発達障害の子どもの兄弟喧嘩が減らせる3つの対応法

 

発達障害の子どもの兄弟喧嘩が激しくて、頭を抱えているママはいませんか?年齢が高くなると対応が難しく感じてしまいますよね。そんな憂うつな時間が減らせるママの対応法をお伝えします!
 

【目次】

1.発達障害の子どもの兄弟喧嘩が激しい
2.高学年で兄弟喧嘩が頻発する理由
3.兄弟喧嘩がなくなる3つの対応法
◆共感し受け止める
◆好きなことの会話を増やす
◆仲良くしているところを褒める

 
 

1.発達障害の子どもの兄弟喧嘩が激しい

 
 
仲良く遊んでいると思っていたのに、
 
 
「うるせー‼どっかいけっ‼」
 
 
いきなり大声で暴言と言い争いが始まり、取っ組み合いの激しい喧嘩に発展。
 
 
注意しても暴言は止まらない、喧嘩を止めようと間に入っても身体が大きくなってくると体力的に負けてしまい、毎回あざだらけ。
 
 
どうして仲良くできないの?と、発達障害の子どもの兄弟喧嘩が憂うつで嫌になるなんてことはありませんか?
 
 
これが、わが家の日常でした。
 
 
私には、発達障害の注意欠陥多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム(ASD)と診断を受けている4人の息子たちがいます。
 
 
長男が小6になったころ、暴言が多くなり兄弟喧嘩が増えていきました。
 
 
長男がゲームをしていると、そばで兄弟がおしゃべり、音を出すと暴言が出てきて、追いかけまわし喧嘩に発展。
 
 
しまいには相手を泣かせるまで止まらないという毎日でした。
 
 
 
 
私は長男が暴言を吐くたびに、
 
 
「いい加減にしなさい‼」
 
 
「何度言ったらわかるの‼」
 
 
と叱ってばかりで、いつもイライラしていました。
 
 
いくら叱っても状況がよくなるどころか、ひどくなるばかりで 暴言を聞くたびに「また始まった…」と憂うつな気持ちで、どうしていいか悩むばかりでした。
 
 
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2.高学年で兄弟喧嘩が頻発する理由

 
 
発達障害の子どもの暴言や兄弟喧嘩が増えてしまうのは、
 
 
・不安やストレスを感じやすく、ため込みやすい
 
 
・感覚過敏
 
 
・言葉でうまく伝えられない
 
 
などの特性が関係していることがあります。
 
 
小学校高学年になると、運動会での進行役を務めるなどの行事での役割が増えたり、学年特有の行事、宿泊学習や修学旅行などの行事も多くなりますよね。
 
 
行事での環境の変化に対応しなければならず、いつの間にか脳が限界を超えて疲れをため込んでしまうこともあります。
 
 
・初めての役割
 
 
・わからないことを言葉でうまく伝えられない
 
 
・周りに合わせて動かなくちゃと頑張る
 
 
・情報を多く受け取りすぎてしまう
 
 
そんな不安な気持ちが溜まっていき、気づかないうちにストレスや疲れになっていきます。
 
 
 
 
学校で頑張ってきたから、家に帰ったら好きなことをしていたいのは、学校でのストレスから解放されたいと思っているから。
 
 
それなのに、兄弟の声が不快に思い、邪魔されたと感じてしまう。
 
 
さらに、ママに注意をされて否定されたという思いがあふれ爆発してしまう。
 
 
というように、気持ちを切り替えたくてもできない、さらにイライラして暴言になってしまうことがあるのです。
 
 
そうとは知らず、学校での様子が知りたいために、いろいろ質問をしてしまいがちです。
 
 
マシンガンのように質問が飛んでくると、気持ちを言葉で伝えるのを難しく感じている子どもは話したくなくなってしまうのです。
 
 

3.発達障害の兄弟喧嘩がなくなる3つの対応法

 
 
発達障害の子どもの兄弟が多いと、1人だけの対応をするのが難しいという場面も出てきます。
 
 
次の3つの方法は兄弟そろって対応することができるため、ママが憂うつな気持ちになることもなくなりますよ。
 
まずはいろいろと聞きたいと思う気持ちを抑え、質問するのをストップしましょう。
 
 
そしてストレスと疲れを軽くしてあげる声掛けを続けていけば、暴言や兄弟喧嘩がなくなり穏やかな時間を過ごすことができるようになりますよ。
 
 
具体的な対応をお伝えしていきますね。
 
 

◆共感し受け止める

 
 
暴言や兄弟喧嘩になったときに、早く止めたいため、つい注意したり、こうしたらいいよとアドバイスをしてしまいがちです。
 
 
注意もアドバイスも否定に聞こえてしまい、ママの声が届きにくいということがあります。
 
 
そのため、暴言などが出てきたときは 共感し、そのまま受け止めて気持ちを代弁してあげてください。
 
 
例えば 「うるせー‼どっかいけっ‼」 「邪魔するな‼」 などと出てきたら、
 
 
「うるさいと思ったんだね」
 
 
「邪魔だと思ったんだね」
 
 
「イライラしちゃったんだね」
 
 
「怒りたい気持ちになったんだね」
 
 
ママが代弁してあげることで、子どもは今自分がどんな気持ちになっているのか気づくことができるようになります。
 
 
兄弟喧嘩の相手になった子どもにも同じように声掛けをしていくことで、兄弟も自分ばかり我慢している、と感じさせることがなくなります。
 
 
こうすると、ママが気持ちを受け止めてくれたという安心感がうまれます。
 
 
ストレスをため込む前に少しずつ気持ちを話す会話が増え、溜め込んでしまって爆発するということが起きなくなりますよ。
 
 

◆好きなことの会話を増やす

 
 
人は好きなことをしているとドーパミンやオキシトシンなどのホルモンが出ます。
 
 
どちらも楽しいと感じた時に出て、ストレスを和らげているといわれています。
 
 
子どもの好きなことの会話をすることで、不安を和らげ心を落ち着かせることが出来るようになります。
 
 
長男の場合だと、ゲームをしているところで
 
 
「今どこまで進んだの?」
 
 
「この武器、すごくかっこいいよね」
 
 
などと話していくと、子どもからどんどん話をしてくれるようになります。
 
 
その場に兄弟が一緒にいるときは、
 
 
「今の技、すごかったね」
 
 
「難しそうだけど、簡単にやってたね」
 
 
兄弟を巻き込み、肯定の声掛けをしてみてください。
 
 
どんどん、会話の幅が広がっていき子ども同士での好きなことの会話が続いていきますよ。
 
 

◆仲良くしているところを褒める

 
 
兄弟が一緒に遊んでいるところを注目して
 
 
「今のすごいよ!2人だから勝てたんだね!」
 
 
「ナイス!チームワークだね!」
 
 
などの、協力しているところや、教えあっているところなどを肯定していくと兄弟で遊ぶことが楽しいと感じ、一緒にいる場面が増えていきます。
 
 
このような声掛けを続けていくと、それまで憂うつに感じていた暴言や、頻発する兄弟喧嘩がなくなり、私も穏やかな時間を過ごすことが増えました。
 
 
発達障害の子どもの兄弟のストレスを和らげることで、家の中の雰囲気が悪くなることもなくなり、一緒に遊べる時間が増えて楽しくなりますよ。
 
 
ぜひ皆さんも穏やかな時間を手に入れてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:かねた愛
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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