赴任することは
考えられませんでした。

 

27年も勤務した会社から
「いらない人」認定されて

長く誇りをもって続けてきた
シゴトへの自負も何も
木っ端みじんに砕かれてしまいました。

「ああ、とうとう来たか…」

「やめたら、
 娘の保育園を退園になってしまう。
 どうしよう…」

会社の業績が悪いことは
前々から知っていたし

もしリストラすることになったら
真っ先に
私のような子育てを中心にしている
ママ社員が切られるだろう。

いずれこんな日が来るとは
心のどこかにありました。

ですが、当時の私はどこか他人事

実際、退職勧奨されて初めて、
マズイ!と焦りだしました。

娘はその時、年中組。
0歳児から通う保育園は
次の4月は最終学年。

長く過ごした慣れた保育園で
絶対に卒園させてあげたい!

私がリストラで会社を辞めて
次のシゴトが決まらなければ

娘は保育園を退園させられてしまう。

新しい環境が苦手で、
通い慣れた保育園でさえ
毎年行き渋りをしているような
娘の負担を考えると

私が新しいシゴトを探し
なにがなんでも
娘の保育園を継続させたい!

保育園最後の1年を
今の保育園で過ごさせて
あげたい!

この会社に
もう私の居場所がないならば、
やめる選択しかないが

私の都合
娘が今の保育園を退園することだけは
避けたい

と、その一心で必死に転職活動しました。

転職をあっせんしてくれる
転職エージェントに4社登録し、

ハローワークにも行き
あらゆる手立てで動き

必死の転職活動をしたものの
書類だけで落とされまくり

なんと100社に応募しながら
面接の返事はたった2社だけ!
という散々な結果になりました。

アラフィフの子持ち女性が
そもそも転職が厳しいということと

私の経歴が生かせるシゴトが
通える範囲にないということが
難しくさせた要因です。

こんなにも「お前は要らない」
と世の中から言われ続け

意気消沈しましたが、
娘のため、なにがなんでも

保育園を退園させられる期日までには
シゴトをしたいので
落ち込んでなんかいられません。

採用にならないので、
すこしづつ条件を下げながら
探し続けました。

決められた退職日から
一か月前の日に

どうにか新しいシゴトにはありつけ、
娘を路頭に迷わせることがなくなり
ほっとしました。

ここで得た経験は
一つは
私の行動は娘が原動力だ、
ということです。

子どもがいなかったら
100社応募している途中で嫌になって

シゴトを探すのを
やめていたに違いありません。

もう一つ、
転職活動で
NOを突きつけられてばかりいたのは

ママだから、子どもがいるから、
ということではなく

そもそも自分の人生なのに
会社まかせにして

退職を突きつけられるまで
自分から動かず

ただただ流されるまま
思考停止して
現状維持
を選んでいたことが
根底にある、と気が付きました。

毎日の目の前のシゴト家事子育て
こなすことに必死で

自分で決めているようで
怖くて、面倒で

一歩踏み出せない
チャレンジもできない

単にそこにとどまることを選んでしまう
成長がない自分になっていたから。

自分の人生なのに
人任せにしているうちに

私は本当はなにがしたかったのか
よくわからなくなってしまったのです。

いつしか自信もなくなり

私を雇ってくれる
おシゴトがあるだけありがたい、

こんな私を
雇っていただけるなんて

というように
子どもがいるから、

を言い訳にして
自分を卑下する気持ちがわきました。

私のように
家庭とシゴトの板挟みで

家族のためと自分を抑えて
自分を後回しにしているうちに
自分が本当は何がしたかったのか

わからなくなってしまったママって
たくさんいると思うのです。

いま必死にもがいている
ママ達に伝えたい
今の私の気づきは

「ピンチの顔して
 チャンスはやってくる」


ということです。

このときまだ
私も気がついていないけれど

実はこのリストラされるピンチから
少しづつ人生が変わっていく兆し
あったんだろうなと感じています。

私のストーリー続きの第三話はコチラです↓
どうぞお読みくださいね。

私のストーリー 派遣社員に転職編
https://desc-lab.com/sasaharamirai/530/

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