中学生息子の横柄な態度や暴言にイライラの私は、正論攻撃!
思春期、中学生の息子は、いつもイライラしがちです。 横柄な態度で命令してきたり、暴言を吐いてきたりします。
先日、息子はベッドに寝っ転がったまま、部屋に洗濯物を持って行った私に
「机の上のパッドの電源を切って」と言います。
「どこをどうすればいいの?」と聞くと
「そんなこともわからないのか。知能が低いな」と携帯を見ながら言います。
「はー?」というような理不尽なことを平然と言ってくるのです。
私はその言葉や態度を受けて、イライラして黙っていられなくなってしまいます。
そして正論を返してしまうのです。
「何なの?その態度!お願いするのにそんな言い方はないでしょう。」
その結果、息子は何倍もの屁理屈の暴言を返してきて、私も応戦してしまうという、不毛なバトルが起こるのです。
そんな悪循環がしょっちゅう起こっていました。
屁理屈の応戦で最悪状態に。
何でこの子はこんなひどいことばかり言うんだろう。
親とも思っていないのか!
もう本当にやめてほしい!
そんな気持ちばかり沸き起こりました。
私は疲弊し、悲しい気持ちになっていました。
正論を言えば言うほど、屁理屈が返ってきて消耗して、がっくり疲れて何も手につかないほど気持ちが追い詰められます。
息子は物に当たって、壁を蹴ったり、観葉植物を投げて床を土だらけにしたりします。
気持ちが収まらず、さらに何やら憎たらしい言葉を吐いているようです。
お互いに最悪な状態になっていきました。
正しいことをちゃんとわかってほしいのに・・・。
状態が悪いときは付き合わない、かかわらない、いい時だけ関わるを徹底してやってみました。
もうこんな状態を続けるのは嫌だ。
正論なんて思春期の子に通用しない!
以前発達科学コミュニケーションで教えてもらった、
「できているところしか見なくていい。できていないところを見ているうちは、子どもはかわらない。状態が悪いときは付き合わない、かかわらない、いい時だけ関わるを徹底してやってみる」
もうこれしかない。
発コミュがぜんぜん徹底されていないんだ私、と少し落ち込んだ気持ちになりましたが、やるしかないと腹をくくりました。
息子にやるべきことはこれ。日々実行。
息子にやるべきことは、これだ!とわかったので、とにかくやることにしました。
やると決めても、息子の暴言は毎日、1日に何度も起こります。
その都度、気持ちを強く持って 「ほーら来た来た。私はかかわらないんだ、暴言はスルーするんだ!」と唱えます。
うまくいく時もあれば、失敗してしまう時もありますが、日々実行するのみです。
だんだん、クヨクヨしなくなりました。
時には「あれ、もう暴言終わり?屁理屈なし?」なんてこともあります。
そして、私は私のことに目を向け、息子に振り回されないようにしようと思うことにしました。
対応を続けると、気持ちの切り替えが早くなり楽になります。
イライラして正論をいくらぶつけても、荒れている子どもには効果がないということは身をもってわかりました。
状態が悪いときは付き合わない、かかわらない、いい時だけ関わるを徹底していくこと。
それができるようになってくると、対応に悩まなくなるので、ママの気持ちは楽になります。
その後、子どもが気持ちの切り替えができたら、また普通に話せばいいのです。
この対応を続けていると、暴言がゼロにはなっていなくても、子どもの気持ちの切り替えが早くなりました。
ずっとイライラをひきずって文句を言い続けなくなりました。
切り替えが早くなったから、私もずっとモヤモヤ、イライラしていなくてよくなるのです。
さっき私が暴言スルーしたばっかりなのに、
「今日の夕飯何ー?」って息子が聞いてきます。
「あなたの好きな唐揚げだよ」って答えたらもう終わりにできます。
私の気持ちの切り替えも完了です。
執筆者:高橋 花ずえ
(New Mammyアンバサダー★)
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