子どもがゲームやYouTubeに夢中で心配…そんなママへ。本当に大きな影響を与えるのは、実はメディアではなく ママの態度 です。この記事では、息子との体験を交えながら、子どもが安心して学びを深めるための関わり方をお伝えします。
1.辞めさせようとして、うまくいかなかったとき
息子が不登校になった頃のことです。
ゲームに夢中になり、
・やめさせようとすると癇癪を起こす
・声をかけても全く届かない
まるで、別人のようでした。
正直、
このままゲーム依存になってしまうんじゃないか
そんな不安でいっぱいでした。
だから私は、
無理やり取り上げて
やめさせようとしました。
でも——
・余計に荒れる
・さらに執着するようになる
うまくいきませんでした。
今だから分かるのですが、
あのときの息子は、
ゲームにハマっていたのではなく、
**“戻れない状態”になっていた**
んです。

2.問題はゲームじゃなかった
当時は、
ゲームが原因だと思っていました。
けど、実際に起きていたのは、
・やめないのではなく、やめられない
・聞かないのではなく、届かない
そんな状態でした。
つまり、
本当の問題はゲームではなく、
そのときの「状態」だったんです。

3 その状態の正体は「没入モード」
この状態のとき、
・周りが見えなくなる
・現実に戻るのがしんどくなる
・切り替えができなくなる
そんなことが起きます。
これが、
**「没入モード」**です。
この状態のときに、
・無理にやめさせる
・取り上げる
という関わりをしてしまうと、
・さらにしんどくなる
・余計に執着するようになくなる
そんなことが起きてしまいます。
だから私は、
取り上げることはおすすめしません。
実際に、
無理にやめさせなくても
自分から離れていく子たちもたくさん見てきました。
この違いは、
**「状態が整っていたかどうか」**
だったんです。
そしてもう一つ、
ここで大事なことがあります。
実は——
あのときの「没入」そのものが
悪いわけではなかった。
ということです。
むしろ、
好きなことにのめり込める力
深く集中できる力
があるからこそ、
あそこまで夢中になれていた
とも言えます。
そして、この力は、
うまく活かせるようになると
「自分から学び続ける力」
つまり、
**「探究力」**
にもつながっていきます。
ただ——
状態が整っていないまま没入すると
・戻れなくなる
・切り替えられなくなる
そんなことが起きてしまいます。
だからこそ大切なのは、
「やめさせること」ではなく、
**「戻れる状態をつくること」**
なんです。

では、どうすれば、
無理に取り上げなくても、
自然に現実に戻ってこれるのか?
どう関われば、
“没入”が“探究”に変わっていくのか?
ここで必要になるのが、
「教える」関わりではなく
**「引き出す」関わり方**
です。
「やりなさい」
「早くして」
と関わると、
余計に止まる
反発する
逆に、
関わり方を少し変えるだけで
「ちょっとやってみようかな」と動き出す
そんな場面も増えていきます。
では、
何が違うのか?
なぜそんな変化が起きるのか?
その具体的な考え方については、
こちらで詳しくお伝えしています。
執筆者:発達科学コミュニケーショントレーナー 神山彰子


