【過保護になろう週間 3日目】 過干渉のママへ 子どもを信じるママになろう

過保護は
一般的には良くないイメージですよね。
それはなぜでしょうか?
 
 
 
過保護の問題点として挙げられるのは
以下の通りです。
 
 
 
例えば
子どもや他人を守りすぎることで
自立することを妨げる
ことがあります。
 
 
 
子どもが
自分で問題を解決することを
学ぶ機会を失って
 
 
 
自己肯定感や自信を
損なうことが
挙げられます。
 
 
 
このように一般的には
言われていますが、
 
 
 
私がそれでも
過保護になりましょう
というのには
訳があるんです。
 

 
二次障害や暴力癇癪が止まらない子、
つまり、反抗の強い
疎外感の強いお子さん
 
 
 
日頃から不満をたくさん感じています
 
 
 
それは、
これまでの人生の中で、
自分のやってきたことに対して
N Oの返事があまりにも
多かったからです。
 
 
 
何かを触ろうとすれば、
「それ、触っちゃダメ!」
 
 
 
悪い姿勢でご飯を食べようとすれば
「お行儀が悪い!」
 
 
 
宿題をやっても
「この字、書き順違うよ」
とか、「この字、汚いね」
 
 
 
などと、することなすこと
否定的に伝えられた結果、
 
 
 
どうせ俺なんて・・・という
ネガティブな記憶
蓄積されているのです。
 

 
つまり、こちら側の
伝え方の問題
ということです。
 
 
 
伝え方さえ大人が心得ていれば
きっとこんなにもネガティブな
記憶でいっぱいということは
ありません。
 
 
 
脳科学的には
ネガティブな記憶
残っているということは
 
 
 
自分の身を守る上で
大切なことだから
ちゃんと脳が働いている証拠
いえます。
 
 
 
蛇などの爬虫類でさえ、
危険を察知し、
攻撃から身を守る部分が
ちゃんと備わっているんです。
 
 
 
疎外感の強いお子さんは
この部分がものすごく
よく働いているんです。
扁桃体といって感情を
司る部分です。)
 
 
 
だけど、人間にはもっと
高度な脳、理性があります。
 

 
前頭葉という部分で
自分の欲求や衝動、記憶を
コントロールしたり、
意思決定をしたり、
言葉を伝えたり、
多くの高度な働きをしています。
 
 
 
この部分を働かせようと思うと
ネガティブな感情に支配されている
扁桃体がどうしても邪魔を
してしまうのです。
 
 
 
私が、
過保護になろうと言っているのは
誤解を招かないように
お伝えしていきたいと思います。
 
 
 
これまで感じてきた
否定的な記憶を
上書きするためです。
 
 
 
ポジティブな記憶として
わかってもらえたという満足感
を得るためには
 
 
 
大人に比べてまだまだ
不器用な子どもたちに
 
 
 
手を差し伸べたり、
もっと簡単なことに
内容を噛み砕いて
伝えたりする
サポートが必要です。
 
 
 
困難が起こった時に
子ども自身が
サポートして欲しいという
要求をしてきたときに、
 
 
 
大人が面倒くさがらず、
喜んで手を差し伸べることを
私は、過保護としています。
 
 
 
ですので、
いくら子どもが困っていても
本人が望んでいないならば、
 
 
 
過干渉になるので
子どもが解決するのに、
もどかしくても待ちます
 
 
 
 
<過保護な関わりをする上での大前提>
 
 
 
私が目指す過保護の定義
以下の通りです。
 
 
 
まず、大前提に
子どもには問題を
解決していける力があると信じます。
 
 
つまり、
子どもを信じるママになろう
ということです。
 

 
だから
子どもの気持ちを尊重します。
 
 
 
ここが昨日のメルマガでお伝えした
上から目線だとうまくいきません。
 
 
 
あくまでも、子どものすることを
選ぶのは子ども自身。
 
 
 
自分で決めたという満足感
得てもらいます。
 
 
 
人から指図されて行動するよりも
遥かに行動しやすくなるはずです。
 
 
 
レストランで、
あなたはこれを食べなさい、
と強要されるよりも
 
 
 
私、これ食べたいと、
自分で決めたほうが
満足度も高いですよね。
 
 
 
常に、物事の決定は子ども主体で
親は必要に応じて差し伸べるだけ
と判断します。
 
 
 
そこの境界線を超えて
親が誘導したりしてしまうと
過干渉になりますので、
 
 
 
本人が望んでいるかどうか
がポイントです。
 
 
 
どんな困難時においても
子どもの意思を尊重した上で
サポートすること。
 
 
 
子どもの意思を常に考えていけば
一般的に言われている
過保護の不安要素は
気にならなくなります。
 
 
 
子どもが主体であることを
常に考えていけば
本来、子どもは
自立したがっているので
 
 
 
子どものペースを
どれだけ待ってあげられるか
だけです。
 
 
 
過干渉ではなく、
過保護を通して
子どもの望みを叶えるという、
親の役目を喜んで応じていく
そんな関わり方をしていけば、
 
 
 
どんなに疎外感が強い子であっても
段々と素直になるはずですよ。
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