コロナ禍2度目の夏休み直前!発達障害・グレーゾーンの子どもたちの夏休みの心配事ランキング発表~幼児から中学生までママの心配事は同じだった!?~

コロナ禍2度目の夏休みが間もなくスタートします。パステル総研では、夏休みを前に緊急アンケートを実施!発達障害・グレーゾーンの子どもたちのママたちが子どもの夏休みにどんな心配事を抱えているか調査しました。
 
 

【目次】

 
・調査期間:2021年7月5日~7月10日(6日間)
 
・回答者:パステル総研読者、Twitterフォロワー、メールマガジン読者、Nicotto!塾生、発達科学コミュニケーショントレーナー・リサーチャー 計177名
・調査方法:インターネット調査
 
 

1.アンケート結果発表~発達障害・グレーゾーンの子どもの夏休みの心配事ランキングTOP10~

 
 
まもなく1学期が終わり、夏休みがやってきます。
 
 
東京は緊急事態宣言が再発令され、大阪ではすでに第5波の兆しが見えるという報道もあります。今年の夏休みも新型コロナウイルスに大きく影響されそうですね。
 
 
このような状況で、発達障害・グレーゾーンの子どもを育てるお母さんたちは、子どもたちの夏休みについてどんな心配事を抱えているのでしょうか?
 
 
パステル総研でアンケートを実施したところ、幼児から中学生までのお子さんを持つ177名の方にご回答いただきました。
 
 

◆納得の1位!?夏休みの心配事ランキングTOP10

 
 
今年の夏休みについて、最も心配なことを1つお答えいただき、票が多かった順にランキングにしました。
 
 









 
 

◆第1位は「ゲーム・動画の視聴時間が長くなる」

 
 
26%の方が選択した「ゲーム・動画の視聴時間が長くなる」が1位になりました。
 
 
現代っ子と切っても切り離せないゲームやYouTube。自由な時間が多い夏休み、朝から晩までゲーム三昧・動画三昧になるのでは…と心配されている方が多いことが分かりました。
 
 
コロナ禍でおでかけや帰省を自粛され、おうちで過ごすとなると、ますます長時間の視聴が気になりますよね。
 
 

◆第2位は「夏休み明けの登校しぶりが心配」

 
 
第2位は15%の方が選択した「夏休み明けの登校しぶり」。なんと、夏休みが始まる前から夏休み明けの登校しぶりを心配されている方が多いことが分かりました。
 
 
お子さんが登校しぶりになると、お母さんも朝から疲弊します。
 
 
ずっと登校しぶりが続いていたり、最近になって登校しぶりが落ち着いたりしたお子さんは、夏休み明けに再び登校しぶりになるのではないか…という心配があるのかもしれません。
 
 

◆第3位は生活リズムが崩れることと、夏休みの宿題が進まないこと

 
 
第3位は生活リズムが崩れること・夏休みの宿題が進まないこと。どちらも10%の方が選択しました。
 
 
夏休みで学校がないと朝起きる時間が遅くなったり、ゲームや動画で夜更かししたり、あっという間に生活リズムが崩れて昼夜逆転の生活になりがち。
 
 
しかも今はコロナ禍でおうちにいる時間が長いことから、さらに生活リズムは崩れやすくなります。
 
 
また、夏休みと言えば宿題問題。たまりにたまった宿題を8月31日に一夜漬けで終わるということがないよう、計画的に進めていきたいもの。毎年計画を立てるものの、すぐに計画倒れになってしまうという方も多いのではないでしょうか?
 
 
夏休みの宿題はドリルやワークに加えて、自由研究や読書感想文、工作、ポスターなど多岐にわたり、お子さんの得意・不得意が反映されやすいです。
 
 
また、サポートするお母さんも、サポート方法が分からなかったり、どこまでサポートすればいいのか迷ったりしますよね。
 
 
夏休みの宿題については、さらにデータリサーチ調査を行い課題を明らかにしました。
 
 
 
 

◆コロナの影響も大!?ママの疲れやイライラ、お出かけの悩み

 
 
第5位は「ママの疲れやイライラ」、第6位は「コロナの影響でおでかけや帰省をどうするか悩む」でした。
 
 
お子さんと一緒にいる時間が増える、家事負担が増える、自分の時間が取れないなど、夏休みはママの疲れやイライラを増大させる要素が盛りだくさんです。
 
 
そんなときは、お子さんと一緒だったとしても、家に閉じこもらずにおでかけしてリフレッシュしたり、ご実家でゆっくりしたりしたいもの。
 
 
コロナの影響でおでかけするかどうか・帰省するかどうかの判断は死活問題!という方も多いのではないでしょうか。
 
 

◆その他のご意見

 
 
TOP10は上記のようになりましたが、次のようなご意見もいただきましたのでご紹介します。
 
 
・学童に行きたがらない
・学童トラブルが心配
 
 
ワーキングマザーの方にとって、夏休みの学童は死活問題。学童に行ってくれない・学童でトラブルを起こすとなると、お母さんのお仕事にも影響大です。
 
 
・友達と遊ぶ約束をしてくるかどうか
・夏休み明けの学校での対人関係が心配
 
 
夏休みに遊ぼう!とお子さん同士で約束して遊んでくれると、学校での友達関係もひとまずうまくいっていると安心ですよね。誰も誘えない・誰からも誘ってもらえないとなると、夏休み明けの友達関係もさらに心配になってしまいますね。
 
 
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2.学年別データに注目!幼児から中学生までママの心配事は同じ!?

 
 
続いて、年齢や学年によって心配事に違いはあるのか分析しました。
 
 

◆幼児の心配事

 
 
年少さん・年中さん(回答者10名)と、小学校入学を控える年長さん(回答者12名)で心配事に違いはあるのか分析しました。
 
 
 
 
 
年少さん・年中さんの場合、「ママのイライラ・疲れ」「家事負担が増える」が上位にランクイン。低年齢でお母さんのお世話の手が必要な場合が多く、ママのストレス増加に直結する結果となりました。
 
 
一方で年長さんは「ゲームや動画の視聴時間が長くなる」がトップにランクイン。33%の方が選択しました。
 
 
今は子育てする上でゲームや動画を何歳から解禁するか、スマホを何歳から持たせるかなど多くの悩みがあります。すでに年長さんからママたちの心配が顕在化していることが分かりました。
 
 
また、「登校しぶり」「きょうだいげんか」など、いずれも子どもが意思を主張できるようになっていることに起因した心配事がランクインしました。
 
 

◆小学校低学年の心配事

 
 
次に、小学校1年生(回答者29名)・2年生(回答者25名)の心配事を見ていきます。
 
 
 
 
 
 
1年生は「夏休み明けの登校しぶりが心配」がトップになり、28%の方が選択しました。
 
 
パステル総研が4月に実施したアンケート調査を再分析したところ、1年生の44%が登校しぶり状態にあったことが分かりました。
 
 
まだまだ登校しぶりが続いていたり、ようやく慣れたところで夏休みに突入したりする子もいそうですね。
 
 
小学2年生になると、再び「ゲームやスマホの視聴時間が長くなる」がトップとなり、28%の方が選択しました。
 
 
選択した方は、小学1年生で21%、小学2年生で28%と、学年を追うごとに増加傾向がみられました。
 
 

◆小学校中学年の心配事

 
 
続いて、小学校3年生(回答者33名)・4年生(回答者17名)を見てみましょう。
 
 
 
 
 
小学校3年生、4年生ともに「ゲームや動画の視聴時間が長くなる」がトップになりました。
 
 
「ゲームや動画の視聴時間が長くなる」がトップにランクインした学年はとても多いのですが、特に小学3年生では回答者の50%が選択しており、最も選択率が高い結果となりました。
 
 

◆小学校高学年の場合

 
 
次に、小学校5年生(回答者18名)、6年生(回答者10名)を見ていきます。
 
 
 
 
 
小学5年生、6年生ともに「ゲームや動画の視聴時間が長くなる」を選択した方が最も多い結果となりました。
 
 
小学3年生の50%には及ばないものの、5年生・6年生ともに40%と選択された方が非常に多かったです。
 
 
また6年生になると心配事が多様化するのか、票が割れる結果となりました。
 
 

◆中学生の場合

 
 
最後に中学生(回答者21名)の心配事を見ていきましょう。
 
 
 
 
 
1位は29%の方が選択した「夏休み明けの登校しぶりが心配」となり、選択したのはすべて中学1年生のお子さんを持つ方でした。
 
 
小学校と大きく環境が異なる中学校になかなか馴染めない子がいるのかもしれません。
 
 
一方、「ゲームや動画の視聴時間が長くなる」は2位となりました。
 
 
選択した方も24%と、小学校高学年の40%と比べると減少していることが分かりました。
 
 
毎年度内閣府が実施している、「青少年のインターネット利用環境実態調査」の令和元年度の調査によると、子どもが自分専用のスマホを所持している割合は小学生で40.1%、中学生で81.8%なのだそうです。
 
 
中学生はほとんどの子が自分専用のスマホを持ち歩いていることから、「心配だけど、ある程度任せるしかない」という状況なのかもしれません。
 
 
一方、小学生は親のスマホを使っていることから使用状況を常に把握できたり、「いつスマホを持たせるか問題」に頭を悩ませたりすることで心配事として大きくなりやすいのかもしれません。
 
 

◆まとめ

 
 
学年別で分析したところ、幼稚園年長さんから中学生まで、心配事の1位もしくは2位に「ゲーム・動画の時間が長くなる」がランクインする結果となりました。
 
 
特に小学2年生から6年生までの学年では心配事のトップにランクインしており、小学生とゲーム・動画との付き合い方に悩まれている方がたくさんいらっしゃることが分かりました。
 
 
逆を言うと、ゲーム・動画との適切な付き合い方がマスターできたとしたら、夏休みの心配事は一気に減ると言えますね。
 
 
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3.夏休みの心配事をパステル総研のオススメ記事ですっきり解決!

 
 
アンケート結果に基づく夏休みの心配事をランキング形式でご紹介してきました。夏休みを前に、少しでも課題を解決しておいていただきたい!という想いから、それぞれの心配事を解決できる記事や小冊子をご紹介します。
 
 

◆ゲームや動画の視聴時間が長くなる

 
 
TBSラジオで反響をいただいた、ゲームとの付き合い方を小冊子にまとめました。
 
 
 

◆夏休み明けの登校しぶりが心配

 
 
2021年上半期ランキング3位!登校させるか休ませるか、登校しぶりの究極の問題にママたちがどう対応しているか調査しました。
 
 
 
 
※夏休み明けの登校しぶりを専門にした小冊子を現在準備中です!
 
 

◆生活リズムが崩れる 

 
 
生活リズムを崩さないための1日の過ごし方の工夫や「生活表」の活用について解説しました。
 
 
 
 

◆夏休みの宿題が進まない

 
 
夏休み前に必ず立てる「計画」に着目!パステルキッズにオススメの計画の立て方について解説しました。
 
 
 
 

◆ママの疲れやイライラ 

 
 
夏休みにイライラ・ガミガミママにならない!ストレスを手放す方法について解説しました。
 
 
 
 

◆家事負担が増える 

 
 
家事がしんどいなら子どもに手伝ってもらおう!実は、お手伝いは生活自立も発達も加速させる要素万歳なんです!
 
 
 
 

◆宿題以外も勉強させたいのに進まない

 
 
勉強嫌いな子にこそオススメ!夏休みだからこそ試してほしい、遊びが勉強になる方法について具体的に解説します。
 
 
 
 

◆きょうだいげんかが増える

 
 
きょうだいげんかが落ち着くママの対応があります!家族一緒に楽しく過ごせる夏休みにするポイントをまとめました。
 
 
 
 
ほとんどの回答者の方が心配事をあげてくださった中で、第10位に「心配なことは特にない」がランクインしました。
 
 
夏休みなんて来なくていい!と思っている方。長期休みは定期的にやってきます。1つ1つの課題を解決して、ぜひ次の冬休みには「心配なことは特になです」という方たちの仲間入りをしませんか?
 
 
 
 
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夏休みの心配事にもランクインしているように、ママが疲れたりイライラしたりしてしまいやすい夏休み。ママがおうちで発達支援しようとしても、ママの心が整っていなかったらどうでしょうか。
 
 
・どうしてもできないところに目がついてしまったり、
 
・笑顔になれなくて、子どもがさらにいうことを聞いてくれなかったり、
 
そしてさらにイライラしたり、ストレスをためてしまったりしますよね。これでは、発達支援どころではありません。
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
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