指示が通らないマイペースすぎる子どもにイライラしていませんか?視点を変えて、ほんのちょっと工夫すれば、ママが指示を出さなくても、子どもが自ら動き出すようになりますよ!そんな魔法のような方法をお伝えします。
【目次】
1.指示の通らないマイペースな娘からの「お母さ~ん」攻撃に辟易
2.以前はできていたはずの「一人でお着替え」できなくなった理由
3.娘が引き出しを開けたくなる!3ステップ対応
1.指示の通らないマイペースな娘からの「お母さ~ん」攻撃に辟易
朝の時間って、あっという間に過ぎ去っていきますよね…
子どもたちが登校する時間から逆算してスケジュールを立てて実行しようとしますが、まったく母の思い通りにならない…
なぜなら、マイペースすぎる小学3年生の娘が数分おきに「お母さ~ん!」と叫ぶから。
「お母さ~ん!トイレ」
「お母さ~ん!ごはん、まだ?」
「お母さ~ん!今日、着ていく服、どれ?」
「お母さ~ん!そばにいてほしいの」

娘の専属侍従になった気分。まったく作業が進まず、時間だけが過ぎていく毎日に、どうしたらいいの?!と悩んでいました。
2.以前はできていたはずの「一人でお着替え」ができなくなった理由
あるとき、そういえば、1年生の頃はほぼ一人でお着替えを完了できていたはず…と思い出しました。
どうしてできなくなったのかな?
逆にどうしてあの頃はできていたんだろう‥
逆にどうしてあの頃はできていたんだろう‥
と過去を振り返ってみることにしました。
小学校入学にあたり、私は朝のお着替えを一人で完了してほしくていろいろ工夫していたんです。
・衣類ケースを購入し、娘専用の引き出しを決めた。
・ケース内に、その日着ていく服を1種類1個ずつ(上着、ズボン、靴下)入れておく。
服を選ぶ時間を省略するため、最初は引き出しの中に1種類1個ずつ入れておくようにしていました。
だんだん、自分で服を選択する時間が早くなってきたので、だんだん、引き出しに入れる量がふえていきました。
いつの間にか、持っている服ほとんど全部をギュウギュウになるくらい引き出しに詰め込んでいました。

以前と比べて、見た目も良くないし、引き出しの開け閉めに時間を要するようになっていました。
そのため、娘のやる気がしぼんでしまったのではないか?と思い当たりました。
3.娘が引き出しを開けたくなる工夫をしました
◆ステップ1 引き出しの整理整頓
朝の着替えに必要な服は、上着とズボン(スカート)、靴下の3種類のみ。
パジャマと下着は別の引き出しに分別して入れることにしました。
靴下も専用引き出しを決め、息子の分と娘の分を区別し、一目でわかるように、色分けした靴下ケースに入れました。
◆ステップ2 引き出しの中は、1種類3着まで
娘は少しだけ優柔不断なところがあります。
だから、取り組み始めたころは、1種類1着と決めていたのですが、今は、選択する楽しみも残してあげたい…
そこで、上着とズボン(スカート)は、それぞれ3着まで入れ、残りは予備用引き出しへ入れました。
服を選ぶ楽しみを残しつつ、引き出しを軽くして開閉しやすくしました。
◆ステップ3 引き出しにイラストと文字のカードを貼る
どこに何が入っているのかを娘に知らせるため、引き出しの表面にイラストがメインで下に小さく文字を書いたカード(7cm×7cm)を貼りました。
娘は、ほんの少し活字嫌いなところがあり、絵やイラストが大好きなので、イラストをメインにしたカードを作りました。
イラストはネット検索して無料のものを使用しました。
上着とズボンの引き出しには、息子と区別するためかわいい女の子のイラストを使用しました。
絵の下に本人の名前を書いたところ、とても喜んで進んで引き出しを開けるようになりました。
朝、私を呼ばずに、自分でお着替えを完了できるようになりました。

朝のお着替えがスムーズに短時間で終えられるようになり、登校するまで時間が余るようになりました。
その時間を「ご褒美時間」と呼び、娘が好きな動画を見ていい時間にしたところ、ますます朝の準備がスピードアップしています。
私の経験が参考になったらうれしいです!
発達障害凸凹キッズの子育でのヒントをお伝えしています
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〜これは、発コミュに出会う前の話。〜
「またか…」
正直ため息しか出ない。
正直ため息しか出ない。
毎朝おとずれる、わが子の
「学校行きたくない・・・」
無理に登校させるのは良くない
そう頭では理解していても、心が追いつかない。
明日は行くって昨日言ってたのに。
なのにどうして?
毎日おだてて、寄り添って、
精一杯のことはやってるつもり。
ネットで調べても、周りに相談しても
「寄り添ってあげましょう」
「お母さんが見守ってあげてください」
愛想笑いで「そうですね」としか返せない自分。
解決策が見つからない。
はぁ。
今日もまた学校まで送るのか。
わが子が苦しんでるのはわかるけど、
私もつらい・・・
こんなふうに感じる母親は失格なんだろうか。
だけど・・・
「こんな方法があったんだ!」
あの時わたしの心に大きな希望をくれた一冊。
登校しぶりは、子どもによって対応法が違ったんです!
執筆者:松木なおこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)