わかっていても、やめられない「余計な一言」 小冊子を読んだママたちが気づいたこと

「言いすぎない方がいい」

「見守った方がいい」

「子どもを信じた方がいい」

 

 

そんなことは、もう、わかっている。

 

 

それなのに、

「宿題やった?」

「いつやるの?」

「早くして」

「ゲーム、いつまでやるの?」

 

 

気づけば今日も、同じことを言っている。

 

 

言ったあとに、

「また言っちゃった……」

と後悔する。

 

 

それでも、

子どもが動いていないのを見ると、

また言いたくなる。

 

 

なぜ、

わかっているのに

やめられないのでしょうか。

 

 

子どもの行動を見て不安になる

↓

何とかしなければと思う

↓

先回りして声をかける

↓

子どもが反発する

↓

もっと不安になる

 

 

気づけば、この繰り返しです。

 

 

小冊子

『反抗期をこじらせるお母さんの余計な一言』

を読んだお母さんたちから届いた

感想を見ていると、

 

 

なぜ、この繰り返しから

抜けられなくなってしまうのか。

 

 

その理由につながる気づきが、

いくつもありました。

 

 

子どものためにしていたはずなのに、

なぜ、言えば言うほど

親子の関係は苦しくなってしまうのか。

 

 

お母さんたちの声から、

一つずつ見ていきたいと思います。

 

 

「正さなければと必死で、逆効果だったことに気づきました」

 

「あれしなさい」

「これしなさい」

「なんでやらないの?」

 

 

そんな言葉を繰り返していたという

お母さん。

 

 

小冊子を読んで、

 

「正さなければと必死で、逆効果だったことに気づきました」

 

と書いてくださいました。

 

 

そして、

どんな親子関係になりたいかを

聞いてみると、

「笑って話せる時間がほしい」

という答えでした。

 

 

子どもを

責めたかったわけでは

ないんですよね。

 

 

宿題をやらない。

ゲームをやめない。

朝、時間通りに動かない。

 

 

そんな姿を見るたびに、

「このままで大丈夫?」

「将来、困らない?」

と心配になる。

 

 

だから、

ちゃんとさせなきゃ。

正さなきゃ。

教えなきゃ。

と、言葉が増えていく。

 

 

けれど、

お母さんが「正しいこと」を言えば言うほど、

子どもは反発する。

無視する。

何も話さなくなる。

 

 

すると、

もっと心配になって、

また言ってしまう。

 

 

余計な一言をやめられないのは、

お母さんが子どものことを

どうでもいいと思っているからでは

ありません。

 

 

むしろ、心配だからこそ、

やめられなくなっていることが

あるんです。

 

「先回りして出していた指示が、息子には攻撃にとられていました」

 

別のお母さんからは、

こんな気づきが届きました。

 

 

「先回りして、指示をだしているが、すべて息子にとって攻撃にとられている」

 

そして、

 

「子供をとにかく変えようとしていた」

と振り返っています。

 

 

このお母さんが望んでいたのは、

「穏やかに話ができる。お互いに尊重できる」

そんな親子関係でした。

 

 

先回りするのも、

困らせたいからではありません。

 

 

忘れ物をしたら困る。

遅刻したら困る。

宿題を忘れたら困る。

 

 

だから、

「持った?」

「やった?」

「時間大丈夫?」

と確認する。

 

 

お母さんからすると、

子どもが困らないための声かけです。

 

 

ところが、

何度も確認される子どもの側からすると、

「信用されていない」

「またダメだと言われた」

と受け取ることもあります。

 

 

良かれと思っていた声かけが、

いつの間にか親子バトルの入口になっていく。

 

 

ここに、

余計な一言がやめられなくなる

理由の一つがあります。

 

 

「自分が安心したかったのかと思います」

 

あるお母さんは、

「余計な一言が出る」

「説教が増える」

「子どもが心を閉ざす」

そんな悪循環に
気づいていました。

 

 

子どもが困らないようにと

先回りして注意していた。

 

 

けれど、
小冊子を読んで、

 

 

「子どもが困らないようにと常に思っていたけど、

自分が安心したかった、信用していないと思われていたのかと思います」

 

と振り返っています。

 

 

そして、

子どもが自分の気持ちを
話してくれる関係になりたい、

と書いてくださいました。

 

 

 

この小冊子で

私が一番伝えたかったことの

一つでもあります。

 

 

子どもが困らないように。

失敗しないように。

将来困らないように。

 

 

そう思って

声をかけているつもりでも、

その奥に、

「失敗されたら不安」

「このままだったら怖い」

「ちゃんとしてくれたら安心」

 

 

という、
お母さん自身の不安が

隠れていることがあります。

 

 

だから、

余計な一言を

我慢してやめようとしても、

また言いたくなる。

 

 

言葉だけを止めようとしても、

その言葉を生み出している

「不安」は残っているからです。

 

 

「私の『こうあるべき』で、子どもを変えようとしていました」

 

「〇〇したの?」

「いつやるの?」

「〇〇しなさいよ」

 

 

よくそんな言葉を
かけていたというお母さん。

 

 

小冊子を読んで、

 

「私のこうあるべき、こうなってほしいという思いで声をかけていた」

「子供を変えようと思っていました」

 

と気づかれました。

 

 

そして、なりたい親子関係は、

「私の顔色をうかがうことなく、

なんでも話せる親子」

でした。

 

 

 

「こうあるべき」が

悪いわけではありません。

 

 

時間は守った方がいい。

宿題はやった方がいい。

生活リズムは整っていた方がいい。

 

 

親だからこそ、教えたいことはあります。

 

 

けれど、

「正しいことを教える」ことと、

「今、この子の脳にその言葉が届く」ことは、

同じではありません。

 

 

だから、

何を言えば子どもが動くのかを探す前に、

今、この子は言葉を受け取れる状態なのか。

 

 

私は何を不安に思って、

この一言を言おうとしているのか。

 

 

そこを見ることから始めてほしいんです。

 

 

本当に欲しかったのは「言うことを聞く子」ではありませんでした

 

今回、たくさんの感想を読んでいて、

とても印象に残ったことがあります。

 

 

お母さんたちに、

「どんな親子関係になれたら嬉しいですか?」

と聞くと、

 

 

返ってきたのは、

「笑って話せる時間がほしい」

「穏やかに話ができる。お互いに尊重できる」

「なんでも話せる親子になりたい」

「笑って普通に会話できるようになりたい」

という言葉でした。

 

 

 

お母さんたちが書いてくださったのは、

「私が言ったら、すぐ動く子になってほしい」

ではありませんでした。

 

 

本当に欲しかったのは、

宿題をすぐやることでも、

ゲームを時間通りにやめることでもなく、

 

 

その先にある、

普通に話せること。

笑い合えること。

困ったときに話してもらえること。

お互いに安心していられること。

だったのではないでしょうか。

 

 

それなのに、

その関係を守りたくて

言っていたはずの言葉が、

 

 

いつの間にか、

その関係を遠ざける

「余計な一言」に

なってしまうことがあります。

 

 

だから「余計な一言をやめよう」では終わらせません

 

「もう言わない」

「口を出さない」

「見守ろう」

 

 

そう決めても、

子どもが動かなければ、
また不安になります。

 

 

だから私は、

余計な一言を

ただ我慢してやめることを

ゴールにはしていません。

 

 

なぜ、言いたくなるのか。

 

 

なぜ、言えば言うほど

届かなくなっていくのか。

 

 

子どもを変えようとする前に、

どこを見ればいいのか。

 

 

そこから

関わる順番を

変えていくことが大切です。

 

 

もし今、

「言わない方がいいのはわかっている」

「何度もやめようとした」

「それなのに、また言ってしまう」

と思っているなら、

 

 

あなたの意志が弱いからではありません。

 

 

その一言を言いたくなる理由を、

まだ見つけていないだけかもしれません。

 

 

まずは、

「私は、何をそんなに心配しているんだろう?」

そこから見つけてみませんか。

 

 

『反抗期をこじらせるお母さんの余計な一言』

では、

 

 

言葉だけを変えるのではなく、

親子のやりとりがなぜこじれていくのか、

 

 

そして、

どこから関わる順番を変えていくのかを

お伝えしています。

 

 

読み終わったとき、

「子どもをどうにかしなきゃ」

から、

「私が見るところは、ここだったのかもしれない」

 

 

そんなふうに、

今までとは少し違うところから

親子の関係を見られる一冊です。

 

 

余計な一言をやめることが、

最初のゴールではありません。

 

 

その一言を言わずにはいられないほど、

私は何を心配していたんだろう?

 

 

そこに気づくと、

子どもを見る目が少しずつ変わっていきます。

 

 

そして最後に、

あなた自身にも聞いてみてください。

本当は、どんな親子になりたいですか?

 

 

▼余計な口出しがやめられないあなたへ

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