■特集内容:【すきま時間で簡単にできる運動から外遊びまでをご紹介】
特集では、発達科学コミュニケーショントレーナー・リサーチャーが実践した選りすぐり10選をあげました。
内5選は、普段はニコッと会員限定を期間限定で公開します!「道具不要!発達障害グレーゾーンのおうちでできる運動遊び3選〜お⼦さんを抱っこした状態で⼿を放す抱っこキープ〜」「発達障害・グレーゾーンの⼦どもをぐんぐん伸ばす!ダンスタイムのススメ」など。
URL< https://desc-lab.com/?pr1030 >
■背景【運動と脳の関係】
運動は体と⼼の調⼦を整えるだけでなく、記憶系の海⾺も活発になり、認知⾯とも⼤きく関係するなど脳への影響も絶⼤です。運動不⾜は、運動機能や⼼への影響だけでなく、脳の発達という⻑期の視点からも影響が重⼤です。
⼦どもの発達障害専⾨サイトの「パステル総研」を監修する脳科学をベースにした発達障害の発達⽀援が専⾨の吉野加容⼦による解説とコメントをご紹介します。ご参考になさってください。
「習慣的に運動することは、健康な体づくりだけでなく脳全体の発達のために⼤変重要です。運動をつかさどる脳のエリアは脳の中⼼を貫くように位置しており、運動することで脳全体が活性化します。
⻑年運動が認知機能をアップさせる研究が進められてきましたが、今年の7⽉に発表された国際共同研究では、毎⽇60〜90分運動することで認知機能にプラスの効果があり、認知機能が低い⼦ほど効果が⼤きいことが証明されました。※Baseline Cognitive Performance Moderates the Effects of Physical Activity on Executive Functions in Children
また、WHOは5-17歳の⼦どもが毎⽇60分の中強度の運動に取り組むことを推奨しています。認知機能を⾼めるためにも、健康な体を作るためにも、毎⽇1時間しっかり運動することがポイントです。
運動系の習い事を始めることもおすすめですが、まずは毎⽇の活動量を上げることから始めましょう。お⺟さんと楽しい雰囲気の中で体を動かす習慣を作っていくのがいいですね。」
運動不⾜に関しましては、⽇本臨床整形外科学会が、7⽉下旬から8⽉中旬にかけて、医療機関を訪れた1万2千⼈あまりにコロナによる外出⾃粛の影響を調査し、⼩・中・⾼校⽣817⼈が回答したアンケート結果を参考しました。
「⾃粛中の運動割合は、5.4%減少しており、「体⼒がなくなった」と回答したのは、⼩学⽣で35.3%、中学⽣で44.1%、⾼校⽣で55.1%に上りました。また体重の増加36.9%37.4%,34.9%、気⼒がなくなった11.4%、19.6%、24.3%」と報告されています。
データご協⼒
⽇本臨床整形外科学会
⼆階堂元重医師
また、スポーツ庁もコロナ休校を期に、簡単にできる運動サイトを紹介しています。様々な例が載っているのでご家庭、お⼦さんに合ったものを取り⼊れ、脳の運動不⾜の解消に役⽴ててください↓こちらをクリック
■吉野加容⼦プロフィール
雄⼤な⾃然の離島、島根県隠岐郡出⾝。
慶応⼤学⼤学院(博⼠課程修了)卒業後、企業の脳科学研究、医療機関での発達⽀援に従事。
15年間、発達に悩む親⼦へのカウンセリング、発達⽀援を⾏ってきた実績から得た「家庭で365⽇の発達⽀援が1番!」という考えのもと、脳科学、教育学、⼼理学のメソッドを合わせた独⾃の発達⽀援プログラム「発達科学コミュニケーション」を確⽴。⾃⾝が医療過疎の地域で育った経験から、すべての⼦どもに発達⽀援を届けたい!という想いで始めたオンラインを活⽤した発達相談や講座は⽇本全国・海外から利⽤されています。
⼦どもの発達を加速する「発達科学ラボ」にて、発達障害&グレーゾーンの⼦どもを伸ばす接し⽅をお⺟さんに伝え、お⺟さんを我が⼦の最強の発達⽀援のスペシャリストに育てる活動を⾏う。
また、孤育てになりやすい発達障害の⼦のお⺟さんのための⽀援にいち早く取り組み、コミュニティ運営から、⼦育て経験を⽣かした発達のシゴトでの起業もプロデュースする。独⽴起業に成功した⾨下⽣は多数。