私の思う子どもファーストとは?
私の思う、子どもファースト。
それは
子どもの言いなりに
なることでもなく
大人が子どものために
我慢しすぎることでもない
子どもを一人の人として
信頼すること。
ありがとう。ごめんね。が
素直に言える関係。
何を思っているの?
どんなことを考えてるの?
子どもの声に耳を傾けること。
それが子どもファーストと
思ってます。
これは
私のたくさんの失敗と
生徒さんの変化成長から
いつもいつも思うことなんです。
子どもファーストを
徹底すれば
きっと
二次障害で苦しむ親子は
存在しない。
五月病になる子も
こんなにいないかもしれない。
そして
生きづらさをかかえる人も
いないのでは???
と強く強く思うのです。
2月から受講を開始した生徒さんの変化成長を紹介しますね。
小5の男の子のママSさん
春休みの授業ではお子さんも
一緒に写真も撮ってくれて
嬉しかったです^^
このSさんとお会いした2月のこと。
初めてお会いする前に
あらかじめ
どのような状況なのか
詳しくお聞きするのですが、
それはまるで
過去の私から届いた
手紙のようでした。
子どもの様子も
その時のママの感情も。
学校でも叱られ
家でも叱られ
トラブルを起こす我が子に
必死に周りに迷惑を
かけないようにするので
精一杯。
だけど何も変わらない現実に
疲弊してしまうのです。
その時のお手紙がこちら▼(原文そのままお借りしました)
私自身の心が疲弊してしまい、
子供の前で笑う事が
できなくなり、
強い口調で叱ったり、
突き放すような言動をしてしまい、
自己嫌悪に陥る繰り返しで、
子供の前で
死にたいとまで
言ってしまいました。
それまでは、
イライラして暴言や暴力を
すべて私にぶつけてくる子
でしたが、
最近は暴言や暴力が
減ったかわりに、
内にストレスを溜め込み、
自己否定する発言が増え、
今度は、
子供が死にたいと
言うようになって
しまいました。
私の言動が招いた結果で、
子供に申し訳ない気持ちで
いっぱいです。
周りに迷惑をかけないように、
将来困らないようにと、
心配のあまり
注意や強く怒ってしまう事が多く、
自己嫌悪に陥り、
子供も不安にさせていました。
また、ルールを守れなかったり、
限られた時間の中で
行動してくれない時に、
ゲームさせないよなどと、
ダメだと知りつつも
罰を与える発言を
してしまう事が多く、
もっと良い対処法を学びたいです。
今後は、子供の気持ちを
一番に考えた対応を
していきたいと
思っています。
今回の相談を機に、
どんな時でも笑顔で子供に接し、
外でがんばっている子供が、
心を充電できる家庭環境を
作れる母親になりたいと
思っています。
よろしくお願いいたします。
その時に私はこう、お伝えしました。
〇〇くんにあった
対応の仕方を学ぶことと、
〇〇さんの思考を変えること。
それが現実になれば、
きっと
〇〇くんのSOSに
感謝ができる日が来る
と思います。
凸凹っ子には、
一般的な概念で
勝負すると厳しい世の中
ではありますが、
うまくハマると
本当に面白い人生になる
と思うんです。
凸凹っ子のお母さんで
よかったって思える日を
目指してほしいです^^
Sさんは発達科学コミュニケーション親子関係修復メソッドを実践しました。
毎日のコミュニケーションで
学んだことを実践
していただくのですが、
頑張ってご褒美をゲットする
行動力アップ作戦で、
自分のご褒美だけでなく、
お子さんからお母さんにも!
くつろぎ券
極上くつろぎ券
超超極上くつろぎ券
をプレゼントしようとする
優しい面が見れて
嬉しく思いました。
子どもって、
できない部分に
目をやるのではなく、
良い部分に注目を続けるだけで、
どんなに激しく攻撃的な子も
本来のありのままの
優しい部分や素直な部分が
光ってくるのです。
最初っから悪い子なんて
この世に存在しません。
まだ3回のレクチャーをしただけですが、このような変化がありました。
<Sさんが教えてくれたお子さんの変化の記録>
-
死にたいというような発言が減った。
-
こちらの話に聞く耳を持ってくれるようになった。
-
声かけをすると、すぐに行動できることが増えた。
-
イライラしても切り替えが早くなった。
-
苦手な事でも取り組んでみようと思えるようになった。
-
お友達と遊ぶ事がなかったのに、自分から誘って遊びに行くようになった。
<Sさんにとってどのような点が役立ちましたか?>
自分が厳しい躾を
うけて育ってきたので、
そのまま子供にも
同じ躾の教育をしてきました。
否定には注目せず、
肯定に注目する事で、
今までの、「こうあるべき」
という考え方から抜け出し、
子供の良いところを探すことで
気持ちが楽になりました。
なぜ、Sさんは変われたのでしょうか?
まず、Sさんは
変わるんだという、強い思い
があったから。
最初っから
うまくいったわけでなく、
何度も何度も悩みながら
こんな時、
どうすればいいのだろう?
と迷いながらも
一貫してSさんが
やっていたこと。
それは
お子さんの
気持ちを一番に考えていた
ことです。
子どもファーストを
貫いていたから
子どもの良い部分が
光り始めて来ています。
二次障害の症状は
時にはあまのじゃくになったり、
することがありますが、
Sさんは
適切な親子の距離感、
特性に合った声の掛け方
ただ単に褒めるのではなく、
お子さんをまるっと
包み込むような肯定が
できているから
もう大丈夫。
お子さんはママにちゃんと
自分の気持ちを伝えられていて
信頼関係ができています。
あとは
いいところを
もっともっと
磨いてあげるだけ。
できていないところは
あえてつっつかなくても
得意がカバーをしてくれます。
ゴールデンウィーク後半に
ある授業でお会いできるのが
とっても楽しみです^^
どんなに苦しいママも大丈夫。
Sさんも私も子どもに
死にたいといった母親です。
それくらい
追い詰められてしまうのが
凸凹っ子の子育てです。
ですが、元を辿れば
他の人と比べたりしていて
基準が全部周りなんですよね。
その子自身を
しっかりと見て
いいところを
磨く視点を持てば
二次障害も五月病も防げます。
過干渉ママの
生きづらさの原点も
ここにあるのです。