「運動神経が悪いのかも!?」そんな子どもがやる気を出せるようになる魔法の言葉かけ

「わが子は運動神経が悪いかも?」「私も苦手なので、もしかしたら遺伝なのかも?」と悩んでいるお母さん。それは、成長するきっかけが見つかっていないだけかもしれません。そんな子どもに勇気とやる気を与える「魔法の言葉かけ」をマスターしましょう!
 

【目次】

 

1.発達障害グレーゾーンの娘が運動に自信を無くしたワケ

 
 
皆さんは子どもと一緒に体を動かすときに、ついやってしまいがちな言葉かけはありませんか?
 
 
例えば、
 
 
かけっこ:「膝もっと上げて!ドタバタ音を立てて走らない!」 
 
縄跳び:「肩で回さない!手首で回すの!」
 
 
どれも適切な“指摘”なのかもしれませんが、まるで監督かコーチのようです。
 
 
私はそんな言葉かけをしてしまう母親でした。
 
 
運動部出身でそんな指導が染みついていることもありましたが、「私が幼稚園の時にできていたもの」が子どもの発達を見る時の基準になっていたのです。
 
 
当時の私は自分の過去と比べ、「なんて運動神経の鈍い子なんだろう?」という想いで娘に接していました。
 
 
 
 
「ママと遊べる!」と思っていた子どもからすると、「ママ、なんだか怖い…楽しくないよ…」となるわけです。娘への私の想いも伝わっていたのだと思いますが、とうとう娘を外遊びに誘っても嫌がられるようになりました。
 
 
そして、娘の口から「運動、苦手なんだよね…」と自信を失った言葉が出てきてしまいました。運動に自信のない子に育ってしまったワケは、私のネガティブな想いと言葉かけだったのです。
 
 
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2.「運動神経が良い/悪い」の意味とは?

 
 
皆さんも、「あの人は運動神経がいいよね」とか「運動神経が悪いので〇〇が苦手です」など話すことがありますよね。
 
 
「運動神経」ってどんなものなのでしょうか?
 
 
私たちの体は、運動の指令が脳から出て、神経細胞を通じて末端の筋肉に伝わります。運動にかかわる神経の通り道(神経回路)を「運動神経」と呼んでいるそうです。
 
 
神経そのものは誰にでもあるものなので、実は、「よい/悪い」はありません
 
 
脳から筋肉に伝わる速度にも個人差はないそうです。
 
 
でも、同じことをしているのに、すぐに上手にできる人がいるのはなぜでしょうか?
 
 
それは、今までの体を動かしてきた経験の差になります。外で飛んだり走ったり、といったいろいろな体験を通して、体力や体の動かし方が身についているのです。体験が少ない子は、逆に、体を動かすこと自体に慣れていないということです。
 
 
「運動神経の良い/悪い」の本当の意味を分かっていただけましたでしょうか?
 
 
 
 

3.運動発達の遅れを取り戻したいなら子どものやる気を育ててみましょう!

 
 
発達障害グレーゾーンの子どもの中には、手先や体の使い方が不器用な子がいます。
 
 
そんな子どもは、今までに「うまくできない!」をたくさん経験しています。そこに、お母さんからのネガティブな言葉かけが続くと、子どもは自分に自信を無くしていってしまいます
 
 
何か新しいことにチャレンジさせるときもノリが悪く、苦手を克服させようと思っても向き合うことが難しい子になりかねないのです。
 
 
そうして、今話題の「自己肯定感の低い子ども」になるわけです。
 
 
「自己肯定感」とは、自分のありのままを受け入れて、自分の価値や存在を肯定できる感情のことです。
 
 
 
 
この感情をしっかりと育ててあげて、充実した生活を送りたいですよね。
 
 
では、どうやって自己肯定感がある、心のエネルギーが満ちた子どもに育てていけばいいのでしょうか?
 
 
事項で説明していきますね。
 
 
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4.下手でも、できていなくても認めちゃう親心と「魔法の言葉かけ」をマスターしよう!

 
 
まず最初に、お母さんの「評価する目」をいったん捨てる必要があります。
 
 
この子は「これができない」「あれもできない」「周りの子と比べて下手だ!」などの目が、子どもの自己肯定感を下げる諸悪の根源と言っても過言ではありません。
 
 
「できないことをそのままにはできない!」「何かをしないといけない気がする!」と焦ってしまうお母さん。
 
 
その気持ちは十分わかりますが、今は、お母さん自身のマインドをリセットしてみてください。
 
 
大げさに言うなら、「うちの子天才!」と言ってしまうほどの親ばかになることです!
 
 
最近、「子どもを褒めて、認めて、育てる」と言われますが、「褒める」って難しいと思う方はいませんか?ママ友から娘を褒められても、私は「そう見える?でも、家だと〇〇で…」なんて娘のいい点を素直に認められない母親でした。
 
 
ママはコーチでも成績をつける先生でもないので、「評価する目」を持たなくていいんです。
 
 
わが子を「天才!」と思ってべた褒めしてもいいのです!
 
 
子どもはママの言葉を鵜吞みにしてしまう単純な心を持ち合わせています。子どもは、ママからのネガティブな言葉によって、どんどん自信を失っていきポジティブな言葉によって、その子にとって「認めてもらっている」という自信につながってグングン成長します。
 
 
「運動神経が悪いのかも?」なんて思っていないで、肯定的な言葉をたくさんかけてあげましょう。
 
 
きっと、大好きなお母さんが、「きちんと自分のことを見てくれている」と子どもも嬉しくなると思いますよ。これが、子どもに勇気とやる気を与える「魔法の言葉かけ」です。
 
 
 
 
いかがでしょうか? 真面目に厳しく子育てするのと、親ばかになって、子どもを手のひらで転がすように子育てするのとどちらが楽だと思いますか?
 
 
その後の我が家のお話をさせてください。
 
 
長女の経験から次女は幼児期からこの調子で育てています。おかげで長女の時より数倍楽ちんです!4歳までには身の回りのことは、たいてい一人でできるようになりました。
 
 
夫からは以前「そんなに自分の子どもをおだててどうするの?」と言われていました。しかし、ありのままを認めてあげる声かけによって、長女の時に比べて数倍もスムーズに進めて、楽だということが分かってきたようで、夫ものせ上手になってきました。
 
 
今は、「俺の子、天才なのかも?」と夫が騙されています。怒ってばかりのパパが優しいパパになりました
 
 
わが子を無条件に褒められるのは親の特権ですよ!ぜひ、フルに活用してみてくださいね!
 
 
自己肯定感の育て方については、こちらの記事でも紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください。
 
 
 
 
 
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執筆者:おざわ つきこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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