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【お悩み相談室】高いIQの子どもと会話が合いません。友達とも話が合わずに寂しい思いをしているようです。

更新日:

小学校5年生の男の子がいます。とてもお喋りが好きで、IQが高いせいか話の内容が難しかったり、喋るスピードが早かったり、会話中にコロコロ話が変わることもあり会話が噛み合わないと感じることがあります。そのため、話を聞いてあげるのが苦痛です。お友達との会話でも息子の話を理解してもらえないことも多いようで、話が合う友達がいないと感じて寂しい思いをしているようです。

 

11才・男の子のママ

子どもと楽しくお喋りしたいのに、子どもの話を聞くのが苦痛となるとお母さんも辛いですよね。私も同じように悩んだ経験があります!高IQの子どもの話がなぜわかりづらいのかを理解して、お互いに楽しく会話をできるようになる方法をお伝えします!

 

発達科学コミュニケーション
リサーチャー すずき真菜

 

【目次】

 

1.高IQの息子との会話が苦行!

 
 
我が家の小学6年生の息子は自閉症スペクトラム、ギフテッドの傾向があります。
 
 
小さい頃から好きなこと、興味のあることを話すのが大好き。作文や絵を書くことが苦手なので伝えたい内容をアウトプットするには会話をすることが一番楽しくて楽な方法です。
 
 
しかし!母の私には息子の話す内容が理解できない…ということが多々ありました。
 
 
まず第一に、何について喋っているのかわからない。そして、話の時系列もわからない、何についての話かわかったとしてもマニアックすぎて理解したいと思えない…
 
 
子どもと楽しく会話するという時間を夢見ていた私にとって、息子との会話は苦行と感じてしまった時期がありました。
 
 
 
 
どうにか息子の話を理解しようと、息子が話している間を割って質問を色々すると…
 
 
「なんでそんなこともわからないの?」
「もういい!お母さんにはわからないよ」
「この前も説明したじゃん!」
 
 
と怒られ、私が質問することを嫌がるようになってしまいました。
 
 
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2.高IQの子どもとの会話が合わない理由

 
 
そもそも、なぜ我が家の息子の話を理解できないのか。それは息子の思考パターンにありました。
 
 
IQが高いということは深く考えることが得意ということです。
 
 
それに加えて、同時処理系の認知パターンをする子どもの頭の中では、まず伝えたい事柄があって、話していくうちに色々な考えがわき起こりそれらの考えが会話の中にどんどん盛り込まれていくことがあります。
 
 
 
 
さらに、IQが高いからといえどもまだまだ子どもですので、相手が理解しやすいように自分が話をしてあげなきゃという考えまでには及びません。
 
 
物事を段階を踏んで考えていきたい私にとって、息子の思考パターンからくる話し方は理解できなくて当たり前だったんです。しかし、色んな考え方の人間がいることも当たり前。
 
 
息子の話し方を私が理解しやすいように矯正しようとゴチャゴチャと質問を返す私のやり方に息子が怒るのも当然ですね。
 
 
では、どうしたら高IQの子どもと楽しく会話できるようになるのでしょうか?
 
 
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3.息子との会話が楽しくなった方法

 
 
私があることを意識して息子と会話するようになると、息子との会話が楽しくなり息子の会話術もアップしました!今回は3つの方法をご紹介します。
 
 

◆とにかく笑顔でよく目を見て話を聞く

 
 
もちろん、日常的な会話であれば理解できるので普通に会話していたのですが、息子の話が長かったり意味がわからないことで、私も夫も話をよく聞いてあげるということをしていませんでした。
 
 
しかし、息子にとっては大好きなことを「他の人にも聞いてもらいたい!一緒に分かち合いたい!」という気持ちだったでしょう。
 
 
理解できないという理由で面倒くさがって目を合わさずに他の家事をしながら聞いたり、時には眠くなって寝てしまったりという失態までしてしまっていたのです(苦笑)
 
 
親の私がじっくり聞いてあげようという態度を示さなくては、息子も相手に伝わりやすいように話そうという気持ちにはなれないなと考え直しました。
 
 
ですから、まずは息子の話がわからなくてもとにかく笑顔で目を見てしっかり聞くことを大事にしました。
 
 
息子がゲラゲラ笑っているときは多少話がわからなくても、
 
 
「〇〇くんがそんなに笑っていて、なんだかお母さんも嬉しいわ」
「その笑顔がいいねぇ!」
 
 
と、話の内容ではなく、楽しんで話している息子のことを褒めるようにしました。
 
 

◆会話がわからないときの質問は最小限で

 
 
息子がいつでも機嫌よく私に話してくれるようになったと感じたら、会話の内容をわかりやすく伝えてもらえるように、会話中に質問をしていくことにしました。
 
 
初めのころは一つの話題に質問は1つだけと決めて、息子が会話を嫌がらないように気をつけました。
 
 
「その話題は〜についてで合ってる?」
「それは昨日のこと?今日のこと?」
「それってこういうことで合ってる?」
 
 
と、なるべく息子の話からヒントとなることをキャッチしてそこからより理解を深めるための質問です。最初は1つだけの質問にしていましたが、だんだんと嫌がる様子もなくなり少しずつ質問を増やせるようになりました。
 
 
質問をすることができるようになると、私自身が息子の話を理解できるようになり、心地よいリズムで会話を進めることができるようになっていきました。
 
 
 
 

◆同世代に関わらず子どもに合う友人を探す

 
 
私が息子との会話を意識している頃、息子の希望で家庭教師さんに勉強を教えてもらうことになりました。我が家の家庭教師さんは、20代の大学生の男性です。
 
 
息子の興味関心がもともと同年代の友達とは合わず、友達には話せないと感じていたため自分を押し殺して辛かったようでした。しかし、この家庭教師さんは息子の好きなことをよく知っている世代でした。
 
 
息子が話すことに対して、
 
 
「よくそんなこと知ってるね!すげーじゃん!」
「わかる!これおもしろいよね!」
 
 
などと共感してくれ、「僕の興味を理解してくれる人に初めて出会った!」と息子は大喜びでした。
 
 

4.IQの違いが大きくてもわかりやすい会話になる

 
 
「息子との会話を楽しく!」というテーマを掲げて半年ほど過ぎました。気がついてみると、私が楽しく息子と会話できるようになっただけではなく、息子の話し方がこんな風に劇的に成長していました。
 
 
・まず相手にはわかりにくい話題かなと感じる時には、「〜ついてなんだけどね」前置きしてくれるようになった!
 
・話が長いときには、「つまり、〜ということだよ」要約してくれるようになった!
 
・自分の話がマニアックすぎるかなと感じるときには、「例えば〜なこと」と相手が理解しやすいように例をあげてくれるようになった!
 
・話の途中で「こんな話しても大丈夫?わかるかな?」と相手を気づかってくれるようになった!
 
 
これは、相手に自分の話を理解してもらいたいという気持ち、相手がわかりやすいように自分が合わせなければいけないという気持ちが育まれたからだと思います。そんな気持ちが芽生えたことがとても嬉しいです。
 
 
 
 
実はまだまだ、息子の話題が私にとっては興味がないことだったりすることはあります。
 
 
しかし、私自身の気持ちが「息子の考えを理解したい、息子が楽しいと思える会話にしたい」という気持ちに変わったため、多少話題がつまらなくても問題ではなくなりました。
 
 
また、家族や友達とマニアックな話題で盛り上がれなくても、一緒に盛り上がれる家庭教師さんがいることで息子の欲求も満たされています。
 
 
ぜひ、会話が噛み合わない賢いお子さんとは、会話が楽しくなっちゃうコミュニケーションや友人探しを実践してみてくださいね!
 
 
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執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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