パステルキッズの子育てに自信がないママ。実は、あなたの中には、自信のタネになるストーリーがたくさん眠っているんです。質問に答えるだけで自分を好きになれる魔法のワーク、「ジュエル・ストーリー」でそれを見つけに行きませんか! |
【特集目次】ジュエル・ストーリーについて
1.パステルキッズ子育てのお悩みの1つ、「親子で自信がない」
「発達障害の子どもには得意なことから自信をつけさせてあげましょう」
「発達凸凹キッズの子育ては自己肯定感UPが成長のカギ!」
子どもの発達障害・グレーゾーンについて書かれた本やネット記事でよく目にする文章ですよね。
でも、どうしたら自信や自己肯定感を手に入れられるのか分からない、っていうママも多いと思います。
発達凸凹をもつパステルキッズは、得意なこと・好きなことを一生懸命やっているだけなのに、その特性が影響して、「問題行動」ととられる場合があります。
そして、園で、学校で、外出先で、注意されたり叱られたりしてしまう。
ママが、家庭でどんなに関わり方を工夫していても、そんな「外野」からの声にお子さんは
「どうせ自分なんて…」
「やっぱり何をやってもダメなんだ…」
と自信を失ってしまう。
一方、そんなお子さんを見ているママも同じ。
「いつもすみませんと謝ってばかり」
「私がちゃんと対応してあげられないから子どもが傷ついてしまうんだ」
といったネガティブな感情に落ち込んでしまうのです。
親子で自信をつけたい!と願っているのに、逆に親子で自信がないことに悩んでしまう。これって、多くのパステルキッズとお母さんが抱えるお悩みなんです。
この親子で凹んじゃう無限ループから抜け出すには、どんな方法があるのでしょうか?
2.ポジティブな「トリセツ」は自分をワクワクさせてくれる
私は、リサーチャーとして、ママと子どもの「トリセツ(取扱説明書)」を研究しています。
世の中は「トリセツ」ブーム。いろんなことに対して「トリセツ」が作られていますよね。
本来、「トリセツ」というのは、機械や道具をうまく使いこなすための説明書ですが、一般的に発達障害を持つ人にとっての「トリセツ」は、
自分の苦手なところを人に伝えて、配慮してもらうためのもの
ととらえられています。
パステルキッズとそのママにとっての「トリセツ」のあたりまえは、自分の苦手を人に伝える、という、どちらかと言うとネガティブなものなんです。
だけど、そんな「トリセツ」なんてイヤだ!
自分の得意なことや好きなことをたくさんちりばめた明るい「トリセツ」を作りたい!
そんなポジティブな「トリセツ」を手に、子どもたちに明るい未来を駆け抜けてもらいたい!
従来の「トリセツ」ではなく、明るく、生きる力になってくれるような、ワクワクする「トリセツ」を作りたい、という想いで研究を進めてきました。
自分の「トリセツ」を描くための第一歩は、自分をよく知ること。そして、そんな自分に少しずつ自信を持てるようにすることです。
子どもたちが自信を持つためには、まずママがお手本となる背中を見せてほしい。
そこで、パステル総研では、子育てがうまくいかず自信がないママたちに向けて、自信をつける魔法のワークの開発に挑みました。
このワークでは、質問に答えながら自分を振り返っていくだけで、日々見逃してきてしまっている小さな成功体験や成長を、言葉にすることができます。
もともとできなかったのに、工夫や努力をして乗り越えたこと、できるようになった経験って、どんな人にも必ず1つはありますよね。
例えば、自転車に乗れた、受験勉強をして合格できた、苦手なお料理を練習してできるようになった、子どもをうまくほめられるようになった、そんな経験です。
これを1つずつ言葉にしていくことで、
「あの時うれしかったなあ」
「私って頑張ってきたんだな」
と、自分が歩んできた成功までの過程を振り返ることができ、その結果、頑張った自分を肯定することができます。
今の自分は、これまで頑張ってきた自分の上に成り立っているということ。
それに気づくことが、自信の原石になり、これをたくさん集めていくことで、だんだん自分が好きになり、自然と自信がわいてくるんです。
更に、その成長をストーリーに仕上げることで、「○○ができるようになった」という事実だけでなく、その時の気持ちがまるで物語を読んでいるみたいによみがえってきます。
物語を聞いた人も、「自分もそんなことあったな」と共感したり、「がんばってできるようになってよかったね」と主人公を応援したくなりますよね。
さらに、ママが活躍する物語は子どもたちも大好き。お子さんに、お母さんのストーリーを読み聞かせてあげるのもいいですね。
ストーリーは記憶に残りやすいので、「ママが頑張って成功した」という記憶がお子さんの脳に残ることになります。
ママの物語をいくつも聞くうちに、子どもたちは「ママばっかり主人公でずるい!」「自分のお話も作ってみたい!」と感じるようになるはず。
そうやって、ママもお子さんも、どんどん「できる自分」と向き合い、自分に対する記憶をポジティブなものに変えていくことができるんです。
3.質問に答えるだけで自信のタネが見つかる!「ジュエル・ストーリー」
でも、自分の成功なんて思いつかないし、ストーリーなんて書けない、と思いましたか?
そんなあなたのためにつくったのが、質問に答えていくだけで簡単にストーリーが完成する魔法のワーク「ジュエル・ストーリー」です。
書き方はとっても簡単。まず、ストーリーのテーマを決めます。いくつかのテーマから選ぶこともできますし、何度か書いて慣れた方は、好きなテーマを自分で設定することもできます。
次に、そのテーマについての質問に答えていきます。ポイントは2つです。
・出来事とその時の自分の感情、なぜそう感じたのかを振り返る
・「できるようになった自分」から、「できなかった頃の自分」に励ましの言葉をかける
試しに、皆さんにとって身近な家事を題材に、「家族が好きなメニューを上手に作れるようになったこと」について書いてみます。
・息子が好きなチーズハンバーグがうまく作れなかった
・ショックだった
・「お店の方が美味しい」と言われたから
・本で研究したり、中のチーズを工夫した
・どうせお料理苦手だしきっとできないと思った
・あきらめたくなかったから頑張れた
・息子の誕生日に、とびっきり美味しいチーズハンバーグを出すことができ、息子が「すごく美味しい」とおかわりして食べてくれた
・幸せな気持ち
・息子の笑顔を見ることができたから
・あの頃の私へ。「今じゃチーズハンバーグは得意料理になったよ」
このように1つずつ質問に答えて、それを箇条書きにしていきます。
そして、テンプレートに言葉を入れていくだけで、ストーリーが完成です。
「息子が好きなチーズハンバーグがうまく作れなかった私。
『お店の方が美味しい』って言われちゃってショックだった。
上手にできるように、本で研究したり、中のチーズを工夫した。
どうせお料理苦手だし、きっとできない、と思った。だけど、あきらめたくなかった。
そして迎えた息子の誕生日。とびっきり美味しいチーズハンバーグを出すことができた。
息子は『すごく美味しい』っておかわりして食べてくれた。息子の笑顔を見ることができて幸せな気持ちになった。
あの頃の私へ一言。『今じゃチーズハンバーグは得意料理になったよ!』」
どうでしょうか?箇条書きよりも、ストーリーにすることで、自分が感動するだけではなく、読んだ人にもその時の臨場感が伝わって、主人公を応援したい気持ちになりませんか?
テーマは日常のひとコマでOK。日々の生活の中での自分のがんばりを1つずつ再確認し、それを集めて振り返る。
まさに、開くだけで思い出がよみがえるアルバムのような存在になると思います。
自分が乗り越えてきたことの中に埋もれている感動ストーリーの原石、それは、ママにとっての自信のかけらなんです。
そのかけらをたくさん集めて、どんどん磨いて、自分を輝かせる自信にしていきませんか?
そして、ママのストーリーがしっかり貯まったら、今度は子どもたちの番。
子どもたちの日々のがんばりをたくさんの感動ストーリーに仕立てていきましょう。
このようにして作り上げる子どもたちのストーリーも、得意や好きがちりばめられ、自信を生み出すチカラになってくれるはず。
まずはママから。自分自身のがんばりが、感動ストーリーを生む「ジュエル・ストーリー」をぜひ読んでみてくださいね!
4.ジュエル・ストーリー体験者の声
お母さんの自信が、なんで子どもの自信につながるの?って思った方はこちらをチェック!
ガミガミダメ出しママから、子どもの成長を信じて待てるママへ変身する方法をお伝えしています↓↓
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執筆者:森博子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)