学校嫌いは天才の証?!ギフテッドで学校嫌いな子どもが生き生きと生まれ変わる親の関わり方

学校嫌いになりやすいギフテッド。知能が高いから優秀というわけではなく、その子その子に合った学び方を見つける必要があります。子どもにぴったりの学び方が見つかれば、天才になれるかも⁈我が家でのエピソードをお伝えします。

【目次】

 

1.うちの子けっこう賢いのに勉強ができない?

 
 
我が家の長男は、小さな頃から好奇心旺盛興味があることについては記憶力がとても良いタイプ。自分の知識を大人のように述べることのできる、博士タイプの子どもでした。
 
 
一方で、繊細な面も多々ありました。
 
 
普通ではあまり怖がらない子ども番組の一場面を怖がって号泣したり、
 
歌を聴いて泣いたり、
 
明るく誰とでも仲良くできるのに集団を嫌がったり、
 
感覚過敏で嫌いなことがたくさんあったり…
 
 
そんな繊細な特性から、幼児期に受診した病院では発達障害・自閉症スペクトラムの傾向ありと言われていました。
 
 
「繊細で困ったことも多いけど、うちの子けっこう賢いな、頭いいのかな?」なんて親バカに思っていた時期もありました。
 
 
しかし小学校に入ると、
 
 
漢字の書き取り練習や計算問題で、癇癪を起こす
 
テストの点も高学年に入りどんどん下がり始める
 
宿題以外の課題でも「なんでこんなことするの?」と猛烈に嫌がる
 
下校後はゲームに没頭…
 
 
といった事態が起こりました。
 
 
通知表の評価も学年を上がるごとに下がり、学校での勉強や行事に関して苦手意識が増していき、学校が嫌いに…どんどん自分に自信がなくなっていきました。
 
 
 
 
そして、ついに息子は不登校になりました。
 
 
「息子の苦しんでいる理由はどこにあるんだろう」という疑問を解消するために病院で知能検査(WISC-Ⅳ)をお願いしました。
 
 
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2.この子がギフテッド!?

 
 
知能検査は全検査IQ(総合的な能力)と4つの指標で算出されます。息子は全検査IQが平均よりも高いものの、4つの指標の中で低い指標と高い指標の差が大きかったことがわかりました。
 
 
他の指標に比べて低かった指標の能力はワーキングメモリーでした。
 
 
「こんなにIQ高かったの⁈でもこの凸凹が気になるな…」
 
 
検査をしてくれた病院の医師からは、能力の凸凹について明確な理由は教えてもらえませんでした。
 
 
 
 
「何かこの検査の数値でわかることがあるはず」と思い情報収集してたどり着いたのが、大学で学習障害やギフテッドの子どもたちの支援を研究している先生でした。
 
 
その先生が執筆したギフテッドの子どもたちについての論文が息子の特性にピッタリと当てはまり、息子のことを書いているかのようだったのです。
 
 
検査結果と息子の状況を説明すると、息子もギフテッドと同じ特性があるとわかり、これまで息子のことで悩んでいたことが一気に理解できて雲が晴れたような感覚でした。
 
 
息子は、ワーキングメモリーに比べて他の能力が高すぎて、脳の制御がうまくできず、机上の勉強が苦手になっている。また、賢いがために自分のできないところによく気がついてしまう。
 
 
そのため、生きづらさや苦しみを感じて自分に自信が持てなくなっている状態だったことがわかりました。
 
 

3.ギフテッド=天才?

 
 
「ギフテッド」と聞くと、「とても知能が高くて海外で飛び級するような、なんでもできる天才級の人のこと」と思う人が多いかもしれません。
 
 
本当は、
 
 
ギフテッドとは、『知性、創造性、芸術、リーダシップ、あるいは特定の学術分野において高い潜在性能力を示し、また、そうした能力をフルに開発するには通常の学校教育にはない支援や活動を必要とする子ども、生徒、若者を意味する』
 
 
と定義されています。
 
 
海外では、IQが高い子ども(概ねIQ130以上)がギフテッドとされ、それだけを入学基準にする学校やプログラムがあります。
 
 
または、IQテストだけではなく、その子ども達と関わっている先生からの推薦状や、子ども達の偉業(コンテストやコンクールの賞)を入学の基準にする学校やプログラムもあります。
 
 
ギフテッドの子どもの高い能力は、
 
 
・推理能力
・問題解決能力
・知的好奇心や興味関心
・探究心
・高い創造性
・共感の高さ
 
 
などがあります。
 
 
 
 
テレビでギフテッドが特集されることも増えてきました。
 
 
大人でも難しい数学を解いている子どもや、英語をペラペラと話し海外で授業を受けている子ども、子どもとは思えない画力で絵を描く子どもなど、「天才!」と言いたくなるような子どもたちが取り上げられていることがありますね。
 
 

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4.学校が嫌いになる理由

 
 
ギフテッドの子どもは、すべての分野で高い能力があることは少なく、ある特定の分野で高い能力を示す一方で、周囲の子どもよりも苦手さを強く感じるところもあります。
 
 
・興味、関心のないことは見向きもしない
・完璧主義
・単純な反復作業が苦手
・簡単な計算が苦手
・協調運動が苦手
・情動コントロールが苦手
・感覚過敏がある
 
 
などです。
 
 
そのため、
 
 
大人用の本を読めるのに、漢字の書き取りは苦痛だったり
 
難しい数式を理解できるのに、単純計算でミスが多かったり
 
授業が退屈で授業範囲を超えた知識を話して先生に怒られたり
 
同年代の友達と話が合わず自己肯定感が低くなったり
 
 
学校という枠組みの中で、みんなと同じように勉強していくことが苦痛になってしまうことがあるのです。そうすると学校が嫌いになってしまいます。
 
 
集団生活に馴染めないという点で発達障害・グレーゾーンの子どもたちと似ているところがありますよね。
 
 
実際、ギフテッドと発達障害などを合わせ持つ「2E(”Twice-Exeptional” 、つまり、2重に例外であること)」と呼ばれる人もいます。
 
 
発達障害・自閉症スペクトラムや注意欠陥多動性障害、学習障害などの特性を持ちながらも、ギフテッドであるお子さんもいるということです。
 
 
日本では、ギフテッドを判定する評価尺度が決められていないため、ギフテッドと医学的に診断できませんし、2E(”Twice-Exeptional”)だとわかる医師も少ないです。
 
 
 
 
我が家が検査を受けた病院の医師から言われた言葉も、
 
 
「こんなにいい知能を持っているんだから、勉強面は大丈夫ですよ。」
 
 
でした。
 
 
我が家のように、知能が高くても困りごとを抱えていて学校嫌いになってしまっているお子さんが多くなってきているようです。ギフテッドで知能が高くても、困りごとを抱えている子どもたちは皆、学校で支援を受ける必要があるのです。
 
 
 

5.「天才性」を育む学び方

 
 
ギフテッドの子どもを育てる上で大切なことは、子どもの不得意なところは無理させずにフォローしたり、本人が楽に取り組める方法を探してあげることです。
 
 
逆に得意なところはその能力をどんどん伸ばせるように、応援し、環境を整えてあげることが大事です。
 
 
過去に偉大な事を成し遂げてきた天才と呼ばれる人達も、学校に馴染めず自分の好きな学び方を追求したからこそ成功したのです。アインシュタインやエジソン等が有名ですね。
 
 
日本の学校では、苦手なところの支援はしてくれる場面が多くなってきましたが、得意なところを発掘し伸ばしてくれるような教育体制はなかなかできていません。
 
 
学校が合っていないならお家で我が子に合った学び方をすればいい!
 
 
そう思い、我が家では息子の脳の特性がわかった時から、
 
 
「学校は行きたいと思わないなら行かなくてもいい」
 
「学校でやるような勉強が頭に入らないなら、得意なスタイルで勉強すればいい」
 
「好きなこと、得意なことにどんどんチャレンジしよう!」
 
 
と、息子に伝えました。
 
 
学校の先生方にも息子の特性を伝えて理解してもらい、学校には無理して行かずに過ごすようになりました。
 
 
そんな風に周りの考え方が変わることで、何もかもやる気がなく自信を失くした息子がやりたいことを見つけ生き生きとし始めました。
 
 
以前はゲームばかりしたがっていた息子は、電子系の工作にはまったり、発明品を思いついたり、原子の勉強をし始めたのです。
 
 
「こんなことやってみたい!」
「今度はこうしてみたい!」
 
 
と、学校で元気がなくなったときとは別人のように、何かを学んで楽しむ姿を見れるようになったことが、親としてとても嬉しかったです。
 
 
不登校になってから3年経った今では、オンラインスクールで興味にあった事を学んでいて、将来について悩むこともありますが心身ともに落ち着いて生活することができています。
 
 
「子どもを肯定して、得意なことを伸ばしてあげる」
 
 
 
 
ギフテッドだろうと、発達障害だろうと、2E(”Twice-Exeptional”)だろうと、親や周囲の大人が気をつけるべきことは同じです。
 
 
子どもが小さかった頃何かができたとき、「うちの子って天才!」って思ったことありませんか?そんな気持ちでいいのです。
 
 
将来大人になった時に「僕はこれで生きていく!」という武器になるかもしれません。
 
 
学校嫌いな子どもたちには、家庭では彼らの笑顔や才能を引き出すような気持ちで、コミュニケーションをとってほしいと願います。
 
 
ギフテッドの子どもの興味に合う学び方を取り入れてあげることで、将来は天才!と言われるような偉業を成し遂げるかもしれませんよ!
 
 
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執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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