「褒めています」は勘違い!?自己肯定感を高める子どもに伝わる正しい褒め方

自己肯定感を高めるために褒めているのに、子どもがいつも自信がなさそうに見えませんか?もしかしたらその「褒め」はお子さんに届いていないかもしれません。子どもの自己肯定感を育む褒め方3つをご紹介しますね。
 

【目次】

 

1.日本の子どもは世界的に自己肯定感が低いという現実

 
 
「かわいい我が子に自己肯定感を授けたい」と誰もが思いますよね。
 
 
自己肯定感とは、言葉通り「ありのままの自分を肯定的に受け入れる感覚」で、他の人と比較せずに今の自分を認めて前に進んでいくための原動力になります。
 
 
様々な調査で日本の子どもは世界的に自己肯定感が低ということが分かっていて、特に年齢が上がれば自己肯定感が低くなる傾向があるようです。
 
 
国立青少年教育振興機構の日本・アメリカ・中国・韓国の高校生を対象とした調査では「自分はダメな人間だと思うことがある」という問いに72.5%の子どもが「とてもそう思う」「まあそう思う」と答えています。
 
 
なんと、この結果は他の3カ国を大きく上回っているのです。
 
 
 
 
 
 
さらに、繊細な子どもは周囲と比べるとできないことが多く、日ごろから怒られたり、指摘されたりすることが多くなるために自己肯定感が育ちにくいと言われています。
 
 
では、自己肯定感を高めるにはどうしたらいいでしょうか。
 
 
いろんな書籍やネットには自己肯定感を高めるには褒めることが大切という情報があります。
 
 
自己肯定感が大事、褒めることが大事、とこれだけの情報があふれているのになぜ、日本の子どもは自己肯定感が低いのでしょう。
 
 
それは正しい褒め方をしていないからです。
 
 
正しい褒め方を知ることが子どもの自己肯定感を高める上でとても大切になりますよ。
 
 
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2.条件つきの褒めになっていませんか?

 
 
なんでも褒めたらいいのかな、褒めてばかりいて大丈夫かな、と思ってしまいますが、私たちがしている「褒め」はちゃんと子どもたちに届いているでしょうか?
 
 
私もかつて、息子を褒めているつもりでした。しかし、その褒めは全く息子に届いていませんでした。
 
 
それどころか、私の「褒め」は高めようとしていた自己肯定感を逆に下げてしまっていたのです。
 
 
私の間違っていた褒め、ご紹介しますね。
 
 
例えば、
 
「100点とれてすごいね」
「ご飯全部食べられたね」
「なわとび、お友達よりたくさん飛べたね」
 
などと声かけをしていました。
 
 
 
 
お気づきですか?これって「条件付きの褒め」になっているのです。
 
 
「100点とれてすごいね」と言われた子どもは、テストは100点をとるものだと捉えます。
もし30点だったら褒めてもらえないかもしれない。
 
 
結果が良かったときに「○○ができるあなたがすごい」という褒めることは条件付きで認められることになり、「○○できない自分はダメな子なんだ」という不安の刷り込みにもなります。
 
 
この条件付きの褒め方を続けていると、失敗が怖いから挑戦しなくなったり、褒められたいから嘘をつくようになったり、結果が全てだと考えるので他の子を蔑むようになってしまうのです。
 
 
こうなる前に、自己肯定感を育む声かけ、正しい褒め方を身につけましょう!
 
 
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3.自己肯定感を育む3つのポイント

 
 
それでは、声かけと褒め方3つをお伝えしますね。
 
 

◆「大好き」

 
 
一番シンプルですが、一番の特効薬になるのが「大好き」という言葉です。
 
 
自分は愛されている、受け止めてもらえているという感覚がその子の絶対的な安心と自信の土台になります。
 
 
褒める言葉はたくさんあると思いますが、その中でも子どもを本当の意味で 肯定する言葉はたった1つ。「どんなあなたでも大好きだよ」というメッセージです。
 
 
直接伝えるのは照れくさいかもしれないけれどお手紙やスキンシップなど、形にして伝えてあげるのも効果的です。
 
 

◆「ありがとう」

 
 
子どもに「ありがとう」と日頃から伝えていますか?
 
 
感謝をする言葉は貢献欲求を満たしてくれます。
 
 
どんな小さなことでも感謝されることで、子どもが自分がしたことで誰かの役に立てたという喜びに出会います。
 
 
そうすることで、お母さんや家族、お友達のために何かしたいね、と自ら行動するようになります。
 
 
 
 
我は息子と、
 
 
「ご飯を食べてくれてありがとう」
 
「作ってくれてありがとう」
 
 
など、「ありがとう」を言い合いっこしています。
 
 

◆子どもに伝わる褒めは実況中継

 
 
子どもが何かできたことを褒めようとしていませんか?

 
 
9割以上の大人ができていない子どもに伝わる褒め方、それは実況中継です。
 
 
結果がでたときではなく、頑張って挑戦している過程を褒めてあげてください。
 
 
「わー、パジャマのズボン脱いだんだね、いいね!」
 
「もうドリルの宿題のページ開けたんだね、すごーい!」
 
「おいしそうに食べているね、ありがとう」
 
 
子どもはちゃんとみてもらえると感じるとどんどん行動するようになります。
 
 
子どもにとってお母さんの存在は偉大で、お母さんの対応・声かけを変えることで驚くほど子どもが変わります。
 
 
ぜひ、言葉の力を信じて普段の声かけを変えてみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:むらかみりりか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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