いまこそトランプデビュー!自閉傾向の幼児の特性にピッタリのゲームとは

春休み、毎日どう過ごしていますか?お子さんとの時間を持て余しているお母さんに、おうちでの遊びをご提案します!自閉傾向の幼児にオススメ、初めてのトランプゲームはコレに決まりです。
 

【目次】

 

1.春休みにオススメ!初めてのトランプゲームに挑戦

 
 
春休み、お子さんはどうやって毎日を過ごしていますか?
 
 
家の中だと遊ぶことも限られていて、ついついテレビ三昧。お子さんが幼児だと、もう少し一緒に遊ぶ時間をとった方がいいんだろうな、でも何をやったらいいんだろう…という方もいらっしゃるはずです。
 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんにとって、お母さんと過ごす時間がたっぷりある長期休暇は発達を加速させるチャンスでもあります。とはいえ、お母さんの負担にならなっては元も子もありません。
 
 
お母さんがよくご存じの遊びを通して、お子さんの発達にアプローチしていきましょう!
 
 
今回ご紹介するのはトランプです。 トランプで遊ぶのは初めて、という幼児のお子さんにピッタリのゲームをご紹介します!ぜひトライしてくださいね。
 
 
 
 
ご存じの通り、トランプにはいろいろなゲームがあります。今日は自閉症スペクトラムタイプのお子さんのトランプデビューにぴったりの遊びをご紹介しますが、こちらのゲームもおすすめです!
 
 
 
 
 
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2.トランプゲームの2つのポイント

 
 
発達障害・自閉症スペクトラムタイプの特性にアプローチした、トランプを使った遊びについてはこちらで紹介しています。
 
 
 
 
こちらの遊びは特にルールはなく、トランプでゲームをする前段階、トランプに楽しく触れるという位置づけです。
 
 
一方で、トランプゲームには 
・ルールの理解
・順番を守る
という2つのポイントがあります。
 
 
トランプにはさまざまなゲームがあり、それぞれのルールがあります。なかには地方ルールもあり幅広い遊び方ができます。トランプで楽しく遊ぶためには、ルールを正確に理解することが最初の1歩になります。
 
 
年齢が高くなってくると、地方ルールの適用を提案する場面もあるので自然と会話の数が増えますし、説明力・交渉力も必要になります。
 
 
また、トランプは一人ずつ順番に進めていくゲームがたくさんあります。順番を守る練習はトランプのようなゲームの中でやっていくと、お子さんも抵抗なく習得することができます。
 
 
しかも、カードのやり取りを通して「順番こ」が視覚的に確認でき分かりやすいですよね!
 
 
 
 
お子さんの「待てない」に困っているお母さんは、まずトランプゲームを通して「順番こ」を視覚化して教えるのも1つの方法です。
 
 
元々待つのが苦手なお子さんは、初めはお母さんと2人で、慣れてきたらお父さんも入れて3人で、という風に少しずつ人数を増やしていくのがオススメです。
 
 
簡単なルールのゲームからスタートして、参加人数を調整しながら、少しずつ 「みんなで遊ぶと楽しいね!」ということを教えていきましょう!
 
 
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3.自閉傾向の幼児は特に注意!トランプゲームに誘うタイミング

 
 
お母さんがお子さんをトランプに誘うときは注意が必要です。
 
 
お子さんが他の遊びを楽しんでいる最中に、「トランプしようよ!」と誘っても、おそらく聞いてくれません。特に自閉傾向で一人で遊ぶのが好きな子、遊び方にこだわりがある子は、誘うタイミングがとても大切です。
 
 
最初はお母さんのタイミングで誘うのではなく、お子さんに合わせてあげてください。 遊びが途切れたタイミングや構ってほしそうな雰囲気を逃さずに誘いましょう!
 
 
ここはお母さんの観察眼が試されるとき。お母さんの腕の見せ所です!
 
 
 
 
お子さんによっては、他のきょうだいとお母さんが先に始めていると「なになに~?」と寄ってくる子もいますので、いろいろ試してみてください。
 
 

4.初めてのトランプゲームは○○で決まり!

 
 
トランプにはたくさんのゲームがありますよ。幼児で初めてトランプでゲームをするとなると、ルールが分かりやすいものがいいですよね。
 
 
私のオススメは、ズバリ七並べです!
 
 
七並べは
①7が起点になること
②順番を守ること
③数字の順番通りに並べること
というルールがあります。
 
 
ルールが単純で、神経衰弱のような個人の能力が試されるゲームではないところが七並べのいいところ。「並べる」ということで、「モノを一列に並べる」という特性を持った発達障害・自閉症スペクトラムタイプの幼児はハマること間違いなしです!
 
 
手持ちのカードがなくなったら勝ち、数字がぜんぶ並んだらおしまいと視覚的に状況を理解しやすいこともポイントです。
 
 
最初は、キング、クィーン、ジャック、ジョーカーは抜いておいた方がスムーズです。あえてこれらのカードを抜くことで、1~10までの数を理解している子なら七並べを楽しむことができます。
 
 
子どもが理解しやすいルールの遊びを選ぶことで、子どもが「楽しい!もっとやりたい!」と思えます。お母さんもルールを教える方にフォーカスする必要がなく、順番を守る部分をしっかりフォローできます。
 
 
私も6歳の息子、5歳の娘と3人で七並べをしますが、我が家の場合、だれが勝ったかではなく、「みんなで七並べを完成させる」というゲームになっています。こういうアレンジも、みんなが楽しければもちろんOK!
 
 
トランプは、人数が多くても少なくてもゲームができます。おうちで過ごす時間が長い今だからこそ、ぜひトライしてみてくださいね。
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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