不登校の子の通知表に並ぶ「斜線」。それを見るたびに胸が苦しくなるママへ。それは「何もできていない証拠」ではありません。見えていないだけで、子どもは確実に進んでいます。評価の外にある成長に気づく視点をお伝えします。
1.通知表の「斜線」が怖い…そう感じているママへ
「また斜線ばかりだった…」
不登校の子の通知表を見るたびに、胸がぎゅっと苦しくなる。
・このままで大丈夫なの?
・何もできていないんじゃない?
・この子の将来はどうなるの?
そんな不安が押し寄せてきて、通知表を見ること自体が怖くなっていませんか。

でも、少し考えてみてください。
その「斜線」は、本当に「何もしていない証拠」でしょうか?
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2.通知表に載らない=成長していない、ではない
学校の通知表は、
・学校に来ていること
・授業に参加していること
を前提に作られています。
つまり、不登校でその前提から外れていると、評価できない=斜線になるのは当然のこと。
ここで起きているのは、
「できていない」ではなく、「評価の対象に入っていない」だけです。
でも、多くのママは、通知表に斜線がある
「評価されていない状態」を
「何もできていない」と受け取ってしまいます。
不登校や別室登校の子どもは
一見すると教室に行かず「何もしていない」ように見えるかもしれません。
でも実際には、
・安心を取り戻す
・自分のペースを守る
・人との関係を少しずつ築く
そんな力を、日々使いながら過ごしています。
子どもがその場でやっていることはすべて、
脳の働きによって起きている行動です。
そして、使われた脳の回路は、
使うほどに育っていきます。
つまり、
見えていないだけで、
子どもは確実に進んでいるのです。

3.斜線ばかりの通知表。それでも見えた“できていること”
Nicotto講座受講中のSさんは、
五月雨登校の小4の男の子のお母さん。
通知表には、ほとんどが斜線。
正直、最初は見るのが怖かったそうです。
「また何も書かれていなかったらどうしよう」
そんな気持ちで、息子さんと一緒にページを開きました。
するとそこにあったのは、
点数ではなく先生からの一言でした。
「元気に挨拶ができています」
「係の仕事を進んでやっています」
その言葉を見たとき、
Sさんはふと立ち止まります。
——あれ?この子、ちゃんと見てもらえている。
そう思った瞬間、
それまで気になっていた斜線よりも、
その一言のほうが、
ずっと大きく感じられたそうです。
「元気に挨拶できるんだね」
そう声をかけると、
息子さんは少し照れながらも、うれしそうに笑いました。
それからSさんは、
通知表を見る時間を
「評価の日」ではなく
「振り返りの日」に変えていきました。
学期の終わりには祖父母も一緒に
「お疲れさま会」を開きます。
話すのは点数ではなく、
「できたこと」。
「がんばってるね」
「そんなこともできるようになったんだね」
学校とは違う場所で、
別の大人から認められる経験を重ねていく中で、
息子さんの中に少しずつ、
「自分はできている」
という感覚が育っていきました。

通知表の斜線は変わらなくても、
その時間の意味は、
大きく変わっていったのです。
▼この子が動き出したのは
特別な子だったからではありません。

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4.通知表を見るときに、変えてほしい“たった一つの視点”
通知表を見るとき、つい「できていないところ」を探してしまいませんか?
でも、もし少しだけ視点を変えるとしたら、
「この子は、どこで評価されているだろう?」
と考えてみてください。
子どもが評価されるのは学校の中だけではありません。
家庭でも、祖父母との関わりでも、
子どもは確かに力を使い、積み重ねています。
その力は、
今すぐ目に見える結果にならないかもしれません。
でも、
その場で使われた力は、
必ず次の行動の土台になります。

いかがでしたか?
不登校の子の通知表、「斜線」は、何もできていない証拠ではありません。
「学校の評価」という枠から外れているだけです。
そして、その時間に子どもは見えないところで力を育てています。
評価されない時間は、止まっている時間ではない。
子どもはその子の経験から成長している。
ママがそう見られるようになったとき、通知表の見え方は、きっと少し変わっていきます。
▼不登校の子の「わがまま」に見える行動、実は理由があります。
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執筆者:三吉あいこ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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