指示が通らずすぐに癇癪を起こす子どもとの朝のバトル
夏休みが終わり、幼稚園保育園、学校が始まり、またいつもの癇癪の日々が始まりました…という方も多いのではないでしょうか?
「起きて!」「着替えて!」「ごはん食べて!」
朝からあれして!これして!の声かけばかりでグッタリのママ。
それなのに子どもはちっとも動かず、しまいには癇癪を起こして、朝から「も~~~うっ!!」となってしまいますよね。
今、一度の指示では聞けず、何度も声をかけると癇癪になってしまう…そんなお子さんのお悩みが、私の元にはたくさん届いています。
「起きて!」と言ったら、不機嫌にならずスッと起きてほしい。
「着替えて!」と言ったら、サッと着替えてほしい。
「ごはん食べて!」と言ったら、サッと席に着き、グダグダしないで最後まで食べてほしい。
ただこれだけなのに、どうしてうまくいかないんだろう…とママも悩んでしまいますよね。
ママの指示が通らず癇癪になる子が抱えている『本当の問題』って何だと思いますか?
すぐ癇癪を起こす子どもの本当の問題
一度では指示が通らずに癇癪を起こしてしまうお子さんは、脳の使い方の特性が影響しているかもしれません!
「指示が通らずすぐ癇癪を起こす子」は大きく分けると4つのタイプにわけられます。
✓聞く力が弱い子
✓脳の処理がゆっくりな子
✓こだわりが強くて今やっていることをやめられない子
✓思い込みの激しい子
これら全ては【脳の特性】です!
そしてこれら全てが癇癪の原因になります。
1つ1つの特性がミックスしているお子さんも少なくありません。
だからといって、うちの子は大丈夫かしら?と心配になる必要はありません。
ママがやることはたった1つ!
シンプルに、わが子の脳を育てていきましょう!
癇癪に悩むママたちがたくさんいます!
私のもとにはメルマガにたくさんの返信をいただきます。
すぐ癇癪を起こす子どもがどんなときに癇癪を起こしますか~?というメルマガを配信した際、本当にたくさんのママたちからの返信をいただきました。
返信をくださったママたち、本当にありがとうございます!
無茶苦茶励みになりますし、同じように苦しんんでいるママがこんなにもいるんだな〜!と、もっともっと「怒らない脳を育てる」脳科学的アンガーマネジメントを世の中のスタンダードにしていきたい!と思いました!
とくに、今まさに癇癪が増えています!と書いてくださったママさんたち。
幼稚園から小学生高学年までたくさんのママが、今の現状を送ってくださいましたが、放っておくと、癇癪は脳の癖になりやすく、悪化していく一方ですので、ぜひしっかりと対応を変えていってくださいね!
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癇癪を起こさず、すぐ動けるようになる声かけのポイント
指示が通らずすぐに癇癪を起こしてしまう子どもには、確実にママが言ってることが脳に届くコミュニケーションが絶対です。
お子さんの中には言語化できずにいたとしても、次にこれをしようと思っていることがあるかもしれません。
いつもはお着換えしてから朝ごはんを食べているけど、今日は靴下だけ履いて朝ごはんを食べてみたい!そんな風に思っていたのに、ママに「早く着替えて!」なんて言われたらどうでしょう^ ^
「靴下だけ履きたいの!」とうまく言葉にできないと、癇癪という方法でしか感情を出すことができません。
ですから、「これして!」という指示をやめて「次はこれをやろうか!」という提案をします!
朝起きたら「体を起こしたらお着換えしようか~」とママが提案をしてみて、お子さんが「やだ!靴下だけ!」という提案をしてきたら「OK!いい考えだね!」と提案を受け入れる。
というように、「これしなさい!」という指示から、お互いに提案をするというコミュニケーションに変えていきます。
そのときに気をつけてほしいポイントは…
笑顔で、近くで、ゆっくりお話しする!です。
寝室の隣のキッチンから大きな声で「起きたらお着換えしよっかー!」と提案をしたとしても、お子さんが反論もできませんし、それをやるしかないという状況になってしまいます。
これでは提案ではなく、従来の指示と変わりませんよね…。
ですから、ニコニコとお子さんの近くに行って、ゆっくりとした口調で「こうしてみようか」というお話をしてみましょう!
明日の朝からぜひ試してみてくださいね^ ^
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
ささいなことにすぐ癇癪を起こすお子さんへの対応のヒントをお伝えしています!
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