幼児 行きしぶり

登園しぶりに効く!発達障害・グレーゾーン幼児が登園をしぶる意外な理由と超簡単対応3つ

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毎朝「行きたくな-い!」と泣き叫ばれると心配で焦りますよね。一筋縄ではいかない発達障害グレーゾーン幼児が登園をしぶる意外な理由と超簡単!その場で使える応急対応をお伝えします。
 

【目次】

【アンケート概要】
・調査期間:2019年5月5日~2019年5月13日
・調査方法:インターネット調査
・対象  :幼児を持つ発達科学コミュニケーショントレーナーまたはリサーチャー13名
 

1.登園をしぶる発達障害・グレーゾーン幼児を抱えるお母さんの悩みはコレです!

 
 
4月に入園・進級して2ヶ月が経ちました。お子さんは明るく「元気に行ってきまーす!」と登園していますか?
 
 
毎朝「今日、幼稚園(保育園)行きたくなーい!!」と登園前にグズられると園で何かあったのかな・・・と心配になりますし、この状況がいつまで続くのだろうかと焦りますよね。
 
 
今回アンケート調査で登園しぶりに関して、発達科学コミュニケーションのトレーナー・リサーチャー内で幼児を持つお母さん達はどんな悩みがあるのかを聞きました。
 
 
登園しぶりについて困りごとや悩みについて教えてくださいと質問したところ、
 
 
・泣かれるとつらいのが悩み
・登園直前や突然的に行きたくないと言われて困っている
 
 
というお母さんの意見が並びました。
 
 
泣いてしまう背景は子どもによって違いますが、登園時に泣き叫ばれて引き渡すのがつらい、体操着に着替えたくない体操はしないと泣いている。保育中はもちろん、保育園という単語を聞くだけで青ざめ家で泣いているという声が寄せられました。
 
 
登園時や保育中にグズって泣かれると、お母さんは対応に困ってしまうようです。
 
 
次に多かったのが、出発直前になってもしくは突発的「行きたくない!」と言われると対応に困るという声があがりました。
 
 
幼児なので、大好きなお母さんとずっと一緒にいたのに、離れて過ごす現実に直面すると登園をしぶってしまうということもあるかと思います。
 
 
少数意見では、
 
 
・お友達とうまく遊べなくて行きしぶっている
 
・誰もいない幼稚園に行きたいと言われて対応に悩んでいる
 
・下のきょうだいばっかり家にいてずるいと言われることが多くてつらい
 
・きっかけは上のきょうだいが卒園してだと思うが、ママといたいと泣いて行きしぶっている
 
・母親が父親の役割までできる方法があれば知りたいという悩み
 
 
という声が寄せられました。
 
 
全体で見ると、お子さんが様々な形で登園しぶりを起こしたときに、お母さんはどういう対応をとるのがいいのかということに悩んでいることがアンケート結果からわかりました。
 
 
 
 

2.発達障害・グレーゾーン幼児が登園をしぶる意外な理由とは・・・

 
 
では、発達障害・グレーゾーン幼児のお母さんは登園をしぶる理由を知っているのでしょうか。
 
 
お子さんの登園をしぶる理由を知っていますか?という質問に対して、 約60%のお母さんが登園をしぶる理由を知っていましたが、はっきりとわからないお母さんもいました。
 
 
登園したくない理由をはっきりと伝える子どももいますし、日頃の様子から理由を予想しているお母さんもいます。幼児なのでうまく言葉にして伝えられなかったり、子ども自身も何が嫌なのかはっきりわかっていない場合もあります。
 
 
続けて、お子さんの登園をしぶる理由は何ですか?と質問したところ、
 
 
新入園の年少児の行きしぶる理由は、
 
 
・お母さんと離れたくないから
・新しい環境に慣れないから
・下のきょうだいに対するやきもち
・園でこれから何をするのかの見通しが立たないため
 
 
という回答が集まりました。
 
 
園生活を1年以上経験した年中・年長児の行きしぶる理由でも、
 
 
・環境に慣れないから
・お母さんと一緒にいたいから
・お休みの日が楽しいから
 
 
いう回答が寄せられました。
 
 
アンケート結果から発達障害・グレーゾーンの子どもは新しい環境に慣れるのに時間がかかる傾向があるようです。
 
 
 
 
では、他に発達障害・グレーゾーンの幼児が登園しぶる理由はあるのでしょうか。
 
 
・理由その①、特に自閉傾向の子どもに多い「記憶による特性」によるもの
 
過去にあった失敗したことや、叱られたことなどのネガティブな情報を鮮明に覚えていて、溜め込みやすいという特性があります。園で失敗したら嫌だなと不安を抱えてしまい、登園したがらないということが考えられます。
 
 
・理由その②、「見通しが立たずに不安」になって登園をしぶる
 
次に何をするのか予測が立たず、不安になってしまう子どももいます。この場合は見通しが立てば安心するので、前もってわかっているイレギュラーな園の取り組みや、今日明日のスケジュールを伝えてあげると気持ちに余裕ができ安心します。
 
 
登園後、門の前で「○時に迎えに行くからね」と一言添えるのもいいですね。
 
 
・理由その③、「感覚の過敏性」からくる登園しぶり
 
特に幼児期は過敏性が強く出る時期なので、発達に心配があるお子さんの場合は、日頃から様子をよく観察することが大事です。
 
 
例えば、ベタベタしたものに触るのが苦手だと、糊や粘土を使う工作が理由で登園をしぶっているかもしれません。
 
 
音に敏感だと、子ども達のガヤガヤ音が耐えきれなかったり匂いに敏感、敏感性からくる偏食があると給食が嫌で行きたくないということも。
 
 
こういった理由だと、周りから甘えている・ワガママと捉えられてしまう可能性もあります。
 
 
感覚の過敏性からくる登園しぶりの場合は、園での取り組み自体がお子さんにとって修行や拷問のようなものなので早めに先生と連携をとってサポートをお願いしましょう。
 
 
園との連携については
 
 
 
 
にてお伝えしています。
 
 
日頃からお子さんの行動を観察して、何が苦手なのかを把握しておくと、早め早めに対策を講じることができますね。
 
 

3.どうしていいかわからないお母さんの参考にしてほしい!とっさの応急対応

 
 
タイムリミットが迫る朝に登園をしぶられると、お母さんは本当に困りますよね。
 
 
根本的には、お子さんとのコミュニケーションをしっかり整えて、お子さんが自信を持って家でも園でも行動できるようにすることが登園しぶりの解決方法ですが、グズりで困った時に使えるレスキュー対応をお伝えします!
 
 
根本的な登園しぶりの対策については
 
 
 
 
にてお伝えしています。
 
 
① お子さんの話してくれる言葉に共感する
 
幼稚園や保育園に行きたいくないとお子さんが訴えてきたときにすることは、まず共感します。
 
 
「そっか〜、行きたくないんだね〜」アイコンタクトをとりながら穏やかな表情と声で伝えます。共感はお子さんの要求を受け入れることでもなく甘やかすことでもありません。
 
 
困ったときのフレーズとして身につけておくと、とっさの時に乗り越えられます。
 
 
幼児の脳はじわじわと処理をするので、伝えたいことが頭の中でまとまらず、無言になることもあるでしょう。お母さんは次に何を言おうとしているのがわかっても、穏やかにお子さんが話しやすい雰囲気をキープしつつ待っててあげてくださいね。
 
 
普段からお子さんの言葉を途中で遮らず耳を傾けて聞くことが大事です。お母さんが笑顔「うんうんそうだよね、お母さんもそう思うよ~」と聞いてあげてください。
 
 
手が離せなくて側に行けないときは、手をあげて大きくまるっとOKサインを出したりうんと頷くジェスチャーでお子さんはお母さんから認めてもらっていると感じて気持ちが安定します。
 
 
② 子どもも大人も嬉しいご褒美
 
発達障害・グレーゾーンのお子さん達は、毎日の集団生活の中で多くの子ども達がすんなりできることを立ち止まって考えたり、苦手なことをギリギリのところで取り組んでいたり、毎日が冒険のように感じているお子さんもいます。
 
 
大人に置き換えるとよくわかるのですが、例えば会社で苦手なミッションがあったとします。一所懸命やり遂げた後のビール(ご褒美)は格別になるのでないでしょうか。それに加えて、上司から「良くやった!」と褒めてもらえれば気分も上々。「よし!もっとがんばるぞ!」という意欲が湧いてきますよね。
 
 
子どもも同じです。苦手なミッションである登園ができたら、お子さんの大好きなご褒美をお母さんの褒め付でプレゼントしてくださいね。ご褒美は高価なものでなくても構いません。好きなお菓子やアイス、好きな公園に行くこともご褒美になります。
 
 
注意点は、「明日もがんばろうね!」とか「今日登園できたから明日もできるよね!」などのプレッシャーになるような声かけは絶対NGです。
 
 
お子さんの脳は登園しなさいと言われたと受け取り結局お説教になってしまいます。会話は褒めっぱなしで終えるのがポイントです。
 
 
③ 心の距離がグッと近づく、癒しのスキンシップ
 
お母さんからスキンシップをたくさん受けると、子どもは信頼と愛情が肌から脳にダイレクトに伝わり、心が安定します。
 
 
お子さんが望んだら(望んでなくてもOK)抱っこ、ぎゅーっとハグ、手をつなぐ、一緒にお風呂に入る、手遊びをする、ほっぺっとほっぺをくっつける、膝にのせて本の読み聞かせ、体重が軽い幼児だから一緒にできる相撲やアクロバティックな体操もできますね。
 
 
私たちの脳は、就寝中に日中の記憶や感情を整理しています。登園しぶり予防のためにも夜寝る前の親子のスキンシップを特に大事にして、お子さんが安心感で寝付けるように心掛けることをオススメします。
 
 
スキンシップならしてるよ〜という方も、お子さんが甘えたり本音を言いやすくなるように子どもの気持ちに寄り添う意識で行うとより効果的です。
 
 
お子さんが、お母さんはぼく(わたし)のことをわかってくれるんだと感じ、登園をしぶっている理由も話してくれることも十分あり得ます。話してくれたら「よく話してくれたね」と伝えるとお子さんがすぐに相談してくれる親子関係を育めます。
 
 
スキンシップは隣にお子さんがいらしたら今から即できます!
 
 
会話、ご褒美、スキンシップを通してお子さんの気持ちが安定すると、新しいことや苦手なことをやってみよう!というやる気と勇気が湧いてきます。
 
 
幼稚園・保育園に行こうという気持ちが芽生えてきたら大成功です。今のお子さんの心の状態に寄り添って普段の生活に取り入れてみてくださいね。
 
 
 
 
執筆者:島田莉々子
(発達科学コミュニケーション リサーチャー)
 
 
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