思春期発達凸凹男子との会話はいつもけんか腰!
思春期を迎えたお子さんのお母さん、子どもとの会話がいつもけんか腰になっていませんか?
とくに思春期の男の子はお母さんだけでなく、家族との距離を取ろうとしたり、何を考えているのかわからないような態度をとることも多いのではないでしょうか。
放っておいても自分のやるべきことはきちんとやっていたり、心配がないような子どもでしたら放っておきたいところですよね。
ですが、放っておけばゲーム・YouTubeばかり。
勉強はしない。
ハミガキもお風呂も入らない。
…そんな子どもを放っておくことができず、声をかければ「うるせー」と暴言。
それにたまらず、言い合いになってしまう…。
叱るより褒める方がいいことはわかってるし、褒めてあげたいけど、どうしても強く叱りつけてしまうことの方が多くなってしまうのですよね。
ただただ、穏やかに会話をしたいだけなのに…
いつから声をかけるだけでけんか腰になってしまったのだろうか…と、会話の糸口さえ見つけられない状況になっていませんか?
親子の会話が子どものイライラを生み出しているかも!?
思春期の子どもたちは、体も大きくなり、言うことも一丁前になってくるので、親も大人と同じような感覚で見てしまいます。
しかし、それは成長が進んでいる部分で、自己管理能力はまだまだ未熟です。
自己管理能力とは、行動、時間、感情、思考などを自分の力でコントロールする能力のことです。
大人でも難しい部分ではありますが、思春期の子どもにとって、特に感情や思考をコントロールすることは大変難しいです。
コントロールが難しいことで、親に依存(甘え)と反抗(自立)を繰り返します。
その振れ幅が大きいのが思春期です。
なんだか面倒だな…と思ってしまいますが、私たち大人もそんな時期を通って大人になったことを忘れずにいましょうね^ ^
とは言え、発達に凸凹のある思春期男子は、とくにその振れ幅が大きかったり、反抗と言いがたいほどの苛立ちを朝から晩までぶつけてきたり…
と、親のほうがしんどくなってしまうような場面が多くあります。
そのため、子どもの感情に巻き込まれてしまったり、親の方も感情的に𠮟りつけてしまったり…と負のループに陥りがちです。
この穏やかな会話ができない状態というのは、実は子どもの苛立ちをさらに強めていくことになるのです!
ママのイライラしている声、表情、「〇〇しなさい!」というような指示の多い会話は、子どもの感情を興奮させるものとなります。
興奮すると、脳の中の扁桃体という感情をつかさどる部分が活発に活動します。
思春期の頃の子どもは、急激に成長するホルモンの影響で、元々、扁桃体が活発なので、更に!と思ってください。
親子の会話が扁桃体を刺激するものだったとしたら…一刻も早くコミュニケーションを変えていきたいところです。
会話にならない思春期男子との穏やかな会話を生み出す方法とは?
では、褒めて育てましょう!と言われても、声をかけるだけで苛立っている子どもを前に、何をどうしたらいいのか…という方にオススメの会話の糸口をご紹介します。
それは、子どもの好きなことにママが興味を示してみます!
お子さんの好きなことは何ですか?
それもわからないわ…という方は、見つけるところから始めてみましょうね!
お子さんがゲーム好きなら「何のゲームやってるの~?」「そのゲーム、この前YouTubeで見たんだけどね…」など、単なる雑談を子どもとしてみてください!
ゲームがいいとか悪いとか、ここでは議論しません。
実際に、私の知り合いのお子さんがスプラトゥーンの大会でかなり上位に行ってたということを聞いたので、それを息子に言ったら、ものすごい食いつきようでした(笑)
子どもが好きなことをやっているときや、その話をしているときというのは、扁桃体を活発に活動させるものではありません。
会話の始まりは扁桃体を刺激させない!を意識して、ぜひ子どもの好きなことを知り、その世界に興味を持つ時間を作ってみましょうね^ ^
執筆者:津森あかね
(New Mammyアンバサダー★★)
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