ADHDで朝起きられない子が夜型脳のまま生活を続けると、朝起きられず学校生活が崩れやすくなります。大切なのは「気合」や「叱責」ではなく、朝型脳に切り替える対策です!ママのひと言で脳のスイッチが入り、朝からシャキッと行動できる子に育ちます。
【目次】
1.AHDHキッズが夜更かしして朝起きられない!
2.夜型脳から朝型脳に変えたい理由
◆夜型脳が続くとどうなる?
◆朝型脳になるとどう変わる?
3.今すぐ始める対策とは?【環境作り】
1.AHDHキッズが夜更かしして朝起きられない!
ADHDの子が夜型の生活リズムを送っていて、朝は毎日グズグズで困っている…そんな風にお悩みではありませんか?
実はADHDキッズは、朝型脳に切り替える環境と声かけさえ実践すれば、朝からシャキッと行動できる子どもたちなんです!
ママのひと言で脳のスイッチが入り、自分で時間を意識して動ける子に育っていきますよ。
今、あなたのお子さんは朝スッキリと起きられていますか?
「ゲームやYouTubeがやめられなくて夜更かししている」
「朝は何度起こしても起きられない」
「昼夜逆転気味になってしまった…」
実は、うちの子どももそうでした。
「明日は学校行く!」と夜に言っても、朝はぐずって泣いたり怒ったり…。
無理やり起こそうとするとますます反発し、不登校になった経験があります。
「早く寝かせなきゃ!」「とにかく起こさなきゃ!」
そのように頑張っても、夜型脳の子には逆効果です。
努力足りない!根性がない!それが原因ではなく、脳が夜モードから朝モードに切り替わりにくいことが原因なのです。
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2.夜型脳から朝型脳に変えたい理由
◆夜型脳が続くとどうなる?
夜型脳のままでいると、日中に脳が働きにくくなります。
・起きても頭がぼんやりして支度が進まない
・「やらなきゃ」と思っても切り替えられない
・行動が遅れて学校生活や家庭のリズムが崩れる
こんな状態では、時間を守るどころか「今なにをすればいいか」もわかりませんよね。
◆朝型脳になるとどう変わる?
脳のスイッチが朝に入るようになると、「時間を意識して動ける」状態が作られます。
さらに、朝型生活を続けることで時間管理に必要な6つの力も育ちます。
① 時間感覚
② 見通す力
③ 優先順位をつける力
④ 切り替える力
⑤ スタートの力
⑥ 疲れすぎない脳と身体
これらが揃うと、子どもは自分で「◯時に起きよう」「今日は夜更かしをやめよう」と考え、行動できるようになります。
3.今すぐ始める対策とは?【環境作り】
1.朝時間に脳を切り替える
夜に「早く寝なさい」と言うより、朝に脳を切り替えることが先です。
朝はメラトニンなど睡眠に関わるホルモンがリセットされる時間。
そのため朝に声をかけたり、光を浴びたりすると、脳が“朝モード”に切り替わりやすくなります。
2.肯定の声かけをする
できていないことではなく、“できたこと”や“好きなこと”を言葉にするだけで、脳は安心モードに切り替わります。
「もう起きたんだね!いい時間に起きられたね」
「おはよう!」と笑顔で伝える
「今日はどんなゲームするの?」
朝が心地よい時間になるように、こんな風に話しかけてみてください。
3.ママの雰囲気を変える
ママの表情や声かけは、子どもにとって最も影響力の強い刺激なので、安心できる雰囲気を意識してみましょう。
朝からネガティブな表情や声かけで接すると、子どもはすぐに防御モードに入ってしまいます。
逆に肯定のひと言だったり、ママの優しい声を聞けると、子どもの安心スイッチを入れることができますよ。
4.習慣化を支える
毎朝の小さな成功体験の積み重ねが習慣をつくります。
「今日はできたね」と振り返ることで、成功体験が記憶に残り、「私にはできる!」と思える自信をつけることができます。
その自信によって、夜型脳からの脱出は加速していきます。
以上のように、ADHDキッズが夜型脳から抜け出すには、叱責ではなくサポートが必要です。
・夜型脳のままだと日中に脳が働かない
・朝型脳に整えると6つの時間管理力が育つ
・安心スイッチを入れる朝の声かけがカギ
ママのひと言で、子どもの脳は朝モードに切り替えることができます。
今日から朝時間を変えて、未来を変える一歩を踏み出してみませんか?
ADHDキッズについてのよくある質問(FAQ)
Q1:朝型脳に切り替える第一歩は何ですか?
A1:朝時間の声かけを変えることです。「おはよう」「もう起きたんだね」「今日は何する?」など肯定と安心を届け、安心スイッチを先に入れます。参考:子どもが朝起きないのはなぜ?小学生が自分で起きてくるたった1つの方法
Q2:具体的な朝の声かけ例は?
A2:「もう起きたんだね!いい時間に起きたんじゃない?」「おはよう!」「今日はどんなゲームするの?」のように、できたこと・好きなことに触れる言葉が効果的です。参照:発達障害グレーゾーンの朝起きない小学生の子どもを優しく起こせるようになるママの対応
Q3:起きられない朝はどう対応すべき?
A3:深呼吸と肯定のひと言で安心を先に作ります。強引に起こすより、光・会話・簡単な活動で脳に「朝の合図」を送り、段階的に支度へ導きます。体験談:【朝起きない子どもの起こし方】怒らずに動き出す「脳を起こす声かけ」とは?
ADHDキッズを朝型脳に変えて生活リズムを整え、時間管理ができる子へ!
執筆者:ありむらけいこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)






