また今日も、
「早くして」
「何回言ったらわかるの?」
と言ってしまった・・・
言った直後に、
子どもの顔が曇る。
また傷つけた。
また自信をなくさせた。
わかっているのに、
次の日になると
同じことを繰り返す。
そんな自分が
嫌になることはありませんか?
本当は怒りたいわけではない。
ゆっくり待てる、
穏やかなママでいたい・・・
けれど、
授業についていけなくなったら?
苦手なことが増えていったら?
人に迷惑をかけることになったら?
そう考えると、
黙って見ていられない。
声をかけるほど動かない。
教えるほど不機嫌になる。
やるべきことを伝えただけで、
家の空気が悪くなる。
「褒めるといい」と聞いて、
頑張って褒めてみる。
優しく言おうと、
声のトーンも変えてみる。
それなのに、何も変わらない。
「私の褒め方が悪いの?」
「この子には、
何をしても届かないの?」
「もう私には無理なのかもしれない」
そんなところまで、
追い詰められてしまう。
私も、そうでした。
仕事で関わる子どもたちのことは、
たくさん褒めることができました。
小さな成長を見つけ、
その子の良いところを
言葉にして伝えることもできました。
「先生に出会って、
夢が見つかりました」
生徒たちから、
そんな言葉をもらったことも
何度もありました。
それなのに、
わが子を目の前にすると、
褒めるところが見つからない・・・
心に余裕がある日は、
機嫌よく褒められることもありました。
けれど、その場限り。
褒めたからといって、
すぐに自分で動くわけではない。
言われなくても、
やるべきことを始めるわけでもない。
褒めても何の効果もない
3人の我が子を目の前にして、
結局私は、
毎日怒りまくっていました。
仕事ではできるのに、
なぜ自分の子にはできないのか。
私には、
母親として大切なものが
欠けているのではないか。
そんなふうに、
自分を責めていました。
そして、
発コミュを学んでわかったんです。
私に足りなかったのは、
愛情でも、
褒め方や褒める言葉の数でもありませんでした。
わが子の脳が、
なぜ動けないのか。
なぜ言葉が届かないのか。
なぜ注意されるほど、
できなくなっていくのか。
その理由を
知らなかっただけでした。
子どもの脳が、
「また失敗する」
「また注意される」
「どうせできない」
と身構えている時は、
励ましの言葉さえ、
できていないことを
指摘されたように受け取ります。
だから必要だったのは、
できた結果だけを
褒めることではありませんでした。
今していること。
動こうとしていること。
うまくできなくても、
その子なりに考えていること。
そこへ、
肯定的な注目を向けることでした。
その目的ややり方が
明確に示されていたのが
発コミュだったんです。
最初は、違和感しかありませんでした。
声のかけ方を考え、
タイミングを意識し、
うまくいったことだけを再現する。
それを繰り返すうちに、
肯定的な注目が、
考えなくてもできる
私の習慣になりました。
今、わが家の子どもたちは、
何も言わなくても、
自分のやるべきことを進めます。
朝は、
私が起こさなくても
3人とも自分で起きてきます。
私はほぼ毎朝、
Zoomミーティングがあります。
朝ごはんを用意して、
時間を確認して、
忘れ物をチェックする。
そんなことも、
ほとんどしません。
子どもたちは
自分たちで朝ごはんを準備し、
「行ってきます!」
と出かけていきます。
息子は今
ピアノに夢中で、
時間を忘れて弾いている時もあります。
そんな時も、
注意する言葉は要りません。
私がニコニコしながら
そばへ近づくだけで、
「あ、そろそろお風呂だね!」
と自分で気づき、
サッと切り替えて動きます。
早朝のzoomレクチャー中に
起きてきた息子と私のやりとりを
画面越しに見たことのある受講生さんも多いですよね^^
以前の私なら、
「何時だと思っているの?」
「早くお風呂に入りなさい」
と、何度も言っていました。
今は、
言葉で動かそうとしなくても、
子どもたちが自分で考え、
気づき、
動くようになりました。
発達科学コミュニケーションは、
その場だけ子どもを動かす
声かけのテクニックではありません。
やればやるほど、
ママ自身が上達していくスキルです。
最終的には、
「何と言えば動くのか」
を考える必要さえ
なくなっていきます。
ママの表情や声、
そばにいる時の空気から、
「あなたなら大丈夫」
「自分でできるよ」
という肯定が
伝わるようになるからです。
子どもの様子に振り回され、
怒ったあとに一人で落ち込み、
「今日もまたダメだった」
と自分を責めていた私が、
今は、穏やかに子どもたちを見守り
何でも相談してもらえる存在になれました。
子どもを何とかしようと
頑張り続けてきたママへ。
ママが、
「もう怒らなくても大丈夫」
「私にも、この子を伸ばせる」
そう思える毎日は
誰にでも叶えられます。
ママの関わりが変わると、
子どもは自分で考え、
選び、
動き始めます。
そして一番救われるのは、
ずっと一人で責任を背負ってきた
ママ自身です。


