新学期スタート!休み明けの学校嫌い!行きたくない!と気持ちの切り替えができないと困っていませんか?子どもたちは目には見えないストレスにさらされて学校生活を送っています。お家でのストレスゼロ対応で解決していきましょう。
【目次】
1.休み明け学校行きたくない!新学期はストレスが増える時期
2.先生、友達、勉強だけじゃない?学校嫌いの隠れた理由とは
3.お家でのストレスゼロ対応で休み明けの学校行きたくないは解決
1.休み明け学校行きたくない!新学期はストレスが増える時期
新学期がスタートしてお子さんは毎日元気に学校に通えていますか?
休み明け「学校に行きたくない!」とお家でイライラしたり、グズグズしたり対応に困ってしまいますよね。
もし、お子さんが「学校嫌だな」「学校行きたくないな」と話しているのならば注意をして見てあげて欲しいんです。
休み明け、久しぶりに登校するということは、ずっとお家で自分のペースで過ごしていた環境とはガラっと変わります。
新学期を楽しみにしていた小学生ですら、知らない間にストレスを感じるくらい疲れるものです。
もともと学校にネガティブな印象をもっている子の休み明けのストレスはその何倍も大きいんだと想定してください。
そんな普段よりも大きなストレスを抱える新学期の時期だからこそ、お家での対応を見直してみませんか?
2.先生、友達、勉強だけじゃない?学校嫌いの隠れた理由とは
先生が嫌い、嫌なことをしてくるお友達がいる、勉強が嫌いって理由がはっきりとしている小学生もいます。
けれど、小学生が学校で感じているストレスってこんな風に見えることだけではありません。
学校生活の中で、子どもたちが知らないうちに抱えている、目に見えないストレスについて解説していきます。
◆隠れたストレスその1:音
学校は先生、生徒、たくさんの人が集まっている場所なので、四方八方からザワザワと絶えず音が聞こえてきます。
・たくさんの人のしゃべる声
・大勢の足音
・机や椅子を動かす音
・放送やチャイムの音
・廊下や階段で音が反響してい聞こえる
など、そもそも入ってくる音の量がお家と学校とでは全く異なります。
こういった音の量や質にストレスを感じる小学生は多くいます。
◆隠れたストレスその2:細かいルール
学校やクラスでの集団生活ではたくさんのルールがありますよね。
それに従わないと、先生に叱られたり、お友達からも指摘を受けたりします。
だから、モヤモヤした気持ちでイヤイヤ動くことも多い。
ルールに合わせて行動しても、ルールから外れても、小学生にとってはストレスにつながってしまうということがあります。
3.お家でのストレスゼロ対応で休み明けの学校行きたくないは解決
新学期が始まってお子さんが、「学校、嫌だな」、「学校行きたくないな」と話しているのであれば、今日からママにやってもらいたいことはたった一つ。
学校の話題をこちらから振るのは封印です。
ついつい
・みんな元気だった?
・先生元気だった?
・楽しかった?
・どうだった?
学校での様子を聞きたくなりますが、お子さんから話してこない限りは聞くのをやめましょう。
なぜならば、ついついやっているこの問いかけ、学校でのストレスの記憶、ネガティブな記憶を呼び戻し脳に定着させてしまうからです。
ストレスやネガティブな記憶は定着する力が強いので、楽しいことがあったとしてもかき消されてしまいます。
そして、どんどん蓄積されてネガティブな感情でいっぱいになってしまうことがあります。
だからこそ、学校でのストレスの記憶、ネガティブな記憶を敢えて思い出さない事が大切です。
イライラ・モヤモヤさせないためにも、お家ではストレスゼロで過ごせるように、これからはあれこれ聞かない!と決めてください。
もちろん、お子さんから話してきたら、「そうだったんだね」って共感のフレーズを挟みながらしっかり聞いてあげてくださいね。
子どもが荒れているときや、ぐったりしている時はあれこれ聞くのではなく、そのままの状態だけを受け止めて全力でフォローします。
そうすると、子どもは全力で甘えてきてくれるのでそのあとの切り替えがしやすくなりますよ。
いかがでしたか?
休み明け、お子さんが「学校行きたくない」と感じたら、学校のことをあれこれ聞くのは封印!お家ではストレスゼロで過ごせるように見守ってあげてくださいね。
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執筆者:はらしおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)