子どものためを思ってつい言ってしまう、
余計な一言がきっかけで
親子バトルを繰り返している人に
今の私だから伝えられる、お話です。
それは誰の問題ですか?
日常生活のあらゆる事柄で、
どこまでが自分の問題で
どこからかが他者(子ども)の問題なのか
冷静に線引きをすることが何よりも大事です。
親子バトルが繰り広げられ
心身ボロボロになっている人は
その問題が誰の問題なのか
ごちゃごちゃになっている状態です。
ママたちが悩む
子どもの問題で多いのが
・時間になっても行動しない
・勉強・宿題しない
・ゲーム・動画やめない
・きょうだい喧嘩
です。
これらの悩みが解決すると
ママは表面上は落ち着きます。
ですが、これらの問題は
ただ単に
時間通りに行動すればOK
勉強すればOK
ゲームや動画をさっときりあげたらOK
きょうだい喧嘩がおわればOK
きょうだい喧嘩がおわればOK
なのでしょうか?
親が子どもにする対応によっては、
親子の関係をドロドロにし、
自分の人生を生きられない
苦しさが潜んでいることを
忘れないで欲しいのです。
自分で決めるのか人に決められるのか
人がストレスを感じる時。
それは
自分の思い通りにならない時です。
それは大人も子どもも同じです。
以前の私は
食べるものも
何かをするのも
全て家族のご機嫌を伺う。
それが普通だと思っていました。
それで家族が喜ぶのだったら
それが幸せだとさえ感じていました。
ですが、そこには自分がないのです。
だからいつも何か物足りない。
決してご機嫌な状態だとは言えないのです。
それは、まさに
周りの人に
支配されているようなもの。
子育てがうまくいかない人が陥る
典型的なパターンです。
ですが、どん底の渦中にいた私は
そのことに
全く気づいていませんでした。
子どものためを思って
毎日奮闘している自分に
酔いしれていたのかもしれません。
思い通りにはいかないことばかり。
全く子どものために動いても、
報われないのです。
だからいつも不機嫌でした。
こんな状態から抜け出す方法は
私はたった一つしかないと
思っています。
決断です。
正確にいうと
自分で決断することです。
自分の不満な人生から抜け出すことを
他人に委ねるのではなく
自分で決める。
自分がどうしたいか。
それが大事なのです。
私は子どもが暴れている状態を
なんとかしたくて
何十冊もの本を読み、
いろんな講座を学び、
誰に相談をしても
変わらなかった状態から抜け出すために
誰かに頼るのはやめて
自分が変わる決断をしました。
自分ひとりで決断をしました。
もし、誰かに何かを言われても
やるんだと決めたのです。
なぜなら
周りの人に決められた人生は
うまくいかなかったときに
周りの人のせいにしてしまうから。
いくら子どものいるママであっても、
たった一度しかない、自分の人生だから
自分で決めよう。
自分が後悔しない生き方をしよう。
私は子どもの問題からは
一歩身を引いて、
自分の問題に取り組むことに
したんです。
そこから
子どもが少しずつ少しづつ
変わり始めていきました。
他人軸だった私は
人の顔色を伺いながら
自分を押し殺していることすら
気づかずそれが普通と思っている。
家族に振り回され
遠慮をし、
それなのにうまくいかないことを
家族のせいにする
そんな生き方をしていました。
結局は
自分で決断することから
逃げていただけだったのです。
人生の幸福度を決めるのは自分で選択できるかどうか
子どもも大人も
自分のことは自分で決めるか
それとも言いなりになるのかで、
人生の幸福度は大きく
変わってくると思うのです。
子育てが根本的に良くならない、
解決しない人は
知識はあるけれど
ここがすっかりと抜け落ちています。
私が関わりすぎない子育て
が大事だとお伝えしている理由は
子どもの問題を解決するのは
ママのスタンスの問題であって
子どもは悪くないことと、
ママが子どもの問題に
振り回されて
苦しんでいるところから
早く抜け出して
自分の人生を歩んで欲しいからです。
勇気は一瞬、後悔は一生。
自分の人生は自分でコントロール
しませんか?
もう人のせいにしたくない、
自分で納得のいく人生に
しませんか?
その姿をお子さんに見せることが
子どもにも大きな影響を
与えるはずです。
あれこれ、言葉で言うよりも
日々の関わりや態度で示した方が、
説得力があると思います。
子どもが自分で気づくと
思います。
お母さんが
堂々と生きている姿を見せる。
それが何よりも子どもの人生に
良い影響を与えることになると
私は信じています。
たった一度の人生
子育てでどん底状態で疲れる毎日なのか、
子育てをバネに充実したものにするか
選択するのはあなた次第です。
選択するのはあなた次第です。