発達障害に特徴的な”まじめさ”からの友達トラブルが長所に変わる!お母さんにしてほしいたった一つのこと。

いつもいい加減なのに、どうしてこんなときだけまじめなの!?なんてこと、ありませんか?それは、発達障害の子どもの特徴としてよく見られる「こだわりの強さ」からくるものかもしれません。友達トラブルを成長のチャンスに変えるポイントをお伝えします。
 

【目次】

 

1.なんでここだけまじめなの?発達障害の子どものまじめさとは

 
 
我が家には、保育園に通う、発達障害の5歳年長の息子がいます。
 
 
自閉症スペクトラムの診断が出ており、先生の話が長くなると理解ができなかったり指示が通りにくいという特性があります。
 
 
保育園のロッカーにお昼寝布団が突っ込まれていたり、帰り支度は、汚れた服とお箸や歯ブラシも混ぜこぜでリュックに突っ込まれたりしています。
 
 
そんなマイペースでユニークな行動の多い息子ですが、「なんでここだけまじめなの!?」と驚かされるようなことがあります。
 
 
 
 
実はこれ、発達障害ゆえのこだわりの強さやコミュニケーションの困難さからくるものなのです。
 
 
まじめなことは悪いことではありません。けれど、発達障害のある子どもの場合には、少し注意が必要です。
 
 
どういうことか、うちの息子のお困りごとをご紹介しながら説明していきますね。
 
 
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2.まじめさが故の友達トラブルと対策

 
 
すぐに床に寝っ転がり、ふらふらしているように見える息子は、周りからだらけている!と思われることもあります。
 
 
みんなと同じようにはできないことも多いですが、先生やお友達の力を借りながら毎日楽しく通っています。
 
 
大好きな担任の先生のお話を、しっかり聞こうとする姿勢も見えるようになりました。
 
 
「先生が○○してからしか帰れないって言ってた!」
「先生が触っちゃいけない、って言ってた!」
 
 
頑なに先生からの指示を守ろうとします。自分に対してだけであればまだ良いのですが、周りにもそれを求めることもあります。
 
 
例えば、予定があり早めに帰るお友達に対しても、「これやらないと帰っちゃダメなんだよ!」 と怒り出すのです。相手の状況はお構いなし。
 
 
これは、自閉症スペクトラムの子どもに見られるコミュニケーションの苦手さが原因です。
 
 
・相手の状況を理解できない
・先生の指示を文字通り受け取ってしまう (言葉のニュアンスを理解できない)
 
 
先生
「今日はお迎えまでの時間でコレを作りましょう」
(このときは、外は寒いので工作してお迎えを待つという意図でおっしゃった)
 
 
息子の脳内
「今日これを作らなければ帰れない」
 
 
息子は先生が大好きで褒められたいのもあるのでしょう。先生が言ったことは何としてでもやり遂げようとします。
 
 
息子の中では、早迎えのお友達は「作っていないのに帰ろうとしている!許せない!」となってしまいます。
 
 
そして、相手の子にしたら息子が何を怒っているのか当然ながら理解できません。その結果、喧嘩や友達トラブルに発展してしまいます。
 
 
当の息子も、私がお迎えに行ったときにはまだ遊んでいたので、 「お片付けして帰ろうか」と声をかけると、
 
 
「これ作らないと帰ったらダメなんだよ」と慌てて工作にとりかかろうとするのです。
 
 
その様子を見た先生は 「○○くん、明日でもいいんだよ。作品展のだからまだ時間あるよ」と声をかけてくれました。
 
 
しかし、息子は先に帰ったお友達に怒った手前もあってか、自分もやらずに帰るのは納得がいかない様子。
 
 
だったら早く作っておけばいいのに!と思いますが、 そこはまたマイペースな息子。
 
 
やらないといけないけれど目の前の遊び場が楽しすぎて、 お迎えがきてからしか、お迎えの前にやるべきことに注意を向けることができません。
 
 
 
 
発達障害の中でも、自閉症スペクトラムの特徴として 「こだわり」ということがあげられます。
 
 
このこだわりは「特定のものにこだわる」ということもありますし、 自分の中で納得したことにしか行動に移せない、「〜でなければならない」という独自のこだわりがあります。
 
 
今回の事例はまさしく「〜でなければならない」です。
 
 
言葉のニュアンスも理解出来ないし、黒か白かの結果しか許せないという傾向が強いケースも多いです。
 
 
これは、周りもですが本人も辛い! 自分で自分の首を締めていく結果になります。
 
 
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3.成長のたねを育てる

 
 
言葉通りを受けとりがち、ということは 裏を返せば短く分かりやすい指示は入りやすいということです。
 
 
言われたことは守ろうとするということでもありますので、 こちらの声がけ次第ではすんなり行動してくれることも。
 
 
ここでのポイントはたった1つだけ。最初の声がけを気をつけるだけです。
 
 
「ちょっと!何やってんの!早く片付けて帰るよ!」
 
 
こんな風に言われても、ガミガミ声で子どもにとってはただの雑音になってしまいます。
 
 
「ねぇねぇ〜、先生が明日でいいって言ってたよ?ママもお片付け手伝うから一緒に帰らない?」
 
 
優しいトーンで話しかける、これだけです。指示を出すときには、この第一声で全てが決まると言っても過言ではありません!
 
 
子どもに指示を聞いてもらうには、 聞く耳を持ってもらえるような声がけをすれば良いのです。
 
 
仕事に置き換えてもそうですよね。目的を達成するためのアプローチを考えれば、こちらのちょっとした声がけの工夫が効果が高いし、早いです。
 
 
子どもに言うことを聞いてもらいたい! という目的を時間をかけずに達成したいママは、ぜひそのプロセスを見直してもらいたいと思います。
 
 
 
 
そして指示通りに行動したときには、目一杯褒めてあげてくださいね。そうすることで、次の指示もさらに入りやすくなります。 
 
 
この繰り返しで、ママも子どももぐーんと楽になりますよ♪
 
 
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執筆者:瀬名香織
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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