過干渉をテーマにお届けしています。
▼前回までのお話は
こちらからご覧いただけます▼
第一話:子育てを難しくしているのはママの過干渉
第二話:
過干渉ママが自分の子育てスタイルが過干渉だったと気づくとき
第三話
過干渉がもたらす子どもへの影響
過干渉を受けて育った子どもは
やる気、意欲、自信を奪われ、
その結果、自分で決断したり、
責任を取ることはありません。
失敗した時はママのせい。
多くのママ達は子どものためを
思って伝えているのに、本末転倒です。
ママが良かれと思ってしている
先回りの声かけは
自分で自分の首を締めるようなもの。
過干渉の影響は
さまざまな問題を引き起こします。
親の顔色を伺う
まず、いつも親の顔色を伺って
過ごすようになってしまいます。
周囲の顔色を伺いながら
過ごした子どもは
生きづらさを感じやすくなります。
登校しぶりや、不登校、
問題行動を起こす子どもの多くが
過干渉を受けているのです。
たとえ、子ども時代は
何とか周囲に合わせて、
過ごすことができた子どもも、
やがて、大人になったころに、
問題が生じることがあります。
親の言うことを聞いてくれる、
聞き分けのいい子ほど、要注意です。
過干渉は連鎖する
勘の鋭い方はお気づきかもしれませんが、
我が子の問題行動に悩まされている
ママ達は大抵、過干渉を受けてきたが多く、
いわゆる、真面目な方が多いです。
子ども時代、叱られないように
気を配ったり、顔色を伺いながら
生きてきたことで、それが当たり前になり、
他人軸になっているのです。
他人軸ですから、
世間体を気にするあまり、
疲れやすくなってしまいます。
疲れていることにも気づかないほど、
さらに自分を追い込む、
頑張り屋さんで真面目な方が
多いように感じます。
そのような生き方をしてきたママ達は
知らず知らずのうちに良かれと思って、
我が子に過干渉をする、
そんな負の連鎖が、過干渉の怖さです。
過干渉を自覚するのは子どもが問題行動を起こした時
過干渉を自覚するママ達は
過干渉を手放したくても、
子ども時代に過干渉を受けていることが多く、
それが当たり前になっているため、
自分が過干渉であることに
なかなか気づきません。
気づくとしたら、
子どもが問題行動を起こした時なのです。
それくらい年月をたっても
影響を及ぼすのが過干渉の怖さだと
思うのです。
いかがでしたか?
次回は私が過干渉を手放すことができた
3つのポイントです。