ゲーム・YouTubeをめぐる暴言や暴力、課金…トラブルだらけの毎日
今や生活に欠かせない存在となっている、ゲームやYouTube。
子どもたちが使用を始める時期もどんどん低年齢化しており、長時間の使用からさまざまな困りごとが起きています。
楽しくルールを守って遊べるなら歓迎ですが、そうはいかない現状。
のめり込むあまりに感情がヒートアップし、暴言・暴力や仲間外れのほか、親に内緒で課金、昼夜逆転などトラブルが増え続けています。
うちの子はいったいどうなっちゃうんだろう?
このままネット依存のまま大人になってしまうのでは…。
毎日の親子バトルに疲れ果て、子どもの将来に不安しかない、たくさんのお母さんたちのため息が聞こえてきます。
楽しいはずのクリスマスやお正月など冬休みのイベントも、どうせゲームやYouTube三昧…。
もらったプレゼントで課金するだの、休みだからと夜更かしやダラダラした過ごし方をするだの、これから起きるトラブルは目に見えている…。
そう考えると、冬休みに家族で過ごせる時間もなんだか憂鬱になってしまいそうです。
ゲームやYouTubeによるトラブルや困りごとはなぜ起こるのか?
子どもたちはなぜゲームやYouTubeに依存してしまうのでしょうか。
これは、夢中にさせてハマらせるというゲームの仕組みに要因があるのです。
ゲームの持つ、うまくいくかどうかわからない不確実性や、たまにうまくいくことで得られる報酬などがギャンブルの仕組みと非常によく似ています。
新しい依存症として正式に認定された『ゲーム障害』をご存じでしょうか。
ゲームやYouTubeに依存してしまうことで、やるべきことができなくなることをいいます。
これは、発達障害をもつ子どもであれば、より依存症に陥りやすいという傾向はあるものの、子どもの特性や性格の問題を超えているのです。
ゲームやYouTubeで遊んでいるときに、楽しさを感じると脳内にドーパミンというやる気ホルモンが分泌されます。
このドーパミンにより覚えた満足感をもう一度味わいたくて、子どもはやめたくてもやめられない中毒のような状態になります。
もはや楽しくて続けているというより、脳内のドーパミンによって動かされている状態といってもいいかもしれません。
子どもがだらしがない、切り替えができないと叱ることで解決できる問題ではないことがおわかりいただけたでしょうか。
反抗期の子どもとの親子バトル、新たな火種となる「課金」
言って聞かせることができる小さな子ならともかく、反抗期を迎えた子どもたちは、そう簡単にはいきません。
避けては通れない、この「ゲーム・YouTubeがきっかけの親子バトル」に、反抗期には課金をめぐる新たな問題が増加します。
そこでNew Mammy Academyでは、この冬休みにぜひ向き合っていただきたいと特集を組むことにしました。
お子さんと過ごす時間が増える年末年始。
クリスマスやお正月にもらったプレゼントのゲーム機やお年玉から、課金問題や生活リズムの乱れにつながってしまうというトラブルはどの家庭でも起こりえます。
この特集を、ゲームやYouTubeとの付き合い方を考えるきっかけにしていただければと思います。
新時代を生きる子どもたち!今までの常識も一掃するタイミング
ここで大切なのは、お母さん側の意識を変えることです。
やめられない子どもが悪いのではありません。
しつけの文化が根強い日本では、何とかして言うことをきかせなければという思いにお母さんたちがとらわれています。
お母さんが子どもを何とかするのではなく、子ども自身が自分はどうしたいのか考えて、自分で決める。
ゲームやYouTubeがないと不安!と依存するのではなく、子どもが自身の生活をよりよくするために積極的に活用する。
ゲームやYouTubeをやめる、やめない問題に限らず、自分で考え、決めて動けた!という成功体験を増やすことが、子どもを伸ばしていきます。
そんな力を身につけさせてあげたいと思いませんか?
無理と決めつけず取り入れてほしい、ぶっとんだ新常識
今までの考えを変えていかないといけないのは何となくわかった。
けど、じゃあ新常識っていったい何?
興味を持ってくださったお母さんに押さえていただきたいポイントは3つです。
◆やめられないのは、子どものせいではない
先ほどもお伝えしたように、やめさせないように夢中にさせる仕組みが、ゲームやYouTubeにあることをお母さんが知りましょう。
YouTubeの動画視聴を一度始めるとやめられないのは、お母さん自身も体験していることではないでしょうか。
◆子どもに共感し、気持ちを尊重した上でルールを話し合う
無理にやめさせようと、怒ったり取り上げたりすると、反発からますますゲームやYouTubeにのめり込むという本末転倒な結果に。
ガミガミをやめて、親子関係を安定させると、子どもがお母さんの声を聞こうとします。
何が一番問題なのかーーーゲームやYouTubeばかりに夢中で、やるべきことができなくなることではありませんか?
つまり切り替えをして、メリハリをつけることができればOKなのです。
そのために必要なルールを、親が押し付けるのではなく、子どもと一緒に考えて決めましょう。
◆お母さん自身が、ゲームやYouTubeを知り、仲良くなる
そんなの無理!というお母さんたちの声が聞こえてきそうですね。
ですが、あえてお伝えします!
ゲームやYouTubeへの先入観を思いきって外し、勉強やコミュニケーションとうまく絡ませてみませんか?
例えば、課金をいったん許すと歯止めがきかなくなるのではという声をよく聞きますが、課金はお金の使い方を学ぶ絶好の機会になります。
トラブルメーカーでしかないと、ただ子どもから遠ざけてしまうのは、もったいない!
どうせ使うならば、子どもの発達のためにフル活用しましょう。
ここでは、同じように反抗期の発達障害グレーゾーンの子育てに悩んできたママライターたちの記事をご紹介します。
全部を取り入れるのは難しくても、まずは1つ、できそうだなと思ったことを実践してみましょう。
日々の小さな変化を積み重ねていくことが、のちの大きな変化につながります。
親子ともにスモールステップで進んでいきましょう!
【特集内容】冬休みのゲーム・YouTube問題!ママだからできる反抗期からのゲーム課金・依存・トラブル対策
反抗期の子どもとの親子関係を安定させるヒントをたくさんご紹介しています
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