すぐキレる子、本当に変われるの?
すぐキレる。
何度言っても動かない。
ゲームばかりで、学校にも行かない。
そんな毎日が続くと、
「このまま大人になったらどうしよう」
と、不安になりますよね。
私もかつて、
我が子の将来が
心配でたまりませんでした。
けれど、
子どもの発達や脳の仕組みを
学んで気づいたことがあります。
それは、
子どもが成長していないのではなく、
私が小さな成長を
見つけられていなかったことも
あったということです。
実は、子どもの成長は
学校に行く、勉強する、
暴言がなくなるといった
大きな変化だけではありません。
では、
何を見れば
我が子の成長に気づけるのでしょうか?
今日は、そのサインの見つけ方をお話しします。
子どもの成長を見落としてしまう理由
毎日、我が子を見ているのに、
どうして成長に
気づけなくなるのでしょうか?
それは、
お母さんがちゃんと
見ていないからではありません。
例えば、こちらの図を見てください。

どこに目が行きましたか?
私たちは、
できているところよりも、
欠けているところや気になるところに
目が向きやすいものです。
特に、子どものこととなれば、
またキレた。
今日も学校に行かなかった。
ゲームをやめなかった。
約束を守らなかった。
心配なことが続くほど、
「まだできていないこと」が
目に入ってきます。
私も以前はそうでした。
けれど、
子どものできていないところだけを
見続けていると、
昨日とは違う小さな変化まで
見落としてしまうことがあるんです。
例えば、
以前より少し早く気持ちを落ち着けられた。
言われなくても自分から動いた。
ほんの小さなことでも、
そこには成長の芽があるかもしれません。
大きな変化が見えないからといって、
何も育っていないとは限らないんです。
では、すぐキレる子の成長は、
どんなところに表れるのでしょうか?
すぐキレる子の成長のサインは、こんなところにある
例えば、
以前は、
一度キレると怒鳴り続けていた子が、
自分から部屋に戻って
気持ちを落ち着けようとした。
以前は、
「うるせえ!」「黙れ!」
としか言わなかった子が、
「今は話したくない」
と、自分の気持ちを言葉で伝えられた。
以前は、
何度言われても動かなかった子が、
自分で決めたことを一つやってみた。

いかがでしょうか?
まだ暴言は出るし、
学校にも行っていない。
ゲームばかりの日もある。
それでも、
怒り方が少し変わった。
自分の気持ちを言葉にできた。
自分から行動した。
そんな小さな違いにも、
成長のサインが隠れていることが
あるんです。
もちろん、
毎日右肩上がりに
変わるわけではありません。
昨日できたことが、
今日はできない日もあります。
だからこそ、
一日だけの結果ではなく、
以前と比べて
どんな変化が起きているのか。
そこを見ていきたいんです。
小さな変化を見つけることは、
無理やり褒めることでも、
問題を見逃すことでもありません。
今の我が子を、
以前とは違う目で見られるようになること。
そんな経験が積み重なると、
「この子、本当に大丈夫?」
という不安の中にも、
「この子なりに成長しているのかもしれない」
と思える根拠が少しずつ増えていくんです。
成長のサインが見えると、子どもとの関わり方も変わる
以前の私は、
「本当に大丈夫?」
「まだやらないの?」
「いつになったらできるの?」
心配になるたびに、
子どもに確認していました。
けれど、
小さな成長が見えるようになると、
「この子なりに考えているんだな」
「前よりできるようになったこともあるな」
そう思えることが
少しずつ増えていきました。
すると不思議なことに、
何度も確認したり、
先回りして口を出したりすることが
減っていったんです。
以前は不安で待てなかった場面でも、
子どもに任せられることが
増えていきました。
そして、
「あなたなら大丈夫」
という言葉も、
自分に言い聞かせるためではなく、
我が子の成長を見てきたからこそ、
心から伝えられる言葉に
変わっていきました。
子どもは、
言葉だけを受け取っているわけでは
ありません。
お母さんの表情や声、
普段の関わり方からも、
気持ちを感じ取っています。
小さな成長に気づくことは、
子どもの見方だけでなく、
お母さん自身の関わり方を
変えていくきっかけにもなるんです。
けれど、ここで一つ、
大切なことがあります。
子どもを信じることと、
何もせず待つことは違う
ということです。
信じることは、何もしないことではない
では、子どもの成長する力を信じたら、
あとは何も言わずに
待っていればいいのでしょうか?
私は、そうは思いません。
大切なのは、
今、この子には何が必要なのか
を考えることです。
自分で考えようとしているなら、
その時間を大切にする。
一人では難しく、
困っているなら助ける。
人を傷つけたり、
危険な行動をしているなら、
安全を守るために止める。
信じることは、
放っておくことではありません。
子どもの状態を見て、
必要な関わり方を選ぶことです。
以前の私は、
子どもが困らないように、
失敗しないように、
何でも先回りしていました。
けれど、
私が全部決めてしまえば、
子どもが自分で考え、
選び、行動する機会まで
奪ってしまうことがあります。
だからこそ、
子どもが自分でできることは
返していく。
必要なときには助ける。
危険なときには止める。
そうやって、
「自分で考えた」
「自分で選んだ」
「自分でできた」
という経験を一つずつ増やしていく。
それが、私が考える
子どもの成長する力を信じる
ということです。
ここまで読んで、
「うちの子にも、見落としていた成長が
あるかもしれない」
そう感じていただけたでしょうか。
けれど、実際に
子どもがキレたとき、
今は待つ?
助ける?
それとも止める?
迷うこともありますよね。
何を言ってもケンカになる。
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