歯磨き嫌いが不登校で悪化!歯磨きしない小学生の生活習慣改善は感覚過敏の非常識対応で解決

 

不登校で生活習慣が乱れて困っていませんか?小学生の息子は歯磨き嫌いが悪化して歯磨きをしなくなりました。脳の特性を活かした対応で感覚過敏が和らぐと改善できますよ。
 

【目次】

 
 

1.歯磨き嫌いが不登校で悪化!歯磨きしないのが当たり前の息子

 
 
不登校になるとYouTubeやゲームに没頭し、生活リズムが崩れていきます。
 
 
・決まった時間に家族とご飯ができない
・お風呂に入らない
・一日中パジャマ姿
 
 
など生活習慣にも影響がでて改善したいと困っているママは多いのではないでしょうか?
 
 
我が家にはYouTube大好き、不登校の小学1年生の男の子がいます。
 
 
小さなころから歯ブラシを口に入れる事を嫌がって歯磨きに時間がかかっていました。
 
 
それでも「歯磨きはするもの」と分かっていたのでいやいやながらも何とか仕上げ磨きに応じてくれていました。
 
 
それが小学校入学後、ゴールデンウイーク明けに不登校になってから歯磨きは断固拒否!口を開けてくれさえしなくなったのです。
 
 
 
 
始めのうちは無理矢理に歯磨きをさせようとしていましたが、無理強いしても状況が良くなる気配はありません。歯磨きをしてくれない日が続くだけでした。
 
 
歯が抜け変わる小学生の時期に歯磨きをしない息子の生活習慣をどうやったら改善できるのか悩んでいました。
 
 
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2.感覚過敏は刺激の受け皿の大きさの問題。直接対応しないが鉄則!

 
 
感覚過敏という言葉を知っていますか?
 
 
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感と言われる感覚の捉え方が敏感で、感覚から受ける刺激に対して過剰に反応をしてしまう事を言います。
 
 
刺激の受け取り方はひとりひとり異なります。本人にしか分からない事だからこそ、周りに理解されない辛さがあります。
 
 
それぞれの感覚に関する情報は目、耳、鼻、皮膚、口で受け取りますが、その感覚を刺激として受け取るのは脳です。
 
 
感覚過敏は刺激を受け取る脳の受け皿の容量が小さい事によって起こる特性です。
 
 
ピーマンが苦手な子に対して、ピーマンを何とか食べさせようとしても本人にとっては受け取れない刺激なので意味がありません。
 
 
ピーマンに対する拒否感をあおる結果となります。
 
 
 
 
また、不登校になった子どもの脳はストレスをいっぱいに溜め込んだ状態です。
 
 
ストレスを溜め込んだ脳では刺激を受け取る余裕がなく、今まで受け取れていた刺激も受け取ることを拒否してしまいます。
 
 
水をいっぱいに溜めた器にもうお水を注げない、そんな状態なんです。
 
 
不登校なった小学生の息子はYouTubeへ逃げるようになりました。
 
 
学校でもたくさんストレスを抱え不登校になった上に、動画を辞めさせようとする私の否定的な態度と声掛けが増えたため、歯磨き嫌いを悪化させたと考えられます。
 
 
感覚過敏には直接対応するのではなく、刺激を受け取る脳の受け皿を大きくしてあげる事が鉄則です。
 
 
感覚を受け取る受け皿を大きくしてあげることで感過敏が和らぎ、生活習慣改善につながっていきます。
 
 
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3.小学生の生活習慣改善が叶う感覚過敏の非常識対応

 
 
子どもの刺激の受け皿を大きくする?って脳にどんな風にアプローチするのか難しくかんじてしまいますよね。
 
 
安心してください。
 
 
やり方は簡単、子どもとの毎日のコミュニケーションを変えるだけ!
 
 
受け取りたくない否定の刺激から、受け取りたい褒めの刺激を増やすだけです。
 
 
どんな風に子どもとのコミュニケーションを変えたかをご紹介します。
 
 

◆①親子の関わりの不等式を改善

 
 
親子の関りの不等式を「肯定の注目 > 否定の注目」に改善しました。
 
 
これは発達科学コミュニケーション(発コミュ)の受講を開始して最初に取り組むことです。
 
 
普段子どもに注目しているところが「肯定の注目 < 否定の注目」になっていませんか?
 
 
「肯定の注目 > 否定の注目」=「8:2」息子のように不登校などストレスが溜まている状態の場合は「肯定の注目 > 否定の注目」=「10:0」が理想です。
 
 
YouTubeを見ていることを気にせず、「何見ているの?」と興味を示し
 
 
「起きたね」「着替えたね」「ご飯食べたね」とできたことを実況中継し
 
 
生活習慣の気になるところはスルー、当たり前にできていることに注目をして声を掛け続けました。
 
 

◆②ママの表情を改善

 
 
ママの表情はいつも笑っていますか?
 
 
子どもが「〇〇しないから」としかめっ面になっていませんか?
 
 
残念なことに肯定の注目は否定の注目よりも目減りして伝わってしまいます。
 
 
ただ言葉で褒めただけでは子どもには伝わりません。
 
 
ママの表情が怒っていると褒めても怒っていると受け取ってしまいます。
 
 
声を掛けなくてもママが笑顔でいることだけで子どもを肯定していることになります。
 
 
 
 
肯定の注目を増やす関わりをコツコツと続けて2カ月ほどで、動画を見ている息子に私の声が届くようになってきました。
 
 
動画を見ている最中にも返事をしてくれたり、動画の内容を話してくれるようになってきました。
 
 
声が届くようになった嬉しさから、子どもが反応してくれる度に「嬉しい!」という気持ちを笑顔で思いっきり伝えるようにしていました。
 
 
その間、歯磨きに対しては歯磨きをしないことは気にせず、夜寝る前に歯ブラシを子どものそばに置く事だけをしていました。
 
 
すると歯磨き嫌いの息子が寝る前に「はい、歯ブラシ」と渡すと何の抵抗もなく自然に歯ブラシを手に取り自分で磨き始めました。
 
 
こちらが歯ブラシの準備をしていない時は「歯磨きして寝るよ。歯ブラシ持ってきて」と言うまでになりました。
 
 
コツコツと肯定の注目を増やし、子どもが受け取りたい声掛けに変える事で子どもの脳が刺激を受け取る体制に変わり、感覚過敏に対する受け皿が広がったのです。
 
 
感覚が広がれば、爪を切る、髪の毛を切る、耳かきができる、など応じてくれることが増えていき、生活習慣改善につながります。
 
 
感覚過敏は本人にしか分からない生きづらさがあります。
 
 
根本から直して困りごとを大人に持ち越さない関わりをすることが、子どもたちにとって最高の支援だと思います。
 
 
 
 
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執筆者:福原かおり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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