発達凸凹の子どもの状況がよくなればと、情報収集したり、専門家のアドバイス通り育児をしているのに上手くいかないことって多くありませんか?そんなママへ子どもの脳の発達を促し、子育てに幸せと喜びを感じられるようになるステキな働き方をご提案します。 |
【目次】
1.発達凸凹の子どもの脳の発達に「しつけ」は効かない!?
少しでも子どもの状況が変わればと、いろいろ試したものの
「なにをやっても上手くいかなくて…」
「専門家のアドバイス通りにしてるのに上手くいかない…」
と先が見えない不安を抱えているママもいらっしゃるのではないでしょうか?
なぜ上手くいかないのか、一緒に考えてみてください。
例えば、子どもの脳を発達させるために、ママの声かけを変えよう!
そう考えた時に、まず一番最初にやることは何か?
みなさん、わかりますか?
それは、親子の負のスパイラルを解消すること!です。
負のスパイラルとはコレ!
子どもが何か、やらかす「ママ〜!」
↓
ママが注意や助言をする「だから言ったのに!」
↓
子どもが反抗する「だって!うるさい!」
↓
ママがライオンに変身する「ガオ〜!!」
↓
そしてまた、子どもがやらかす…
こんな負のスパイラルになっていませんか?
こんなやりとりを繰り返すのは良くないと、そうわかっているのに…
なぜ、この負のスパイラルから抜け出せないのでしょうか?
実は、日本の子育てや教育は、躾(しつけ)という考え方がベースになっているので、お母さんは、「子どもが良くないことをしたら注意しなきゃいけない」というプレッシャーを抱えていることが多いんです。
だから、真面目で一生懸命なお母さんほど、この負のスパイラルに陥りやすい…
ところが、私の経験上、パステルキッズたちには躾は効果がありません。
怒れば怒るほど逆効果。最悪の場合は二次障害に発展する。
負のスパイラルを何周したって、子どもたちは変わらないのです。
ならば!
脳に効かない方法を捨てて、脳に効く方法を身につけたらいいんじゃない?
発コミュは、こんなシンプルな発想から生まれました!
うまくいかない方法ならやめてしまえばいい!
新しい方法を習えばいい!
せっかくのママの愛情が、逆効果な結果を生まないように、理にかなった方法を知ればいいだけなんです。
間違った方法を何度試しても結果は同じ。
新しい方法を知れば、結果は変わる。
2020年を振り返ってみて。我が子はどれだけ成長できただろう?
自分に新しい学びは必要ないだろうか?
ぜひ、考えてみてくださいね。
2.発達支援が上手く行かない理由
みなさんは、発達支援のプロと聞いて、どんなイメージを持ちますか?
私は、発達支援のプロとは、決して偉い先生とか、有名な人とか、資格を持った人だとは思いません。
私が思うプロとは、自分と会ってない時に相手の考動を変えられる人です!
どんなシゴトでも同じですが、脳を伸ばす発達のプロなら、相手の感情と考動に影響を与えられるかどうか?が最大のポイント。
なぜなら、毎日の行動が変わらないと脳は変わらないから。
週に1回、月に1回、どんなに良いトレーニングを受けても変化は小さいんです。
だから、本に載っているような正確な発達障害の知識が言える先生、見立てができるだけの先生には、目の前の子どもやママを変える力はありません。
自分と会ってないときの相手の考動が変わるかどうか?が全てなんです!
私が病院に勤めていた時の最大の悩みは、「先生と一緒ならできるのに、家に帰るとできません」と言われること。
これって根本的に、相手の人生に影響を与えてないんですよね。
今の学校での支援も、専門機関の療育も同じ。
先生と一緒なら上手にできる。だけど、家に帰ったらどうですか? 家での行動が、子どもの本当の姿です。
私は、発達障害の子どもと週1回会ったら、自分と会わない残り6日の過ごし方を変えられる人になりたかった。
この想いは、今のシゴトにもそのまま置き換えられています。
自分と会ってない時間にまで影響を与える人になるには?
どんな話をする?
どんな話し方をする?
そのために、どんな研究をする?
発コミュのトレーナーはそんなトレーニングを受けて、発達支援の新しい時代のプロとして誇りを持って仕事をしています。
偉い先生よりも、よっぽど、あなたのお子さんの現実や未来を変える力を持っています!
そんなトレーナーたちと手を繋ぎ、子どもをどこかに連れて行って発達支援するより、お家でやろう!
お母さんが専門家になるほど勉強すれば、多くの問題は解決しますよ。
わが子の脳の発達を促し、子育てに幸せと喜びを感じられるママがどんどん増えてほしいというのが私の願いです。
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執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)