「教えない方がいい」と聞いて実践しているのに、なぜかうまくいかない…。実はその原因はやり方ではなく“状態”でした。ギフテッド男子が頑なになる本当の理由と、関わり方の順番についてお伝えします。
1 ギフテッド男子に教えなきゃって思っていた理由
「このままで大丈夫なのかな…」
得意なことはある
でも、できないこともある。
だからこそ、
できない部分がこの先足を引っ張るんじゃないか
そんな不安がありました。
だから私は、
ちゃんと教えてあげなきゃ
できるようにしてあげなきゃ
そう思っていたんです。
でも——
教えれば教えるほど
動かなくなる
へりくつばかりが増えていく…
そんなことが起きていきました。

2 『教えない』が生まれたきっかけ
正直に言うと——
最初から「教えない方がいい」と思っていたわけではありません。
むしろ、
なんで?なんで?と聞かれるたびに
そのたびに答えるのが正直めんどくさくなってきて…
あるとき、
「なんでだろうね」と返してみたんです。
すると——
最初は、
「分かんない」と言っていたのが
何度か繰り返すうちに、
「こうなんじゃない?」
「これってこういうこと?」
そんな風に、
自分で考えて答えるようになっていったんです。
その様子を見ていて、
あれ?
教えなくても考えるんだ
そう思ったのが、
「教えない学び方」のはじまりでした。

3 それでもうまくいかなかった理由
「教えない」に変えてから、
・自分で考えるようになった
・自分で答えを出すようになった
そんな変化は確かにありました。
でも——
それでも、うまくいかない時があったんです。
・こちらの話が入っていかない
・他のことには目も向かない
・興味があること以外は一切やろうとしない
まるで、
それ以外を受け付けないような頑なさ
がありました。
「教えない方がいいって思ったのに…」
結局、これじゃダメなの?
そう感じていました。
けど、今思うと、
このときの私は
やり方を間違えていたわけじゃなかったんです。

4 会話を聞く耳を作るには、どうしたらいいの?
あのときの息子の様子を思い返してみると——
・話を聞いていないように見える
・やる気がないように見える
けど、どこか違う。
それ以外を受け付けないような頑なさがある
興味のあることから離れられない
そのとき、ふとよぎったんです。
これって、やる気の問題じゃないのかも
性格でもないのかも
もしかして、“状態”なんじゃないか
と。
好きなことに深く入り込んで、
・周りが見えなくなる
・切り替えができなくなる
そんな状態。
これが、いわゆる
**「没入モード」**です。
この状態のときは、
・やらないのではなく、やれない
・聞かないのではなく、入ってこない
だから、
教える・教えない以前に
何をしても届かない状態だったんです。
「これ、うちの子もそうかも…」と感じた方へ
やる気がないわけじゃない
でも、他のことが全く入らない
それは、
今「没入モード」の状態かもしれません。
どんな状態なのか、もう少し詳しく知りたい方はこちら
【没入モードの特徴をチェックする】
5 大切なのは「その状態から抜け出すこと」でした
ここまで来て、やっと分かりました。
教える・教えないの前に
**“その状態にいるかどうか”がすべてだった**んです。
どんなにいい関わり方でも、
没入モードのままでは届かない。
無理に動かそうとすると、さらに頑なになる。
だからこそ必要なのは、
やり方を変えることではなく
まず「その状態から抜け出すこと」でした。
そして、
そのためには関わり方に“順番”があります。
順番を間違えると、
良かれと思ってやっていることが
逆効果になってしまうこともあります。
では、
どうすればその状態から抜け出せるのか?
その具体的な流れについては、
メルマガで順番にお伝えしています。
執筆者:発達科学コミュニケーショントレーナー 神山彰子


