スマホ制限は逆効果? スマホ・ゲーム依存に悩む中高生が“自分でやめられる”ようになるママの共感対応

 

【今日から使える具体策つき】スマホ制限や没収は逆効果?反抗期・中高生のスマホ依存が悪化する理由と、子どもが“自分でやめられる力”を育てるママの共感対応をわかりやすく解説します。

 

【目次】

 
 

1.中高生が自分でスマホを手放す家庭の共感対応とは?

 
 
「スマホを取り上げても逆効果だった…」「没収すると暴れる。でも放っておくのも不安…」中高生の子どもを持つ多くのママが同じ悩みを抱えています。
 
 
夜更かし、ゲーム隠し、親への反発…実は、これらの行動はスマホ制限のせいで悪化していることも多いんです。
 
 
スマホ制限や没収は “一時的には止められても”子どもが自分で手放す力は育たない ことが多いのです。
 
 
では、スマホやゲームに依存気味の中高生がどうすれば “自分からやめよう” と思えるようになるのか?
 
 
ずばり「ママの共感対応」です。
 
 
我が家も最初は「親がルールを決めれば大丈夫」と思っていました。
 
 
携帯会社に時間制限を設定してもらいましたが、たった1週間で解除され、息子のやりたい放題。食事中もトイレもスマホを手放さず、休みの日は10時間以上使うことも…。
 
 
「ルールを破ったから」スマホを取り上げると、「返せ!くそばばあ!」暴言を浴びせられ、涙が止まらなくなったこともあります。
 
 
さらに注意すれば物を投げ、弟に当たることもあり、家庭は一気に荒れました。私自身、反抗期でADHD傾向のある息子と向き合う中、関わりを「共感中心」に変えたことで、
 
●暴言

●反発

●夜更かし

●朝起きられない

 
以上のことが落ち着き、息子は自分でコントロールできるようになっていきました。
 
 
この記事では、
 
・なぜスマホ制限は逆効果になるのか?
・なぜ共感で子どもが変わるのか?
・今日からできる“依存を弱める声かけ”は何か?
 
をわかりやすくお伝えします。
 
 
 
 

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2.なぜスマホ制限は逆効果になるの?

 
 
スマホ制限や没収すると「取り上げられる」と感じて、中高生は不安や反発心が強くなり、ますますスマホに執着してしまいます。
 
 
具体的な理由を3つお伝えしますね。
 
 

① 中高生は「制限=コントロールされた」と感じる年齢

 
 
思春期は“自立欲求のピーク”スマホを取り上げられると脳が「支配された!」と判断し、
 
反発する
隠れて使う
嘘が増える
 
などの行動につながってしまいます。
 
 

② スマホ制限や没収はストレスホルモンを上げる

 
 
人間は「奪われる」コルチゾールが上昇します。ストレスが高まれば、むしろ
 
●スマホで気分を紛らわせようとする
●ゲームで達成感を求める
 
つまり、依存が強化され、ますますスマホやゲーム依存になりやすいです。
 
 

③ ママの怒り・心配が“刺激”となって依存を悪化させる

 
 
強い負の感情は、スマホやゲーム依存傾向の中高生にとって脳が快感を求める引き金になります。
 
 
つまり、ママの叱責 → 子どものストレス増加 → スマホへ逃げるというの負のループができてしまいます。
 
 
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3.どうすれば子どもが“自分でやめられる力”を育てられるの?

 
 
中高生が自分でやめられるようになる一番の近道は、ママが「禁止」よりも「気持ちの理解」先に伝えることです。
 
 
スマホをやめられない子の多くは、「叱られる・取り上げられる」→「反発・隠れて使う」という負のループに入っています。
 
 
ところが、まず気持ちを理解してもらうと、子どもは安心し、「自分で決められる状態」が整います。
 
 
ここから行動のコントロールができるようになっていきます。3つのステップをお伝えしますね。
 
 

① 共感されると“戦わなくていいモード”になる

 
「そんなにスマホ使いたかったんだね」
 
「やめたい気持ちもあるけど楽しいよね」
 
 
共感されると、脳は“安心モード(副交感神経)”になり、反抗や逃避がストップします。
 
 

② 安心すると「自分で決めたい」が動き出す

 
 
脳が安心してはじめて、
 
自分でやめる
自分で決める
自分で調整する
 
 
という機能(前頭前皮質)が働き出します。
 
 

③ 共感は“自己コントロール力”を育てる

 
 
子どもが自分の気持ちを認められた瞬間、自分で行動を選択できるようになります。
 
 
実際、共感対応を始めたママの多くが「急に子どもが自分でやめた」「夜更かしが減った」と言います。
 
 
 
 
今日から使える声かけは最後に詳しくお伝えしますね。
 
 
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・共感の入り方
・反抗期の子への声かけ例
・やめられない子への具体的対応
・家庭でのルール作りのコツ
 
 
など、この記事の続きを深掘りしています。よかったらこちらも参考にしてくださいね。
 
 
 

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4.今日からできる!スマホ依存をやめる共感対応3ステップ

 

◆中高生のスマホ依存をやめる共感対応

 
 
①まずは事実に共感する(正しさより“気持ち”)
 
「ゲームしてると楽しいよね」
「その動画、気になるよね」
「今はやめにくいんだね」
 
共感は“同意”ではなく、“理解の表明”です。
 
 
②ママの希望を短い言葉で伝える
 
「そろそろ休憩できると安心するな」
「ママは寝不足が心配なんだ」
 
ここで説教したらアウト
 
短く・やさしく・事実だけを伝えます。
 
 
③選択肢を渡す(決めるのは本人)
 
「5分後に区切る?それとも10分?」
「今の動画で終わりにする?」
 
“決めさせる”ではなく、“選べるようにする”。
 
 
これが 自分でやめられる脳 を育てます。
 
 
我が家は一般的に比べるとスマホやゲームの使用時間は長いかもしれませんが、テスト前は自分から「スマホを預かって」と言えるようになり、ON/OFFの切り替えもできるようになりました。
 
 
行動制限や禁止では、ここまで自立心は育ちませんでした。
 
 

◆中高生のスマホ依存にやってはいけないNG行動

 
 
・「早くやめなさい!」急かす
・「また見てるでしょ」責める
・コソコソ見張る
・親のルールを押しつける
・怒りながら没収する
 
すべて子どものストレス上昇、反発・隠れ行動につながります。
 
 
 
 
ある日、息子がスマホを見ながら「最近なんか目が見えにくいんだけど…」とぼそっと言いました。
 
 
昔の私なら「スマホのせいでしょ!」「ほら言ったじゃない!」責めていたと思います。
 
 
でもこの日は、グッとこらえてただ寄り添いました。
 
 
「そうなんだ。見えづらいと困るよね。どんな感じで見えにくいの?」
 
 
息子は、自分でも驚いたように画面をしばらく見つめた後、
 
 
「…なんか、ピントが合わないっていうか…」と静かに答えました。
 
 
私はそこで初めて、やさしく一言だけ添えました。
 
 
「心配だね。もしかして、スマホの見すぎで疲れてるのかもしれないね。どう思う?」
 
 
責めるトーンではなく、「一緒に考える」姿勢で。
 
 
息子は少し黙ってから、
 
 
「…たしかに昨日もずっとYouTube見てたかも」
 
 
と自分から言い出しました。
 
 
私はその言葉を否定せず、すぐに褒める方向へつなげました。
 
 
「気づけたのすごいね。目って大事だし、どうしようか?少し休めてみる?」
 
 
すると息子は、
 
 
「うん…ちょっと置いとくわ」
 
 
と言って自分からスマホを机に置き、そのままリビングでゴロゴロと休み始めたのです。
 
 
あの時、私が「ほらスマホやめなさい!」と言っていたら、きっと反発していただけ。
 
 
でも、子ども自身が“気づいた”とき、人は自然と行動を変えるのだと実感しました。
 
 
私が怒鳴っても通じなかった息子が、自分から「スマホ預かって」と言えるようになったのは、発達科学コミュニケーションで脳のはたらきを学び、このような声かけを続けたからです。
 
 
「うちの子、スマホばかりで…」と悩むのはあなただけではありません。
 
 
今日から変えるべきことは、「ルール」ではなく、「関わり方」です。
 
 
共感をベースにするだけで、子どもは“戦わなくていい”状態になり、はじめて「自分で調整する力」が伸びます。
 
 
メルマガや小冊子では、子育ての悩み事を解決する対応策やママの声かけのコツを配信しています。よかったら参考にしてみてくださいね。
 
 

 
 

中高生のスマホやゲーム問題についてよくある質問(FAQ)

 
 

Q1: スマホを取り上げても改善しないのはなぜですか?

 
 
A1: スマホ没収は子どものストレスを高め、「隠れて使う」「反発する」など逆効果を生みやすいからです。特に思春期は“自分で決めたい”気持ちが強いため、強制すると依存が悪化することがあります。まずは気持ちに共感し、安心できる関わりに変えることが改善の第一歩です。
 
 

Q2: どこまでスマホを許容していいの?ルールは必要?

 
A2: ルールは必要ですが、押しつけではなく「子どもと一緒に作る」ことが大切です。共感で関係が安定すると、子どもは自分で調整しやすくなります。
「使う時間」よりも
・ 睡眠
・学校生活
・家庭での会話
など生活が整っているかを基準に考えると上手くいきます。
 
 

Q3: 共感しても、結局スマホをやめないのでは?

 
A3: 共感は「甘やかし」ではなく「戦わなくていい状態をつくる」ための土台です。安心すると前頭前皮質(自己コントロールの脳)が働き、「自分で区切る」「やりすぎたと気づく」行動が生まれます。
多くのママが、共感対応に切り替えてから数日で変化を実感しています。
 
 
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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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